2024年1月28日(日)Krush、配信

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目次

第8試合 Krushフライ級(51kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R) 悠斗(HUNGRY GYM/王者、WMC日本ライトフライ級(49kg)王者、元ボクシング日本同級王者) 大夢(だいな)(WIZARDキックボクシングジム/挑戦者)

大夢2RKO勝ち。新王者に。

試合は、予想以上のワンサイド。大柄な大夢は、蹴りがいいだけではなく長い左ジャブでも差し合いを制す。初回、右カーフが効いていた悠斗は左インローに1ダウン。2R、大夢の左三日月に丸まり2ダウン目にてストップへ。大夢のアップテンポなボクシングの殺傷能力の高さに感心した。

この試合にて、21歳の大夢は、14戦11勝(6KO)3敗となり。30歳の悠斗は、40戦22勝(11KO)14敗4分、ボクシング15戦11勝(5KO)4敗となり。

第7試合 第6代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝戦(王者決定戦) 3分3R(延長1R) 池内紀子(POWER OF DREAM) 麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)

池内延長R判定勝ち。新王者に。

試合は、麻央の左右フックと、体の大きい池内の打点の高いアゴへのヒザが交錯。ただし、徐々に押し合いながらのヒザとなり。2Rには、お互いに相手をつかみながらのヒザを連打していた状態ながら、何故か岡田レフェリーは見ているだけというシーンあり。あれはK-1ルール的にまずいのでは。

両者、目に見えるほどの差はなかったが、麻央の左右フックより池内のヒザを取ったという形か。池内は相手をしっかりと突き放してヒザに行かないと、組みヒザ連打が許されている形になっている。また初回すぐも、池内が組むような形で突進したのに、ホールディング注意はかかえた麻央に入ったりしていた。

この試合にて、24歳の池内は、7戦7勝となり。26歳の麻央は、11戦8勝3敗となり。

第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 近藤魁成(TEAM3K/K-1甲子園2017&2018 -65kg優勝) 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

塚本判定勝ち。

結果は知っていたので、「近藤は何が悪かったのだろう」という目で見てしまったのだが、初回はさすがの動き。Krush選手の中では、ローに対してもヒザカットの意識が高く、ワンツー、右ミドルを返して行く近藤。近藤こそまさに、「大成せねばおかしい」レベルの体格と格闘センス。

しかし2R、塚本もがむしゃらに左テンカオで攻める中、右ストレートをもらい腰が落ちた近藤。乱打戦は続き、塚本はワンツーにて1ダウン奪取。3Rも右ストレートにダウンした近藤。正直、近藤の体はレッドゾーンに入ったと思う。まだ試合はやるのだろうが、兄会長は引き際を間違えちゃならないと思う。

この試合にて、26歳の塚本は、14戦7勝(2KO)5敗2分となり。22歳の近藤は、15戦8勝(5KO)6敗1分となり。

第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者) 児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

児玉3RKO勝ち。

試合は、一昔前のキック界なら大成したであろう体格を持つ瓦田だったが、児玉に右カーフより崩される。その中、2Rには左フック、左ジャブを合わせて、児玉は2ダウン奪取。3Rは児玉が開始早々、瓦田を右ハイキック葬。3ダウン目にてストップへ。

この試合にて、22歳の児玉は、8戦6勝(2KO)2敗となり。29歳の瓦田は、23戦15勝(7KO)8敗となり。

第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス) 鈴木翔也(OGUNI-GYM/元NJKFライト級&スーパーフェザー王者)

鈴木判定勝ち。

試合は、初回こそ手足の長い堀井が、左ジャブ、左ミドルを出していたが、2Rに鈴木が左フックをガチンと合わせて1ダウン奪取。その後、堀井も出て来て大きな差はなかったが、鈴木は体の強さ、一瞬のパンチの重さで生き残って来る。

この試合にて、36歳の鈴木は、52戦30勝(9KO)20敗1分1NCとなり。29歳の堀井は、20戦8勝(6KO)9敗3分となり。

第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 坂本寿希(じゅき)(リーブルロア/元KROSS×OVERスーパーバンタム級王者) 林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン/元ジャパンカップキックボクシング&RKSバンタム級王者)

林判定勝ち。

試合は、初回は良かったサウスポーの坂本だが、2Rより林にプレッシャーをかけられヘロヘロ状態へ。林の攻勢にダウンこそまぬがれたが、絵に描いたようなプレッシャーによる疲弊ぶりだった。

この試合にて、23歳の林は、24戦15勝(11KO)5敗4分となり。25歳の坂本は、9戦5勝(1KO)4敗となり。

第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R) 水津空良(すいづそら)(優弥道場) 橋本雷汰(BFA-SEED/K-1甲子園2022 -60kg優勝)

橋本初回KO勝ち。

サウスポー同士。初回、橋本のワンツーが重たいのか、スタートから効いたようなドランク状態の水津。橋本に左カーフでも攻められ、離れ際の左ストレートに水津は1ダウン。立つも橋本のワンツー連打に前のめりに2ダウン目にてストップへ。

この試合にて、18歳の橋本は、8戦6勝(3KO)2分となり。24歳の水津は、13戦5勝6敗2分となり。

第1試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R) 西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/元KPKBバンタム級王者) 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

長野判定勝ち。

試合は、2Rまで西林が出入りの中、左三日月よりワンツーにて攻めていたように見えたがポイント反映なし。3Rに、左フックを効かせた長野が1ダウン奪取。Krushは今、スタンディングでもなく、効かせるパンチが入るとクリーンヒットダウンを取る。レフェリー間のバラつきがなければ良いが。

この試合にて、19歳の長野は、6戦5勝1敗となり。28歳の西林は、13戦5勝8敗となり。

プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R 河北“KONG”光生(K-1ジム蒲田チームアスラ) 川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス) 河北3RKO勝ち。

試合は、右カーフからパワフルな左右フック上下を当てた河北が優勢。左フックボディを当てていた河北、3Rに強烈な左フックにて川越を横倒しにダウンさせる。立つもストップへ。キックも適切なストップとなって来た。

この試合にて、26歳の河北は、9戦6勝(5KO)3敗となり。26歳の川越は、11戦3勝7敗1分となり。

プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 山本陸(K-1ジム総本部チームペガサス) 橋本楓汰(ふうた)(BFA-SEED) 橋本判定勝ち。

試合は、2Rに右カーフにてダウン奪取の橋本が、さらに右ストレートを当てるなどして優勢。3Rは山本が左右フックにて前には出たが判定敗。

この試合にて、18歳の橋本は、8戦4勝(2KO)3敗1分となり。26歳の山本は、5戦2勝(2KO)2敗1分となり。