Prime Video Boxing 10 Day2 10月14日(月) 有明アリーナ

2024-10-28
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有明アリーナ、昨日とは打って変わり、メチャクチャ人が並んでる…。入場列、会場奥まで歩かされて折り返し…。

第1試合開始時の場内の様子。3階席に人がポツポツいるくらいで、昨日と大差なし。ただ、まだ多くの人は物販に並んでる説あり。後、ライトの関係か、昨日と違い3階席が撮りにくい。まさかのサーバル対策じゃあるまいな?(冗談)

本日の興行は、20時55分終了。気持ち昨日よりは早い終了。建物の外に出るのに、気持ち出口への道が混雑。また大回りさせられて帰宅したが、有明アリーナに2デイズ詣でとは疲弊以外の何も残らない。メインは20時半くらいに配信したいのだろうけど、せめて20時ゴングにしてくれたら…。

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本日の興行

客入りは、8割くらいか。会場を長方形と考えると、短い方の2辺はおおむね3階席まで埋まった。しかし、長い方の2辺の3階席は無人。うーむ、さすがの那須川天心と言えども、有明アリーナを満員にまでは引き上げられずか。井上尚弥だけは別格だが、天心が出ても有明アリーナが満員にはならない時代。

やはり配信が整備された影響か、格闘技興行に限らないのかも知れないが、大箱が以前のようには埋まらない時代が来ているのかも知れない。ただし、その分はPPVで充分に潤えばいいのだが、PPVとなると途端にハードルが上がり「なら見なくてもいいや層」が出そう。違法動画がすぐ出回る時代だしね。

PPVも簡単には売れない、会場に人は来ない…。本当にこの先、格闘技業界はどうなるのだろうかの不安はある。しかも配信のために放置されたり、高いチケット代がさらに高くなったり、しわ寄せを食うのは現場まで足を運ぶ熱心なファンだ。大多数はネットでタダ見で評論家になれる時代である。やれやれ。

エクセル・ジェームス・ジュニアVS小林彩都について。パンラヤーはDANGAN越谷ジムの練習生なのでジェームスの試合に興味があったようですが、サーバル的には噂の(?)足利ジム選手が出ることに興味津々。ただ、結論としては普通にまとまった好選手でした。

アンソニー・オラスクアガVSジョナサン・ゴンサレスについて。この試合、当日の冨樫氏のアナウンス、ボクモバさんの表記より「初回負傷ドロー」を私は採用しているが、同時に「無判定試合」との報道もあり。他にも「ノーコンテスト」なども存在するが、サーバルの知識では正直その細かい差違が分からない。

もちろん、語学がからっきしダメな私は、WBOのオフィシャルルールなどを原文で読めるわけもなし。こういう時、やはりジョー小泉さんの見解を聞きたくなる。いずれにせよ、「1分」なのか「1NC」なのか、戦績表記も大きく変わる。その辺、はっきりした結論を知りたいものだ。

那須川天心VSジェルウィン・アシロについて。

予想よりもアシロがいい選手だったこともあり、私がTL上を見た限りでは、「こんな弱い相手をよく探して来たな」という方向での天心くさしはなかったが、ボディで奪ったスリップ的なダウン、並びに採点の点差についての批判は多かった。

なお、私的にはアシロは取れて3Rくらいの感触だったので違和感はあまりなし。ボクシングファンのみならず、ボクシング経験者からも点差については多数の批判が出ているので、採点感覚を一律にする難しさ、並びに天心の存在を好きになれない人は本当に多いのだなという印象があった。

ちなみに、天心でもそうだし、ぱんちゃんなどもそうなのだが、SNS 時代にアンチも引き連れ注目される人というのは、ある意味で一種のスターなのだろうなと思う。大正時代の芥川龍之介の言葉が響いてくる。「天才の一面は明らかに醜聞を起し得る才能である」。話題にもならないのが一番きつい時代かと。

私の近場には、家族で来ていた中学生くらいの男の子が座っていた。この子が選手入場や試合中も含めて、写真を撮りにほとんど離席して回っていた。「天心パパを撮れた」と喜んでいた。ちゃんと座って見ていたのは天心試合くらい。でも家族4人で8万8千円也か。そういった客にDay2の入りは支えられていたわけだ。

なお、当の天心パパは興行後、人が詰まっていた出口付近で、皆に囲まれ写真をせがまれていてご満悦顔。RISE会場でもセコンドでもちろんいるが、写真撮影などせがまれていないような。私が見ていないだけかな。ともあれ、天心パパはRISE会場よりボクシング会場の方が好きなのではなかろうか(?)。

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席比率

【席比率】2024年、岩田翔吉チケット、右側より2席目も人がほとんどいなかったのでハジ席認定。158興行中、130ハジ席(82%)、24空き席(15%)、4中席(3%)。5529→5543(-02,+16)。

「天心の券売力なのかなあ。昨日のカードで埋まらなかった会場がもしも今日埋まったときボクシングファンの皆さんは天心をもう少し好意的に受け入れてくれたりするんだろうか。」(シイタケ)

「相変わらずひどい導線で毎回苦行。ここでしかビッグマッチが行われないのはボクシングファンにとっては悪夢です」(Guy Rich)

「・最低1万円はするチケット代。・世界戦という誰にでも分かりやすい看板。・イベントとしてある程度洗練された雰囲気。これらの要素がある中でも帰る人が多いのであれば、まずは観る側の態度以外に原因がないかを考えるのが妥当だろうよ。」(BAYA)

「Seems like attendance at the two-day Amazon Prime boxing event at Ariake Arena on Sun/Mon wasn’t fantastic.

Quoted tweet points out that Naoya Inoue’s hyperpopularity in Japan right now doesn’t necessarily translate to bigger crowds for boxing as a whole.

日曜日と月曜日の2日間、有明アリーナで開催されたAmazonプライムボクシングイベントの観客動員数はそれほど多くなかったようです。

引用されたツイートは、現在日本で井上尚弥が絶大な人気を誇っているが、それが必ずしもボクシング全体の観客動員数増加につながるわけではないと指摘している。」(Dan Orlowitz)

「『はじめの一歩』で速水戦終了後に、大量に帰ったレディたちよかマシなんや…。」

「昔13連勤後に所属ジムのプロの試合を見に行ったら1RでKOされて、私の心までKOされて次の試合が始まる前に帰りましたね。」

「後は有明アリーナだと21時の新幹線間に合わないから間に合う用に帰る話は割と聞く。というか他の界隈でも(ライブや観劇)公式が開演時間を早めにして泊まらせないように帰す所が増えてきた。」(人生で大切な事はみな車田漫画で学んだ)

「もはや伝説のトレーナー/コーチ! 息子とは言え、キックボクシングでは誰も敵わなかった無敵の怪物育てたんだからね。将来的にどんな位置になるんだろうか?キック史的に。」(Takasan(タカさん))

「」さ僕は2R以外天心に振ったけど、迷った4Rと10Rは天心につけたのでサーバルさんとだいたい似たような感覚でしたね」(どぅんきち)

第5試合 WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 中谷潤人(M.T) ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ) 

中谷6RTKO勝ち。王座防衛。

長身サウスポー同士。試合は序盤、中谷が攻め控えていたということだが、いつになくピリッとしない印象。はっきりと打ち込まれているほどではないも、ペッチの積極的な右フック、左ストレートにさらされる。あまりに消極的な様子の中谷に「今日は調子がいまいちなのかな?」と思ったほど。

その中5R、両者接近戦での左右アッパー、フックでの打ち合い。中谷はリードしながらも、ペッチにやはり打たれるところもあり、まだ勝負は分からない感じ。しかし6R、ここで左ストレートにてペッチをダウンさせた中谷。ペッチはギリギリ立つも、再度左ストレートに前のめりに2ダウン目、ストップへ。

この試合にて、26歳の中谷は、29戦29勝(22KO)となり。30歳のペッチは、78戦76勝(53KO)2敗となり。

第4試合 WBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦10回戦 那須川天心(帝拳) ジェルウィン・アシロ(フィリピン) 

天心判定勝ち。新王者に。

サウスポーの天心が、相変わらずの武道の達人的なボクシング。ただし、9、10Rのようにやれば攻めることも出来るのだろうが、基本的にはよけることを主点にしたボクシングにて、倒し屋が見せるようながっついての打ち合いには縁遠いか。ある意味、一般的な意味での面白みは少ない試合になりがちかも。

試合は、アシロも身のこなしも速く、天心のパンチを外して見せたりもする。また、珍しく天心ももらうシーンはあり。その中、見ていた天心だが、ほぼスリップ的も9Rに左ストレートボディを当てアシロよりダウン奪取。ここよりアシロの疲弊もあり、天心は最後、積極的にワンツーにて打ち込み試合終了へ。

この試合にて、26歳の天心は、5戦5勝(2KO)となり。23歳のアシロは、10戦9勝(4KO)1敗となり。

第3試合 WBO世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦 田中恒成(畑中) プメレレ・カフ(南アフリカ) 

カフ判定勝ち。新王者に。

クリーンな判定、ありがとう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。でも、2ー1の難産かぁ…。俺に「東京生まれの『名古屋判定』」と言わせないで良かったなぁ。ふぅ。

試合は、スタートから微差ではあるが、無敗のカフがシャープなボクシング。田中の左フックボディをたまに受けるが、ワンツーは当てているカフ。その中5R、カフはスピードある右フックをカウンターし田中よりダウン奪取。無理だろうという倒れ方ながら、立つとここから盛り返した田中にはゾッとした。

特には7R、田中の左右フックボディを集められ、カフは青息吐息。この田中の生命力には恐れ入る。しかし、8Rは逆にカフに接近戦にて打たれた田中。田中もギリギリ、カフもギリギリの戦い。それでも右フックをもらい続ける田中は見映えは悪し。最後12R、疲れたカフを田中は打ち込むもタイムアップ。

この試合にて、30歳のカフは、14戦11勝(8KO)3分となり。29歳の田中は、22戦20勝(11KO)2敗となり。

第2試合 WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦 アンソニー・オラスクアガ(USA) ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリ コ/USA) 

初回負傷ドロー。王座防衛。

初回、スタートからサウスポーのゴンサレスと、オーソドックスのオラスクアガはバッティング発生。ゴンサレスにドクターチェックあり。再開も、再びのバッティング。ゴンサレスがアピールする中、何と試合はストップへ。ゴンサレスの左目のカットに、レフェリーがストップをかけた形とのこと。

この試合にて、25歳のオラスクアガは、9戦7勝(5KO)1敗1分となり。33歳のゴンサレスは、34戦28勝(14KO)3敗2分1NCとなり。

第1試合 S・ライト級4回戦 エクセル・ジェームス・ジュニア(DANGAN越谷) 小林彩都(足利) 

ドロー

試合は、序盤は力強い右フックを振りジェームスが良かったが、徐々に長身の小林が左ジャブ、右ストレートにて攻め返し。特に3Rは、停滞するジェームスを小林は左ジャブを的確に当て、右ストレートを狙う。4Rはジェームスも右フックを当て拮抗。やはりと言うか、1ー0小林優勢のドロー止まり。

この試合にて、29歳のジェームスは、4戦2勝1敗1分となり。27歳の小林は、2戦1勝1分となり。