公式が出した本日のSB興行の終了予定時間が21時40分でギョッとしたが、東京ドームでは「日向坂46『Happy Magical Tour 2024』」とのこと。キャツラをやり過ごすには悪くない時間なのかも?
場内に実況席の様子が流れる。「シュートボクシングとしては5年ぶりのビッグマッチで~」と振られた解説の中村拓己氏は「そうですね」と軽く受けていたが違うでしょ。「私はその時期『鎖国』してたので、よそ様のことはよく存じ上げないのですが~」でしょ。困っちゃうよな、どーも。
本日の興行は、21時25分終了。早めに終わったのは良かったのだが、東京ドームのライブ客とバッティング。とても電車に乗れる状況ではなく、水道橋駅ホーム上で22時過ぎまですくのを待ち待機。本当に○○坂とつくグループのファン達は、江戸川乱歩にでも団子坂に埋めて来て欲しい気持ち。
客入りは、8割くらいか。ある程度、各階共に埋まってはいたが、それぞれのブロック後方に売り切れていない空席があった印象。さらには、私の周りはシーザージム応援団席だったが、セミ後に帰路に立つ一群もあり。シーザージム応援なだけで海人の試合に興味なしの雰囲気がマーシレスだった。
目次
- 笠原弘希VSジャック・ジャックムエタイについて。
- 笠原友希VS GUMPについて。
- 海人VSゲリック・ビレットについて。
- 白川ダーク陸斗VS奥山貴大について。
- 本日のええ写真
- 席比率
- 第11試合 スーパーウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R) 海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者) ゲリック・ビレット(フランス/元GLORYライト級3位、WAKO-PRO世界ミドル級(75kg)王者)
- 第10試合 オープンフィンガーグローブマッチ(ヒジあり) スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R) 笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元同スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者) ジャック・ジャックムエタイ(タイ)
- 第9試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R) 山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者) カオムーカイ・ペットシームー(タイ)
- 第8試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R) 山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者) シッティチャイ・ソーデッチャパン(タイ)
- 第7試合 ムエタイ(オープンフィンガーグローブ着用) スーパーフライ級(52.16kg) 3分3R 吉成名高(エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者・元フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・LPNJ・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者) バックチョー・シックンナ(タイ)
- 第6試合 RISEルール 61.5kg契約 3分3R(無制限延長R) 笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級(57.5kg)王者) GUMP(ガンプ)(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位、DEEP☆KICK -60kg王者)
- 第5試合 RIZIN MMAルール フェザー級(66kg) 5分3R 白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM) 奥山貴大(NEX SPORTS/GSB/SB日本ウェルター級(67.5kg)王者)
- 第4試合 KNOCK OUT-BLACKルール(ヒジなし・ワンキャッチワンアタック) 53kg契約 3分3R(延長1R) 佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級(52.5kg)王者) 柿﨑瑠(るい)(クロスポイント大泉)
- 第3試合 女子44.5kg契約 3分3R(無制限延長R) MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級(45kg)王者、元J-GIRLSミニフライ級王者 撫子(GRABS/ミネルヴァ・ペーパー級(43.09kg)1位、元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
- 第2試合 61kg契約 3分3R(無制限延長R) 手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級(57.5kg)1位、香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王者) 成尾拓輝(究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
- 第1試合 スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R) 都木航佑(たかぎ こうすけ)(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元KROSS×OVER KICK -67.5kg王者) ピラポン・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)
- オープニングファイト第2試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R) 笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位) 庄司理玖斗(りくと)(拳乃会/NJKFスーパーバンタム級6位)
- オープニングファイト第1試合 51.5kg契約 3分3R(無制限延長R) 片山魁(かいと)(TEAM FOREST) 和田修虎(橋本道場)
笠原弘希VSジャック・ジャックムエタイについて。
延長Rに入り、私が言う「勝てぬなら勝つまでやろう無制限延長R」が始まったかと思ったが1Rにて終了。SBもまともになりつつあるわけだが、本当は本戦でジャックに出して欲しいのが本音。初回を笠原に振るのなら、2、3Rはジャックに振れるよね?
笠原友希VS GUMPについて。
笠原友希は正真正銘の実力者であることを前提で言うが、やはり「SB村内でのタイ人狩り」だけでは見えない面が、こういったRISE選手との対抗戦で見えて来るものはあるよね。普段見られない消耗の仕方、ダウンを奪う勝負強さ。RISEのリングでも力を発揮出来るか。
海人VSゲリック・ビレットについて。
2Rより海人の手数減は右拳を痛めたためとのことだが、そういうアクシデントもあるのが格闘技。とは言え、メインイベンターとしてあそこまで会場を静まり返らせたままだったのは悔しかっただろう。トーナメントだったら次もあったわけで制度の最悪さがよく分かる。
白川ダーク陸斗VS奥山貴大について。
柔道経験者とはいえ、MMAデビュー戦にて腕十字による鮮やか過ぎる一本勝ち。SB王者として団体がこすって行くのも分かる。でもだよ、色々なルールを行った中、SBルールではなくMMA試合に賞賛が集まるのは団体として悔しく思わないと。立ち技はもっと頑張って。
シーザータイム。シーザーさん、大泣き挨拶とかはなかったけど、まだまだ元気にリングに上がって来て良かった。
本日のええ写真
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、柿﨑瑠。KNOCK OUT-BLACKルールとは言え、SB王者に勝つのはすごい。佐藤執斗の曲者の左の蹴りによく対処した。
お待っとさんでした。全国の4万4千人のホカ会長ファンの皆様。今日のホカちゃんです。
次点は、奥山貴大。まぁ、この日一番のサプライズ試合なのは認める。私も速報する時、勝者を取り違えないようアナウンスをよく聞いて確認したもの。
次々点は、ジャック・ジャックムエタイ。敵地でちゃんと判定が出て喜ぶ姿を見ると、良かったねという気持ちになる。
次々々点は、レフェリーチェック時、夫婦で現れたMISAKI。強い。
次々々々点は、拳乃会のセコンドについていた国崇。撫子のセコンドにはもちろんTOMONORI。はっ、待てよ、もしかして日本のキック界を裏から牛耳ってるのは、やはりNJK…、おっと、誰か来たようだ…。
おまけ画像は、弓引きのワイクーを行う海人。嘘です、たまたま変なタイミングで撮れました。
完全デジタルパンフレットに移行したSB。まだパンフの中にはディーヴァがいるんだと思ったが、これは単なる広告画像だった…。SBのビッグマッチと言えば、やはりディーヴァ登場にて朗々と歌い上げるあれなのでは。それがダメならアレックスさんの復帰を。「ソ~レソレソレ~」って回って盛り上げて。
SB興行は、コーナーポストにモンコンをかけておいていい系興行。
席比率
【席比率】2024年、山田彪太朗チケット、右側がパンラヤーの空き席。206興行中、172ハジ席(83%)、29空き席(14%)、5中席(2%)。5783→5794(-01,+12)。
「ひっさびさにこの佐藤ってやつ見たけどまじ終わってんなwwww。俺から逃げ続けたチャンピオンw。ランキング1位の時の俺と試合するのにノンタイトルってなんやねんベルトかけろよ雑魚wwww。タイトルマッチじゃなきゃやりませんって言ったら4位当ててきたシュートボクシングもキモい」(心直)
第11試合 スーパーウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R) 海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者) ゲリック・ビレット(フランス/元GLORYライト級3位、WAKO-PRO世界ミドル級(75kg)王者)
海人判定勝ち。
初回、海人が左三日月を効かし、ビレットを丸める2ダウン奪取。このラウンドで終わるかと思ったが、ビレットが粘ると2Rより流れが一変。海人は右カーフを集めたが効かすまでは行けずに終わると、ビレットが反撃開始。海人が見出す展開の中、ビレットも左右フック、右後ろ回し上段を当てて見せる。
3R、ここも海人は右カーフくらいで、不思議な程おとなしい。ビレットがプレッシャーを強め、左右フックにて打ちかかり。ボクシング勝負で海人は上回れない中、場内は近年ないほどの静まり返り。ラウンド終了間際、海人は何かするかなと思ったが、特に何もなく試合終了。場内の静寂具合よ…。
この試合にて、27歳の海人は、68戦59勝(26KO)8敗1NCとなり。28歳のビレットは、37戦29勝(4KO)7敗1分となり。
第10試合 オープンフィンガーグローブマッチ(ヒジあり) スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R) 笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元同スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者) ジャック・ジャックムエタイ(タイ)
ジャック延長R判定勝ち。
初回、サウスポーのジャックがやや引いていたこともあるが、ジャッジは2者が10ー9笠原評価、1者がイーブン。2R、ここから右フックを当てつつ、左ミドルにてジャックが距離を掌握。でも「どうせイーブンだよね」と思って見ていたがジャッジ3者はイーブン。出た「スター1UPの法則」。
3Rもジャックの左ストレート、右フック、左ミドルの当て勘は微差では笠原を上回るも本戦ドロー。嫌な予感はしたが、延長Rもジャックの組みヒザからの左右ヒジ、左ミドルが笠原を打ちのめし。昔のSBなら10ー10も付けそうでハラハラはしたがジャックの3ー0。SBも少しは普通の団体になったか。
この試合にて、29歳のジャックは、戦績不明。25歳の笠原は、41戦34勝(15KO)7敗となり。
第9試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R) 山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者) カオムーカイ・ペットシームー(タイ)
彪太朗判定勝ち。
初回、左フックボディを効かせた彪太朗が、顔面へのヒザ蹴り、ワンツーにてカオムーカイより2ダウン奪取。ただし、2Rになるとカオムーカイがワンツー、組みヒザにて反撃。ワンツーにて彪太朗よりダウンを奪い返したので驚いた。3Rは、カオムーカイの左ミドル、組みに彪太朗も停滞気味にて試合終了。
この試合にて、21歳の彪太朗は、22戦18勝(6KO)3敗1NCとなり。カオムーカイは、戦績不明。
第8試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R) 山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者) シッティチャイ・ソーデッチャパン(タイ)
虎矢太初回TKO勝ち。
初回、虎矢太は一気に出ると、左フックボディにてシッティチャイの腹を効かせるチャンス。ここで一気にワンツーまとめにて3ダウン奪取。虎矢太が強いことは前提で言うが、こういった特別な興行では強さが分かりにくい「タイ人狩り」よりも、笠原友希VS GUMPのような日本人対決が見たかったな。
この試合にて、21歳の虎矢太は、17戦16勝(11KO)1敗となり。20歳のシッティチャイは、戦績不明。
第7試合 ムエタイ(オープンフィンガーグローブ着用) スーパーフライ級(52.16kg) 3分3R 吉成名高(エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者・元フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・LPNJ・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者) バックチョー・シックンナ(タイ)
名高初回TKO勝ち。
初回、長身のバックチョーの右ストレートをかすらされたサウスポーの名高だったが、それ以外は普段と特には変わらない攻防。名高は左ハイを蹴りつけながら、右フックにて1ダウン目奪取。立つも、ロープに下がるバックチョーを二段式の跳びヒザにて2ダウン目奪取。これにてストップとなり。
この試合にて、23歳の名高は、68戦60勝(39KO)7敗1分となり。20歳のバックチョーは、戦績不明。
第6試合 RISEルール 61.5kg契約 3分3R(無制限延長R) 笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級(57.5kg)王者) GUMP(ガンプ)(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位、DEEP☆KICK -60kg王者)
笠原判定勝ち。
初回、ここはサウスポーの笠原がさすがの左ハイ、ワンツー、組みヒザでの押さえも、2RになるとGUMPの前進に辟易。ネガティブな笠原の組みつきに注意あり。実際に一気に消耗していた笠原。3R、ここもGUMPは出たが、笠原が苦しい中、左ストレートを効かせて1ダウン奪取。GUMPも苦しい中での攻勢ではあったか。ギリギリ、笠原が競い勝つ。
この試合にて、23歳の笠原は、35戦31勝(15KO)4敗となり。21歳のGUMPは、19戦14勝(3KO)4敗1分となり。
第5試合 RIZIN MMAルール フェザー級(66kg) 5分3R 白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM) 奥山貴大(NEX SPORTS/GSB/SB日本ウェルター級(67.5kg)王者)
奥山初回一本勝ち。
初回、白川のタックルをがぶった奥山が、そのまま寝技に移行し、腕十字を取りタップアウト勝ち。奥山は柔道経験者ということで、立ち技選手のMMA挑戦とは様相が違うよね。ただ負けた白川は、結構きついだろうな。
この試合にて、30歳の奥山は、MMA1戦1勝(1KO)、キック24戦17勝(6KO)7敗となり。33歳の白川は、MMA24戦12勝(5KO)11敗1分、キック1戦1分となり。
第4試合 KNOCK OUT-BLACKルール(ヒジなし・ワンキャッチワンアタック) 53kg契約 3分3R(延長1R) 佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級(52.5kg)王者) 柿﨑瑠(るい)(クロスポイント大泉)
柿﨑3RTKO勝ち。
初回、佐藤の連射される左サイドキックにやりづらさを感じたが、後半より謎の失速。2Rより体の大きな柿﨑の一方的なペースへ。柿﨑は左ミドル、ワンツー、右後ろ回し上段、組みヒザにて佐藤をズタボロ化。3R、柿﨑はワンツーにて3ダウン奪取も、最後は止めるのが遅い。佐藤は打たれ強かったが…。
この試合にて、19歳の柿﨑は、10戦10勝(5KO)となり。26歳の佐藤は、42戦19勝(12KO)21敗1分1NCとなり。
第3試合 女子44.5kg契約 3分3R(無制限延長R) MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級(45kg)王者、元J-GIRLSミニフライ級王者 撫子(GRABS/ミネルヴァ・ペーパー級(43.09kg)1位、元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
MISAKI判定勝ち。
試合は、MISAKIが出入りのフットワークより撫子を圧倒。初回、左フックボディからのワンツーにて切り込んだMISAKIは、積極的な首投げにてシュートポイント1も獲得。撫子も打ち合おうとしたが、スピード差が大。MISAKIは左ジャブも良く、これを起点にワンツー、組みヒザ、投げへとつないだ。
この試合にて、28歳のMISAKIは、34戦24勝(5KO)9敗1分となり。24歳の撫子は、16戦9勝(1KO)6敗1分となり。
第2試合 61kg契約 3分3R(無制限延長R) 手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級(57.5kg)1位、香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王者) 成尾拓輝(究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
手塚3R一本勝ち。
試合は、2Rになると手塚がパワーで上回り、右ストレートボディを効かせてチャンス。成尾は丸まりがちなところ、手塚は首投げにてシュートポイント1も獲得。3R、成尾も投げにトライ、グチャグチャな展開かと思いきや、手塚がスタンドのギロチンに成尾をとらえるとタップアウトにて斬り捨てた。
この試合にて、23歳の手塚は、24戦15勝(7KO)8敗1NCとなり。22歳の成尾は、22戦14勝(10KO)7敗1分となり。
第1試合 スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R) 都木航佑(たかぎ こうすけ)(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元KROSS×OVER KICK -67.5kg王者) ピラポン・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)
都木判定勝ち。
初回、サウスポーのピラポンがノラリクラリと左ミドルを当てるペース。都木は攻めあぐねたが、突進して左右フックボディから組みヒザにて押し込み。徐々に腹が効いていたピラポンは、2Rにヒザを腹にもらいダウンあり。3R、ピラポンも粘り判定へ。都木はグチャグチャな展開のまま押し切った。
この試合にて、26歳の都木は、14戦12勝(7KO)2敗となり。26歳のピラポンは、67戦41勝21敗5分となり。
オープニングファイト第2試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R) 笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位) 庄司理玖斗(りくと)(拳乃会/NJKFスーパーバンタム級6位)
笠原判定勝ち。
試合は、笠原が左縦ヒジ入りよりのワンツーにて打ち勝ち。ただし、ラフな打ち合い系、体の大きい庄司を圧倒までは行けず。逆に後半になるにつれ、鼻血をにじませた笠原の方が辟易している気配もあり。笠原三男もNJKFのランカーと対峙すると拮抗するのだなの実感。団体ランカーも伊達じゃないね。
この試合にて、18歳の笠原は、14戦10勝(3KO)3敗1分となり。24歳の庄司は、17戦10勝(6KO)6敗1分となり。
オープニングファイト第1試合 51.5kg契約 3分3R(無制限延長R) 片山魁(かいと)(TEAM FOREST) 和田修虎(橋本道場)
片山判定勝ち。
試合は、30ー29、28、27というグラデーションにてサウスポー片山の勝利。有効打は片山のワンツーからの左ハイが上回っていたが、相手がしっかりした技術の和田だと差はほぼなし。逆に2Rより和田も右三日月、ワンツーを当てるシーンはあり。デビュー戦が出来過ぎの片山はほろ苦勝利だったか。
この試合にて、16歳の片山は、2戦2勝(1KO)となり。16歳の和田は、3戦2勝1敗となり。