ギャラリー戦線異状なし。ギリギリ間に合ったーい。ぷぃぃぃぃ~~っ。
本日の興行は、21時50分終了。まだ8回戦を2試合残していて20時50分。セミセミは3分かからず終わってこの時間。22時上等、下手したら23時上等のボクシング興行。なぁ、君ら頭おかしいよな? そうじゃなきゃあり得ないよな? 相当にいかれた連中がやらないとこうならないよな?
客入りは、7割くらいか。でも、メイン前の客席を見ると、とてもそんな風に見えないだろうなぁ。ボクシング興行が身内の運動会になっていることは何度も書いているが、さらには22時になろうかという時間帯だからなぁ。身内以外、帰らない方がおかしいよな? なぁ、君ら頭おかしいよな?
当日券は、16500円、11000円、7700円、5500円、立見4400円席とあり。バルコニーに人を見なかったが、この興行は立見も出ていたんだ。
目次
- 渡邉隼人VS保木遥祐について。
- 本日のええ写真
- 杉田ダイスケVSダウス・リテについて。
- 和氣慎吾引退式。
- 第9試合 54.5kg契約8回戦 富施郁哉(ワタナベ) カルロ・デメシーリョ(フィリピン)
- 第8試合 バンタム級8回戦 ブリル・バヨゴス(フィリピン) 西岡伶英(川崎新田)
- 第7試合 フェザー級8回戦 杉田ダイスケ(金子) ダウス・リテ(中国)
- 第6試合 S・フェザー級6回戦 橋本舞孔(新日本木村) チン・シュアイ(中国)
- 第5試合 ライト級4回戦 舞明徳(FUNABASHI E-BOX) 食いしん坊ぉ将太(UNITED)
- 第4試合 S・バンタム級4回戦 ミルザド・マハディ(本多) 伊藤光亮(フラッシュ赤羽)
- 第3試合 フェザー級4回戦 長谷川和希(鴻巣茂野) 酒寄凌太(T&T)
- 第2試合 L・フライ級4回戦 渡邉隼人(ワタナベ) 保木遥祐(輪島功一スポーツ)
- 第1試合 S・バンタム級4回戦 川村勝也(石神井スポーツ) 渡邉優希也(DANGAN郡山)
渡邉隼人VS保木遥祐について。
第2試合の保木選手は何者だったのか、ハチマキを締めた大応援団が南側席を占拠。そして思った通り、第3試合開始時にはみんな消滅。チケットを買ってくれるのはありがたいのだが、私はすぐ「和氣慎吾引退式でこの南側席を見せるのか…」と思ってしまったが。
本日のええ写真
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、渡邉優希也。私が高校時代、郡山に3年間通ったという個人的な経験が大きいのだろうが、渡邉選手の逆転劇には心を揺さぶられた。基本、郡山の選手は常にアウェイで戦うことになるわけだしね。
杉田ダイスケVSダウス・リテについて。
杉田のダウン前、私はヒザをついたように見えたのだが、本人の証言からも間違いなかったようだ。ダウスは右フックを引っかけるようにして、杉田はヒザをつくスリップダウン。ここで間が開けば良かったが、ピョンと反射的に立ち上がったところ左ストレートをもらったと。
これは運の要素もあり、ヒザをつかず尻餅だったらレフェリーが入っただろう。また起き上がりこぼしのようにピョンと立ち上がらなければ、やはりレフェリーは入ったはずだ。あのスピード感もありレフェリーは流し。左ストレートのダウン時、タイムがかかるかとも思ったがかからずに再開された。
それはともかく、本日の「ええ写真撮れたでぇ~」次点は、ダウス・リテ。日本での試合によく選ばれて、結果も出している。また、ダウスは選手コール時、日本刀を抜いて振り鞘に収めるパフォーマンス。立嶋篤史チックではあった。
和氣慎吾引退式。
のぼりに「岡山」とあるが、この岡山という地には辰吉丈一郎伝説も含め、不良上がりのロマンがあるよな。ちなみに、サーバルは父親が岡山出で、母親が足立区梅島出という、これ以上ないロマンあふれる地の掛け合わせなのである。
和氣は南側席の上から入場。全体的に人が減り出した後で残念。司会の須藤リングアナは和氣への思い入れが強いらしく、和氣以上にウルウルしていた。
ただし、和氣は引退の挨拶にて爆笑を取る。ジムを開くという話が出て、「新天地? あれっ何でしたっけ、新しく始めることの言い方」と須藤さんにヘルプ。「心機一転」と言いたかったらしい。須藤アナは、「『心機一転』という言葉を見るたびに、皆様は和氣選手を思い出すことでしょう」と締めていた。
引退の10カウントゴングは、客も立つ形にて実施。毎回岡山から応援に来たというお母さん、並びに奥さんと記念写真。ジム一同でもパシャリ。私も岡山まで和氣選手の試合を見に行ったことは、いい思い出だな。和氣選手へ花束を渡しに、新生K-1グループより大岩龍矢、谷川聖哉が登場していた。
【席比率】2024年、杉田ダイスケチケット、ハジから7席目も人がいなくなってしまったのでハジ席認定。203興行中、170ハジ席(84%)、28空き席(14%)、5中席(2%)。5758→5766(-00,+08)。
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第9試合 54.5kg契約8回戦 富施郁哉(ワタナベ) カルロ・デメシーリョ(フィリピン)
富施判定勝ち。
試合は、サウスポーの富施が、角度を調節した右アッパー、右フックボディ、左アッパーボディにてリード。ただし、富施の左アッパーボディは、ちょっと低いパンチが多かったか。デメシーリョもしばらくすると、左右フック、左フックボディと、パンチングパワーに目を見張らされる。
前半は富施ペースも、5Rを過ぎると混沌。もらってケロリのデメシーリョに比べ、もらうと富施は苦しい顔。7Rになるとたまったダメージは富施が上ではと見える。8R、デメシーリョがついに右フックを効かす。詰めに行ったデメシーリョだが、富施は左ストレートカウンターにてダウン奪取。逃げ切った。
この試合にて、26歳の富施は、19戦15勝(3KO)4敗となり。28歳のデメシーリョは、30戦18勝(10KO)10敗2分となり。
第8試合 バンタム級8回戦 ブリル・バヨゴス(フィリピン) 西岡伶英(川崎新田)
西岡2RTKO勝ち。
初回、西岡が驚くほどドンピシャな右ストレートカウンターにてバヨゴスより鮮やかに1ダウン奪取。しかしそこから詰めに行くと、最後にバヨゴスに右ストレートを合わされ西岡にもダウンあり。2R、ここでまた西岡が居合い斬りのような右ストレート一閃。バヨゴスの意識を刈る2ダウン目にてストップへ。
この試合にて、24歳の西岡は、5戦5勝(2KO)となり。23歳のバヨゴスは、11戦7勝(2KO)3敗1分となり。
第7試合 フェザー級8回戦 杉田ダイスケ(金子) ダウス・リテ(中国)
ダウス初回TKO勝ち。
初回、大柄なサウスポーのダウスが打ちかかり、杉田と体が接触。一瞬バランスを崩し腰を落とした杉田だったが試合は続いており、ダウスの痛烈な左ストレート一閃。杉田は痛烈にダウン。立つもダメージありありで危ない様子。ダウスは右フック、左ストレートにて2ダウン追加。杉田は棒状になり動けず。
この試合にて、23歳のダウスは、9戦8勝(5KO)1敗となり。36歳の杉田は、14戦8勝(4KO)6敗となり。
第6試合 S・フェザー級6回戦 橋本舞孔(新日本木村) チン・シュアイ(中国)
橋本判定勝ち。
サウスポー同士。試合は、頭1つ大きい橋本が、右ジャブ、ワンツーにてチンを押さえる。ただし、ポイント的にはほぼ橋本のフルマークではあったが、チンを圧倒という印象までは行けずか。チンも時折、強い右フックを振り回し対抗。橋本ももらうシーンはあり、もらい方によっては危なかったかも。
この試合にて、19歳の橋本は、7戦5勝(2KO)1敗1分となり。26歳のチンは、9戦4勝(2KO)4敗1分となり。
第5試合 ライト級4回戦 舞明徳(FUNABASHI E-BOX) 食いしん坊ぉ将太(UNITED)
ドロー。
初回、舞の左フック引っかけが良かったが、2Rよりは食いしん坊ぉの左フックボディ、ワンツーでの前進が良い。手数も出ていた食いしん坊ぉ。時々、舞の左フック、ワンツーをもらっていたが、全体的には食いしん坊ぉが評価出来るのではと見えたがドロー止まり。1ー0舞優勢の評価だった。
この試合にて、31歳の舞は、2戦1勝(1KO)1分となり。27歳の食いしん坊ぉは、7戦1勝(1KO)5敗1分となり。
第4試合 S・バンタム級4回戦 ミルザド・マハディ(本多) 伊藤光亮(フラッシュ赤羽)
マハディ判定勝ち。
試合は、体の大きい伊藤に対して、マハディが引っついては左右フックボディ、ワンツーへ。もみ合いも多く、伊藤に有効打が少なく相対的な印象の面もあったが、優勢はマハディ。危ないシーンもなく、マハディが接近戦にて手数を出したまま試合終了へ。
この試合にて、22歳のマハディは、8戦4勝(1KO)3敗1分となり。28歳の伊藤は、5戦2勝1敗2分となり。
第3試合 フェザー級4回戦 長谷川和希(鴻巣茂野) 酒寄凌太(T&T)
酒寄判定勝ち。
試合は、長谷川が前に前には出るのだが、酒寄が下がりながら右ストレートをカウンターで差し込む展開。有効打では酒寄が上なのは間違いないにせよ、手数はちょっと少な目だったのは課題か。3Rは長谷川にわりに攻め返されたが、4Rは酒寄が再びワンツーを釣瓶打ちし、勝ちを印象づけた。
この試合にて、22歳の酒寄は、1戦1勝となり。22歳の長谷川は、1戦1敗となり。
第2試合 L・フライ級4回戦 渡邉隼人(ワタナベ) 保木遥祐(輪島功一スポーツ)
渡邉判定勝ち。
初回、渡邉の何気ないワンツーに保木はダウン。こりゃ、試合は早いかと思ったが、2Rには逆に保木がワンツーにて渡邉よりダウンを奪い返したから驚いた。ただし、ここからは渡邉のワンツーの方が良く、保木は手数が減りおとなしめのボクシングとなり。やはりポイントは渡邉に流れていた。
この試合にて、21歳の渡邉は、2戦1勝1分となり。30歳の保木は、2戦1敗1分となり。
第1試合 S・バンタム級4回戦 川村勝也(石神井スポーツ) 渡邉優希也(DANGAN郡山)
渡邉4RTKO勝ち。
こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ、ここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ、郡山の反逆じゃーい。
初回、渡邉もガツガツと打ち合ったが、サウスポー川村が強く左ストレートにて1ダウン奪取。ダメージ深い渡邉も、2、3Rと徐々に持ち直し。飽くなき左右フックにて反撃。しかし、川村を飲み込むとは見えずも、4Rに右フックを効かす渡邉のチャンス。そのまま詰め切り川村は崩れ落ち逆転ストップへ。
この試合にて、28歳の渡邉は、1戦1勝(1KO)となり。21歳の川村は、1戦1敗となり。