G.O.A.T. MATCH vol.2 日中平和友好親善試合 5 vs 5 2023年10月28日(土) 後楽園ホール

第7試合 フェザー級8回戦 ツァイ・ファン(中国) 金子虎旦(帝拳)

金子6RTKO勝ち。

試合は、大柄なサウスポー、ツァイの荒馬のような左右フックがすごかったが、2Rに金子は押し込まれながらも冷静な左フックカウンターにて2ダウン奪取。ここまでは良かったが、KOをミスると、3Rを置いて4Rに再びツァイの左右フックを受ける金子。これはもらってヒヤリあり。

その後は、金子のパンチのみ当たる展開に、被弾ダメージと疲弊で動けなくなったツァイ。粘ろうとしていたが、6Rに金子は左フックボディを効かせてのワンツーラッシュにてレフェリーストップを呼び込む。この日の中国人選手は、思い切った振り回しが目立ち、ハートもある手強さがあった。

この試合にて、25歳の金子は、4戦4勝(3KO)となり。27歳のツァイは、11戦5勝(2KO)5敗1分となり。

第6試合 ライト級8回戦 リウ・ウェイウェイ(中国) 渡邉卓也(DANGAN)

渡邉判定勝ち。

中国キック界からの国際式転向組、サウスポーのリウは、2Rまで素晴らしいワンツー上下の打ち分け。しかし、2Rまで見ていた渡邉は、3Rより反撃開始。的確な左右フックボディを集める技巧にてリウを丸めると、右ストレートも顔面にヒット。リウはこのまま落とされるのではないかの勢い。

それでも、5Rに左右フックにて出て来たリウ。5R最後には、右フックを効かせると、コーナーに戻る渡邉は足元がフラフラ。ここでは逆転の目もあり。しかし、6Rより渡邉はしぶとく持ち直し。7Rには再び、腹を効かされたリウはアップアップ。

8R、最後の最後、打ち合いにてリウは右フックを当てて効かせたが、渡邉はすぐに右ストレートのねじ込み返し。これにマウスピースを口から吐き出し、打ち込まれ続けたリウ。判定はもちろん渡邉へ。渡邉はこの試合にて40勝目か。本当に衰え知らずで驚かされる。

この試合にて、34歳の渡邉は、54戦40勝(22KO)12敗2分となり。32歳のリウは、6戦4勝(2KO)2敗となり。

第5試合 S・ウェルター級8回戦 トゥマエルビエク・ヌエルビエク(中国) 辻本純兵(帝拳)

辻本判定勝ち。

試合は、辻本がワンツー、右アッパーボディを効かせ、ジワジワとヌエルビエクを削る展開。5Rには、明らかに腹が効いたヌエルビエクがホールドに来て減点1あり。ただし、ここから意外に頑張るヌエルビエク。たまに右ストレートを当て返し辻本に抵抗。辻本らしいか、もう1つ見せ場は作れずに判定止まり。

この試合にて、29歳の辻本は、15戦10勝(6KO)2敗3分となり。28歳のヌエルビエクは、8戦6勝(1KO)2敗となり。

第4試合 フライ級8回戦 フー・ロンイー(中国) 苗村修悟(SRS)

フー3RTKO勝ち。

アジアは広い。フー、強い、強過ぎる。試合は、スタートから苗村を、接近戦にて的確に打ち込むフー。リターンの右ストレート、左右アッパーを絡めたコンボが、残酷なまでに苗村を切り刻む。3R、展開を変えようと左右フックにて苗村は出たが、逆にフーのワンツー釣瓶打ちに腰が落ちたところでストップへ。

この試合にて、24歳のフーは、9戦7勝(3KO)2敗となり。29歳の苗村は、9戦7勝(7KO)2敗となり

第3試合 フェザー級4回戦 ディン・ヤーフェイ(中国) 中野健斗(新日本木村)

中野判定勝ち。

試合は、中野がにじり寄り、堅実なボクシングにてディンに迫る。両者どっしりとした動きで、ディンもたまに右ストレートは当てたが、ほとんどは中野のワンツーに下がらされる展開。3、4Rと手数を増やした中野。右アッパー連打よりワンツーをまとめて試合終了へ。

この試合にて、30歳の中野は、7戦3勝3敗1分となり。27歳のディンは、3戦1勝1敗1分となり。

第2試合 S・フェザー級4回戦 小﨑悠貴(ワタナベ) 皇(すめらぎ)ツカサ(ひたちなか)

小﨑判定勝ち。

試合は、序盤はサウスポーの小﨑に、皇が左フックをかぶせに行くシーンが目立ったが、徐々にペースは変化。小﨑のどっしりとした左ストレート、右フックをもらううち、皇は疲弊が目立つ。3Rよりは完全に小﨑ペースにて、4Rはダウンを奪えるかの一方的な展開となり。皇はよく耐え切り判定となり。

この試合にて、25歳の小﨑は、1戦1勝となり。19歳の皇は、1戦1敗となり。

第1試合 フライ級4回戦 堀江和也(アキバ) 安齊祐太(DANGAN越谷)

堀江4R負傷判定勝ち。

試合は、長身サウスポーの堀江が、徹底した接近戦にて細かい手数で安齊を潰しに行く。安齊も左右フックをラフに返したが、鼻血も流れ、押し込まれてのボクシングとなり劣勢は否めず。それでも3Rより、安齊の左右フックが効果を出し始め、堀江ももらい苦しくなる。

3、4Rの追い上げにて安齊ドローはあり得た線だったが、4R開始すぐ、3Rにバッティングにて負った堀江の右目の腫れが酷くなりドクターストップへ。バッティングゆえ両者おあいこの部分はあるが、堀江からの突っ込みも多く、さらに追い上げ中の安齊にしては、非常に無念のストップだろう。

この試合にて、37歳の堀江は、1戦1勝となり。36歳の安齊は、1戦1敗となり。