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第6試合 S・バンタム級10回戦 小國以載(角海老宝石) ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン)
4R負傷ドロー。
初回、カシメロの右フックは重かったのだが、やはり小國のボクシングのうまさが光る。カシメロのフックを受けても、上体をいなす小國に壊滅的なダメージは見受けられず。2Rには小國の左フックボディ、右ストレートボディが集まり、カシメロは自らトランクスを下げることに忙しい。
3R、断続的に右フックは当てたカシメロだったが、効いてくれない小國。テキパキと小國のコンパクトなワンツー、ボディ打ちが集まり、いよいよカシメロに苦しい未来しか見えなくなり。しかししかし、4R開始早々にバッティングあり。小國は頭部より大流血。これは小國に運がなかったか。
ドクターチェックにて4R27秒にてストップへ。10回戦ゆえ、ポイント的には劣勢だっただろうカシメロが救われる形でのテクニカルドロー。なお4Rにレフェリーがストップ後、右フックを強烈にねじ込んだカシメロ。サルダールも栗原ダウン後に加撃していたが、この手のフィリピン人はダーティーだ。
この試合にて、33歳のカシメロは、39戦33勝(22KO)4敗1分1NCとなり。35歳の小國は、26戦21勝(8KO)2敗3分となり。
#カシメロ vs #小國以載
— TheBoxers (@TheBoxers2023) October 12, 2023
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第5試合 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦 栗原慶太(一力) フローイラン・サルダール(フィリピン)
サルダール初回TKO勝ち。新王者に。
初回、ロープを背にした栗原にサルダールはワンツー連打。ドライブがかかった右ストレートに腰砕けとなり、追撃にダウンの栗原。立つもサルダールの右ストレートに、なすすべなく2ダウン目。もうやめさせた方がいい感じ。再開するもすぐにレフェリーが割って入る。60秒でサルダールが栗原を圧殺。
この試合にて、34歳のサルダールは、42戦34勝(24KO)7敗1分となり。30歳の栗原は、26戦17勝(15KO)8敗1分となり。
第4試合 バンタム級8回戦 サウル・サンチェス(USA) RV・デニエガ(フィリピン)
サンチェス判定勝ち。
7Rより観戦。サウスポーのデニエガにプレッシャーをかけていたサンチェス。ロープに詰め、ワンツーなどを当てていたサンチェスが、大差判定勝ちとなった模様。
この試合にて、26歳のサンチェスは、22戦20勝(12KO)2敗となり。24歳のデニエガは、10戦9勝(6KO)1敗となり。