ダイヤモンドグローブ 2023年10月10日(火) 後楽園ホール

2023-10-11

第7試合 ウェルター級8回戦 永田大士(三迫) キム・ジンス(韓国)

永田判定勝ち。

サウスポー同士。初回、永田も体のゴツさが目立ったが、長身のキムのワンツーがことのほか良い。シャープなブローが次々と永田を襲い、体が止まるシーンあり。ただし、徐々に永田がゴツゴツとした右ジャブ、左ストレートにて挽回。キムを追い回し、4Rには強烈な左ストレートをぶつけた永田。

5R、苦しいキムは執拗なかかえ込みを見せ、ホールディングの減点1あり。もうキムは「ノーマス」かなという感じも、6R最後にワンツーを集める。なんとこれで息を吹き返したキム。7Rは逆にキムのワンツーの方が良く、痛打されて永田の動きが止まる。佐川の逆転負けを見たばかりで嫌な予感。

ただし、さすがにキムもダメージは隠せず、8Rは永田のワンツーをもらいながらのボクシング。それでも希望が見えると、最後までもつものなのだなと思わされた。永田の勝ちは明らかながらも、もらい方によっては分からない場面もあったし、序盤に永田にはまぶたにヒットカットもあり。勝負は紙一重。

この試合にて、33歳の永田は、23戦18勝(6KO)3敗2分となり。27歳のキムは、16戦10勝(6KO)6敗となり。

第6試合 S・フェザー級8回戦 佐川遼(三迫) 福井貫太(石田)

福井8RTKO勝ち。

試合はスタートから佐川がワンツーを好打しながら快調に飛ばすボクシング。福井も当て返しはあったのだが、ポイント的には後手に回った自覚はあったか。4Rに福井は左右フックにて暴れて来る。しかし、それをしのぐとはっきりと佐川ペースへ。特に、6Rよりの佐川の右ストレートボディが素晴らしい。

6、7Rと、佐川が右ストレートボディ、左アッパーボディにて、福井の腹を削りに削る。その中、佐川のワンツーも顔面をかすめ、福井は黙らされる流れ。しかししかし、勝負は下駄を履くまで分からないとはこの試合のこと。8R、もみ合い中、福井の1発の強烈な右アッパーに佐川はダウン…。

立つも、グラグラの佐川。残り時間はたっぷりで、クリンチにてしがみついても厳しい感じ。やはりと言うか、福井の詰めの左右フックをしのぐ力は佐川にはなく、もらう姿にレフェリーが救出してストップへ。まさに1発に泣いた佐川。福井が敵地にて、殊勝の逆転TKO勝ちを飾った。

この試合にて、29歳の福井は、17戦11勝(8KO)5敗1分となり。29歳の佐川は、16戦12勝(7KO)4敗となり。

第5試合 S・フライ級8回戦 川浦龍生(三迫) 森青葉(角海老宝石)

川浦3RTKO勝ち。

サウスポー同士。初回、川浦の動きがキレキレ。ワンツー、左右フックでの積極的な切り込み。川浦はこんなに自ら攻める選手だったかなの印象。かなりもらった森だが、2Rよりはめげずに前に出て攻め返し。ただし、下がりながらもよく見ていた川浦。

その中3R、川浦はカウンターの左ストレートにて、森の意識を飛ばす強烈なダウン奪取。森は片足をたたんだ状態で仰向けにダウン。もちろん、ノーカウントで即ストップへ。しばらく立ち上がれなかった森。担架送りは免れたが、ダメージは深かったか。川浦の快勝にて終わった。

この試合にて、29歳の川浦は、12戦10勝(7KO)2敗となり。23歳の森は、14戦7勝(1KO)5敗2分となり。

第4試合 フェザー級6回戦 渡辺凜太郎(レパード玉熊) 廣瀬祐也(協栄)

廣瀬3RTKO勝ち。

サウスポー同士。初回は拮抗も、2Rよりワンサイド。廣瀬が左ストレートボディを入れてからの左ストレートにて、渡辺より2ダウン奪取。渡辺は倒れやすいがすぐに立てるタイプか、3Rに入る。ただし、廣瀬は左アッパー、ワンツーにて2ダウンの追加。さすがに4ダウン目にてストップがかかった。

この試合にて、25歳の廣瀬は、12戦8勝(4KO)3敗1分となり。21歳の渡辺は、7戦4勝(1KO)2敗1分となり。

第2試合 S・フライ級4回戦 井上稜介(ONE・TWOスポーツ) ガチャピン政道(協栄)

井上判定勝ち。

初回最後、ガチャピンは右ストレートにて井上の腰を落とさせる好スタートも2Rより井上にまくられる。井上は精力的な手数にコンボがコンパクト。ガチャピンは右フックを空振りさせられると体が流れることが多く、そこを井上に叩かれること多し。初回以外は、井上がワンツー上下にて打ち勝った様子。

この試合にて、28歳の井上は、6戦3勝(1KO)2敗1分となり。26歳のガチャピンは、4戦2勝(1KO)1敗1分となり。

第1試合 S・フライ級4回戦 佐藤麻人(極東) 加賀谷優大(ランド)

ドロー。

初回、加賀谷の左右フックの活きが良かったが、2Rより大柄な佐藤のワンツー、右アッパーペースへ。ただし、両者ミスブローが多く、煮え切らない展開のまま。4R、ここで加賀谷がワンツーを効かせ佐藤の腰を落とす。KOチャンスも佐藤はしがみつきしのぎ。結果、1ー0佐藤優勢のドローに終わった。

この試合にて、26歳の佐藤は、2戦1敗1分となり。21歳の加賀谷は、1戦1分となり。