スックワンキントーン aggressive 2023年10月22日(日)東京・後楽園ホール

目次

第12試合 スック・ワンキントーン・フライ級タイトルマッチ 3分5R ジュライ・ウォーワンチャイ(石井寿来)(ウォーワンチャイプロモーション/王者、WMC日本同級王者) 老沼隆斗(STRUGGLE/1位、元REBELS-REDスーパーフライ級王者) 

ジュライ3RTKO勝ち。王座防衛。

1、2R、長身サウスポーのジュライの左ストレート、左テンカオは恐いものの、老沼もよく対処。蹴り足をさばいて右ハイを返したり、軸足に右ローを当てたり。後は組みの中、老沼も積極的な縦ヒジでの斬り込み。ジュライの太ももは真っ赤にて、長期戦なら削り合いにて充分にチャンスはありと見え。

しかし3R、ジュライの攻撃力は予想を越えた。一気に老沼を押し込むと、右縦ヒジ一閃。これに大の字にダウンした老沼。ダメージは深く、試合はストップへ。ジュライ、キャリア前半は勝ち負けイーブンの選手だったが、ベルト奪取後は強くなった。あの身長だし、これから手がつけられなくなる可能性もある。

この試合にて、18歳のジュライは、20戦12勝8敗となり。24歳の老沼は、31戦21勝9敗1分となり。

第11試合 スック・ワンキントーン・スーパーライト級次期挑戦者決定戦 3分3R 健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者、元NJKFウェルター級&スーパーウェルター級王者、元Krushスーパー・ウェルター級王者) セーンアティット・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM/スック・ワンキントーン・スーパーライト級2位、元ラジャダムナン認定フェザー級6位、元ルンピニー同級5位)

健太初回TKO勝ち。

初回、ロープを背にじっくり構え、右ミドル、ローを出して健太を迎え撃つセーンアティット。健太は動き回りながら、左右ロー。どう崩して行くのかと思った瞬間、健太は右ストレート一閃。マネキンのようにポーンと前のめりにダウンしたセーンアティット。即ストップの衝撃。健太、やるじゃないか。

この試合にて、36歳の健太は、112戦65勝40敗7分となり。34歳のセーンアティットは、153戦122勝28敗3分となり。

第10試合 スック・ワンキントーン・ライト級タイトルマッチ 3分5R リク・シッソー(トースームエタイジム/王者、元WMC日本スーパーフェザー級王者) 小林司(SPORTS 24/2位)

小林判定勝ち。新王者に。

試合は、サウスポーの小林が体格的にもしっかりしており、リクはいつものように右ハイ、右ミドル等で自分の距離を作れず。2Rには、早くも両者は左右ヒジにて斬り合いとなったが、右まぶたをカットされたのはリクの方。さらには3R、小林のパワーある右フックのねじ込みにリクは1ダウンまであり。

4R以降、小林よりポイントを奪うしかないリクは、前に前にとプレッシャーをかける。左右フック、ヒジを当ていい場面も作り。しかし、この展開を打開したのは、小林の新武器・左テンカオボディだったか。飛び込むように当て。また最後まで小林の左ハイ、右フックも活きており、リクは逆転出来ずに終了へ。

この試合にて、25歳の小林は、9戦8勝1分となり。22歳のリクは、23戦15勝8敗となり。

第9試合 スック・ワンキントーン女子フライ級王座決定戦 3分3R KOKOZ(TRY HARD GYM/元スック・ワンキントーン女子ミニフライ級&スーパーフライ級王者) 辻井和奏(わかな)(BRING IT ONパラエストラAKK/タイ・イサーン&ラーナー・フライ級王者)

辻井判定勝ち。新王者に。

初回、長身サウスポーの辻井は左ハイにて出たが、ガッチリ体型のKOKOZは大崩れせず。逆にどっしりと構え、右ミドルを返して来るくらい。リーチは相当に違うが、KOKOZもムエタイの本場にてもまれているだけのことはある。その中、最後の最後に出した辻井の左テンカオは深く入り良かった。

2R、ここから辻井は出たかったが、逆にKOKOZに右ストレートを合わされピンチに。フィジカルのあるKOKOZを、辻井は蹴りで押さえ切れず。3R、ここは両者苦しかったか。KOKOZも下がらされ右ストレートは出せず。辻井も苦しい中、左ミドル、ワンツー、組みヒザと攻めて試合終了へ。

採点はドローになった場合、延長Rは用意されておらず、王座決定戦なのにどうするのだろうとまで思ったが、この試合は振り分け採点が実施されていたか。スコア29ー28にて2ー1と割れて、僅差の判定は辻井に出た。辻井姉妹にて同日でのベルト奪取を成し遂げた。

この試合にて、辻井は、7戦6勝1分となり。KOKOZは、13戦7勝6敗となり。

第8試合 58kg契約 3分3R オート・AXGYM(タイ/AXGYM/元ラジャダムナン認定バンタム級6位) BEN侍(ベンザムライ)・YZ’D(タイ/Y’ZD GYM/元スック・ワンキントーン・ライト級王者)

BEN侍判定勝ち

試合は、手足の長いオートが右ミドル、ワンツーからのテンカオがシャープも、徐々にBEN侍のパワーあふれる攻撃があらわに。BEN侍は、左右フックからの右ロー、左縦ヒジからの組みヒザにて、オートに打ち勝って行く。3R最後には、もう充分と流したBEN侍。オートも付き合い、セコンドに戦えと怒られていた。

この試合にて、30歳のBEN侍は、65戦53勝12敗となり。22歳のオートは、88戦53勝33敗2分となり。

第7試合 55kg契約 3分3R 石川直樹(teamLIT/元スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王者、元ジャパンキック&新日本フライ級王者) SHU(D-BLAZE/スック・ワンキントーン・バンタム級4位)

石川判定勝ち。

試合は、スタートより石川がSHUを組みヒザにてとらえてやろうと、しつような前進。SHUもワンツーや右カーフを当てたが、押し込まれ組まれると分は悪い。3Rには、石川は左右のヒジを振り回し斬りつけながら組む肉弾戦へ。こかしての正座ヒザ落としなども交え、取っ組み合い力にて石川勝利。

この試合にて、36歳の石川は、43戦25勝10敗8分となり。22歳のSHUは、9戦5勝4敗となり。

第6試合 72kg契約 3分3R 津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム) 康輝(キング・ムエ)

津崎判定勝ち。

試合は、康輝のリカバリーした体のゴツさに驚き。2Rまで、津崎はいつもの左ジャブ、ワンツーからの組みには入ったが、康輝の体の大きさに効果が薄い印象。ただし、ここから康輝も組みヒザなりで攻められれば良かったが、3Rは津崎が良い。右アッパーを痛打させ、中間距離にてワンツー、左右ヒジにて打ち勝ち試合終了へ。

この試合にて、38歳の津崎は、26戦11勝12敗3分となり。27歳の康輝は、16戦8勝8敗となり。

第5試合 65kg契約 3分3R 畠山育朗(Pegasus project) YUHEI(ONE LINK)

YUHEI判定勝ち。

試合は、両者似たマッチョタイプにて、左右フック、ヒジを振り回してのゴツゴツとした打ち合いに終始。畠山も要所で左右フック、右ヒジは当てたのだが、必ずYUHEIも左ハイで切り込みながら左右フックのリターンへ。3Rには左ヒジにて畠山の頭部のカットに成功したYUHEIが2ー1にて判定勝ち。

この試合にて、30歳のYUHEIは、13戦6勝6敗1分となり。31歳の畠山は、24戦11勝12敗1分となり。

第4試合 68.5kg契約 3分3R KAZU(GTジム/元WMC日本&KOSウェルター級王者) ウアン・フェニックスジム(タイ/PHOENIX)

ウアン判定勝ち。

試合は、大柄なサウスポーのKAZUに対して、ウアンは時にのらりくらり、時に長い脚を利しての右ハイ、右ミドルの蹴り込みにて試合をコントロール。ウアンは何よりも相手の攻撃をもらわない距離調整がうまい。ウアンの小刻みなフェイントにKAZUは見いられてしまい、黙らされたまま試合終了へ。

この試合にて、45歳のウアンは、96戦77勝17敗2分となり。22歳のKAZUは、12戦9勝3敗となり。

第3試合 55kg契約 3分3R 笠原直希(シーザージム) 赤土公亮(こうすけ)(D-BLAZE)

ドロー。

試合は、笠原のうまさにサウスポーの赤土は、思うように左ミドルが出せず。出してもすかされたり、キャッチされてこかされたり。笠原は腰が重く、右ミドルのリターン、左フックボディからの右ストレート、組んでの右縦ヒジと当て赤土を上回り。はっきり笠原の勝ちに見えたが、1ー0笠原優勢のドローに終わる。

この試合にて、17歳の笠原は、8戦5勝2敗1分となり。17歳の赤土は、3戦2勝1分となり。

第2試合 スーパーフライ級 3分3R 高梨凌太(フジマキックムエタイジム) 磯貝雅則(STRUGGLE)

磯貝判定勝ち。

初回、いきなりの右ストレートにて高梨より1ダウン奪取の磯貝。ここまでは良かったが、この後にサウスポーの高梨の反撃を受け、磯貝は耐えるのみの時間となり。2、3Rは、高梨の左ハイ、左ストレート、組んでの左縦ヒジを受け続けてしまった磯貝。

振り分け採点の傾向が強いスックワンキントーン興行ゆえ、28ー28のドローになるかと思いきや、2ー0にて判定は磯貝に出る。ジャッジ1者が28ー28のイーブンも、2者が29ー28にて磯貝支持とした。

この試合にて、36歳の磯貝は、2戦1勝1敗となり。24歳の高梨は、2戦2敗となり。

第1試合 60.5kg契約 3分3R 岩谷将平(フジマキックムエタイジム) 大河内佑飛(RIKIX)

岩谷初回TKO勝ち。

初回、岩谷の伸びやかな左右ハイのクオリティに驚かされたが、その左ハイにて大河内よりいきなり1ダウン奪取。さらには、右バックキックや二段式の跳び左ハイも出る中、岩谷は狙い済ました右バックハンドブローにて2ダウン追加。これでまだ15歳? 信じられない強さだ。岩谷には大注目!

この試合にて、15歳の岩谷は、1戦1勝(1KO)となり。24歳の大河内は、4戦1勝3敗となり。