久々に 今日も今日とて キンカーオ。飯田橋ティーヌンさんへ。気取った店じゃないので、ピセー(大盛り)頼み放題。カイダオ(目玉焼き)も乗せちゃうぞ。
ギャラリー戦線異状なし。水道橋駅で女性客がたくさん降りた気がしたのだが、東京ドームは何もなし。たまたまだったのかな。
本日の興行は、21時20分終了。4回戦トーナメントの決勝戦ということで、全試合終了後に勝者をリングに上げてインタビューが始まったが、私はさすがに帰路につく。MVPの発表など新人王戦の決勝同様、試合後が長いパターン。最後まで見た人は22時近くになったのではないかな。
客入りは、6割くらいか。単なるオール4回戦興行とは違い、それなりに最後までお客さんは残っていた雰囲気。ただし、帰る応援団ももちろんいるので、南側席には広大な空席地帯が出現。これはいつものことだな。

当日券は、11000円、8800円、6600円、先着自由席4400円席とあり。立見ではなく、先着自由席という形で席を売っていたんだね。
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、有村和真。五百久大サイドからすれば、後少しレフェリーにこらえて欲しかったところだろうが、どちらサイドの言い分も通る際どい状況だった。しかし、それで白黒つくのが勝負の厳しいさかなと、肩車される有村を見ながら思った。

本日の「もう少し説明が欲しかったでぇ~」は、本間京介。右肩を痛めたようだが、突如の苦悶と共にタオルが入り、何の説明もなく退場した。キック興行ではこういったケースは本部席よりのアナウンス、場合により審判部長から状況の説明がある。ボクシング興行はもう少し親切さがあっても良かったかなと。

この日、ずっと通路に立ち、奥に座る知り合いと買って来る飲み物についてなのか立ち話を続ける男など多数あり。身内以外の試合に価値があるなどつゆほども思ってないのだろうけどさぁ、4回戦興行の弊害だな。私の席から直接声をかけられない南側席下段なので我慢したが、早く座れよ唐変木。
この日の4回戦トーナメントの決勝戦、優勝賞金自体は「5万円」。KOラウンドによりKOボーナスの賞金は違ったようだが、「4RでのKOには賞金1万円」などとアナウンスされていた。この額、ファイトマネーと別とはいえ、世間のプロスポーツからは鼻で笑われるだろうな。
いつぞやプロ野球選手のホームラン競争という「お遊び」の賞金が100万円と見て殺意を覚えたっけ…。お金がすべてではないが、同じ「プロスポーツ選手」でもこれだけ違うのが実情だ。もちろん井上尚弥のような特異点もあるにはあるけどね。
ちなみに、私のもう亡くなった父はわりに高給取りで、岡部繁VS辰吉丈一郎の当時破格のファイトマネーと言われた「岡部300万円、辰吉50万円」を聞いて、「それしかもらえないのかよ」と鼻で笑われたことがあり。この時も当時大学生だった私は、殺意を押さえるのに必死だったなぁ…。
ともかく格闘技界のファイトマネーなど、恐ろしいことに30年前と基本的には変わっていない。正直、お金が欲しいなら今すぐプロ選手をやめて、どこかに正社員で入った方がいい場合がほとんど。でも、それだけじゃない夢を見たいじゃないの。それをどう作っていくのか。頑張りましょう、格闘技村。
山田龍斗VS仲藤靖浩について。この日のチケットは、仲藤選手より購入。試合は早々にダウンを奪われた仲藤選手も、その後に角海老選手らしいゾンビぶりを見せて追い上げ。いつの頃からか角海老選手には、こんなハードな打ち合いに活路を見い出すイメージがついたよね。ジム内スパの激しさを語られますが…。
リングサイドに、中野凌太の熱烈王座団がおり。うちわとタオルで応援も、ちゃんと掲げるのはインターバル中のみにてマナーがいい。

AJメーター:1/2。いる(南)。相変わらずうるさい。
【席比率】2025年、仲藤靖浩チケット、ハジ席。9興行中、9ハジ席(100%)、0空き席(0%)、0中席(0%)。5829→5829(-01,+01)。
「去年めっちゃ一緒に練習してたからこの負けは辛いでも快のセンスはピカイチだから絶対伸びまくる。やっぱジムメイトの応援って疲れるな」(いつきんぐ@食物の神)
「今年に入ってから初のレフェリー(大晦日以来)。第11試合は壮絶な打ち合いとなりましたが、最終回で有村和真選手がTKO勝ち。まさしく〝死闘〟という感じで、中身の濃い試合(C級トーナメント決勝)でした。」(葛城明彦)
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目次
- 第12試合 S・ライト級4回戦 五百久(いおく)大(厚木ワタナベ) 有村和真(ライオンズ)
- 第11試合 ウェルター級4回戦 石井竜虎(渡嘉敷) ムッチェ・ケニー(ワタナベ) 中止。ケニーの棄権によるもの。
- 第10試合 S・フェザー級4回戦 髙橋泰征(本多) やっちまったなぁ海斗(UNITED)
- 第9試合 フェザー級4回戦 福山弘樹(協栄) 心善(ライオンズ)
- 第8試合 S・フライ級4回戦 木村優奈(花形) 岩崎麻衣子(Reason押上)
- 第7試合 フライ級4回戦 山田龍斗(大橋) 仲藤靖浩(角海老宝石)
- 第6試合 バンタム級4回戦 松本快(八王子中屋) 林勇汰(T&T)
- 第5試合 S・フライ級4回戦 越前屋亮(湘南山神) 矢野貴丸(角海老宝石)
- 第4試合 S・バンタム級4回戦 八谷洋平(RK蒲田) 本間京介(Reason押上)
- 第3試合 ライト級4回戦 室井優作(湘南山神) 中野凌太(神奈川渥美)
- 第2試合 S・フェザー級4回戦 稲見英士(セレス) 壬生狼(ワタナベ)
- 第1試合 バンタム級4回戦 瀬川晃成(石神井スポーツ) ナースマンきのぴー(FUNABASHI E-BOX)
第12試合 S・ライト級4回戦 五百久(いおく)大(厚木ワタナベ) 有村和真(ライオンズ)
有村4RTKO勝ち。
え~~~~~っ、マジかよぉ。五百久(いおく)は、惜しい惜しい勝ちを逃したな…。うーん、4Rは短いようで長いよな。
試合は、人を倒せる強打者同士のシーソーゲームへ。ただし、五百久の右フック、左ストレートに3R前半までは、もらまくりの有村に危険を感じていたが、3R後半より展開は真逆となり。有村のワンツーが集まると五百久グラグラ。4Rも打ち合いながら耐える五百久だったが、葛城レフェリーは救出に入った。



この試合にて、23歳の有村は、3戦2勝(2KO)1敗となり。22歳の五百久は、2戦1勝(1KO)1敗となり。
第11試合 ウェルター級4回戦 石井竜虎(渡嘉敷) ムッチェ・ケニー(ワタナベ) 中止。ケニーの棄権によるもの。
第10試合 S・フェザー級4回戦 髙橋泰征(本多) やっちまったなぁ海斗(UNITED)
髙橋2RTKO勝ち。
試合は、やっちまったなぁも左フック、右ストレートは振り回したが、サウスポーの髙橋の右フック、左ストレートが鋭い。やっちまったなぁに被弾が集まり、レフェリーが止め時をうかがい出す中、髙橋は左ストレートにて痛烈なダウン奪取。大の字に倒れたやっちまったなぁにレフェリーは即ストップ宣告。



この試合にて、24歳の髙橋は、6戦4勝(2KO)1敗1分となり。21歳のやっちまったなぁは、4戦1勝(1KO)2敗1分となり。
第9試合 フェザー級4回戦 福山弘樹(協栄) 心善(ライオンズ)
福山判定勝ち。
初回、長身の福山の左ジャブが良かったが、2Rの打ち合いにて心善が左フックにてダウンを奪ったから驚いた。しかし、再び福山が左フックボディを当てながら3Rより持ち直す中、4Rに右フックにて心善よりダウン奪い返し。これにて福山2ー0判定勝ちへ。



この試合にて、22歳の福山は、6戦4勝2敗となり。25歳の心善は、2戦1勝(1KO)1敗となり。
第8試合 S・フライ級4回戦 木村優奈(花形) 岩崎麻衣子(Reason押上)
岩崎判定勝ち。
初回、長身サウスポーの岩崎に対して、木村もステップからのワンツーにて運動神経の良さを見せたが、すぐに岩崎ペースへ。岩崎は右フックからワンツー連打にて前進に次ぐ前進。このパンチが木村の頭を何度も弾き、後退させる。木村は2R後は完全に黙らされ、岩崎の攻勢を許した。



この試合にて、32歳の岩崎は、2戦2勝(1KO)となり。19歳の木村は、2戦1勝1敗となり。
第7試合 フライ級4回戦 山田龍斗(大橋) 仲藤靖浩(角海老宝石)
山田判定勝ち。
初回、山田が右ストレートにて仲藤より痛烈なダウン奪取。しかし、ここからゾンビ的に仲藤が左フックボディ、ワンツーにて山田を効かせまくり。2、3Rとみるみるダメージがたまった山田は倒されるのではないかの状況。しかし4R、山田も左フックを効かせ返し踏ん張り、2ー1の判定をもぎ取った。



この試合にて、28歳の山田は、9戦3勝(1KO)4敗2分となり。22歳の仲藤は、5戦2勝(1KO)2敗1分となり。
第6試合 バンタム級4回戦 松本快(八王子中屋) 林勇汰(T&T)
林判定勝ち。
試合は、長身サウスポーの松本のワンツーをかいくぐり、林が腰を落とし低く構えた中より、ワンツー、左アッパー、左フックボディを打ち込み。松本の得意な距離を潰し、徹底した接近戦。その中、松本も徐々に良くなる4R、林は右フックをガチンと合わせダウン奪取。値千金な一撃。林やるじゃないか。
この試合にて、26歳の林は、3戦3勝(1KO)となり。20歳の松本は、4戦3勝(2KO)1敗となり。
第5試合 S・フライ級4回戦 越前屋亮(湘南山神) 矢野貴丸(角海老宝石)
矢野判定勝ち。
初回、サウスポーの越前屋に対して、ワンツーにて攻めていた矢野だが、2Rより越前屋に対策されるとパンチが当たらなくなり。越前屋もパンチは当てに行けず、2、3Rは両者フェイントのかけ合いで停滞。レフェリーよりファイトをうながされる。4Rは再びわずかに矢野。矢野の2ー0にて判定は出た。



この試合にて、25歳の矢野は、3戦3勝(1KO)となり。20歳の越前屋は、5戦2勝(1KO)3敗となり。
第4試合 S・バンタム級4回戦 八谷洋平(RK蒲田) 本間京介(Reason押上)
八谷2RTKO勝ち。
初回、サウスポーの八谷のパンチの張りが素晴らしく、右フック、左ストレートにて本間を打ち据え。ただし2R、ここで本間も打ち合う構えも、突如リング上でうめきうずくまる。何が起こったのかと思ったが、交錯時に右肩を痛めたか。そのまま陣営よりタオルも入り、八谷のTKO勝ちとなった。



この試合にて、35歳の八谷は、6戦4勝(3KO)2敗となり。26歳の本間は、3戦2勝1敗となり。
第3試合 ライト級4回戦 室井優作(湘南山神) 中野凌太(神奈川渥美)
中野4RTKO勝ち。
試合は、スタートから長身の室井のワンツーをかいくぐり、短躯の中野が左右フックにて切り込み。かなり被弾していた室井。3Rからは中野の左フックボディも効いていた感じだが、最後までワンツーにて抵抗。ただし、4Rさすがに被弾集積具合にレフェリーが入りストップ。室井はガックリ体を折った。



この試合にて、21歳の中野は、4戦3勝(2KO)1分となり。28歳の室井は、3戦1勝1敗1分となり。
第2試合 S・フェザー級4回戦 稲見英士(セレス) 壬生狼(ワタナベ)
稲見判定勝ち。
試合は、サウスポーの稲見が右ジャブ、左ストレートを当てたが、決してスピードがあり見映えのするパンチでもなし。ただし、壬生狼も左右フックにて出たが、こちらもクリーンヒットに乏しい。どっちもどっちで振り分けが難しい。4Rは壬生狼が左右フックにて出たが、判定は稲見3ー0と出る。



この試合にて、27歳の稲見は、7戦4勝2敗1分となり。33歳の壬生狼は、7戦2勝(2KO)4敗1分となり。
第1試合 バンタム級4回戦 瀬川晃成(石神井スポーツ) ナースマンきのぴー(FUNABASHI E-BOX)
キノピー判定勝ち。
試合は、スタートは瀬川の立ち上がりが良かったが、すぐにキノピーが左ジャブをゴツゴツ、右クロスをゴツゴツ当てるペースとなり。瀬川は鼻血も流れ苦しい。その中、4R、最後の最後、瀬川が左右フックにて暴れて挽回を図ったがタイムアップ。最後は苦しかったがキノピー判定勝ちとなり。



この試合にて、34歳のキノピーは、4戦3勝1敗となり。22歳の瀬川は、4戦2勝(2KO)2敗となり。