ギャラリー戦線異状なし。雨の水道橋。東京ドームは、巨人VS横浜か。どうなるんやろ…。
本日の興行は、21時40分終了。充分遅くなったから東京ドームは大丈夫だろうと思ったが、全然ダメ。非常停止ボタンが使われ、ホーム上に止まる電車を逃すと後25分は来ないぞと駅員さんが金切り声を挙げるのだが、ホームまで人がはみ出してる電車に乗れないでしょ。
結果的に2本ほど電車をやり過ごし、乗れる電車を30分以上待って乗ったが、さらに途中で止まってしまい中々お茶の水駅にも着かない。その後、秋葉原駅に着くだけでもホールを出てから小一時間はかかった。これじゃ戸外で待っていても同じだったが、今日は雨降り。こんなにすべてが悲しい華金はないよね。
本当、野球は何とかして欲しい。絶対にあの数万人の客は、裏の政府が特別に予算を組んで、私に嫌がらせするために雇ったエキストラだよね。そうじゃなきゃ、辻褄が合わないもん。あんな球を木の棒で叩いて走り回るだけのイベントに、数万人が頻繁に集まるって狂気の世界だろ。
目次
- 客入り
- 本日のええ写真
- 木村彪吾VS野田賢史について。
- 席比率
- 第7試合 日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦 高田勇仁(ライオンズ) 金谷勇利(金子)
- 第6試合 ミドル級8回戦 酒井幹生(角海老宝石) 細川チャーリー忍(金子)
- 第5試合 49.5kg契約8回戦 木村彪吾(グリーンツダ) 野田賢史(金子)
- 第4試合 58.0kg契約8回戦 石田凌太(角海老宝石) 小山涼介(金子)
- 第3試合 ウェルター級4回戦 ムッチェ・ケニー(ワタナベ) 金子佳樹(金子)
- 第2試合 L・フライ級4回戦 杉本愛弥(木更津グリーンベイ) 和田武士(渡嘉敷)
- 第1試合 55.0kg契約4回戦 紺野大(新日本木村) 谷口太朗(金子)
客入り
客入りは、7割くらいか。今日は南側席がまずまずの埋まりも、応援団の帰りは激しく、東側席などはメイン時にはガラガラになってしまった。メインが日本タイトルマッチゆえに、この入りで持ちこたえられた興行と言えなくもないのかな。当日券は、13200円、11000円、8800円、6600円とあり。
本日のええ写真
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、細川チャーリー忍。悪口ではないけど、昔一度客席で足を投げ出し、ふんぞり返ってリング上の選手に指示を飛ばしている人がいて、しばらくして「あっ、あれが細バレさんの弟か」と思ったことあり。でも強ければそれも正解。言うだけのことを証明してる。
なお、酒井幹生VS細川チャーリー忍のクリンチファイト。私は「見ていてストレスがたまる展開」と書いたりするが、実は嫌いじゃない。組みヒザありのキック好きの私からすれば、クリンチ技術はボクシングが一番でテクニックの1つだと思っている。アムナットVS井岡一翔とかしびれたもんね。
次点は、小山涼介。小山のランニングボクシングは、小山が打ち合いを避けたいタイプの選手のためかと思ったが、石田凌太によれば「パンチはメチャクチャあった」とのこと。こういう情報は見ているだけの人には分からないもの。こんな感想が知れるのはSNS時代ならではですな。
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- 本ページの情報は2024/07/23更新時点時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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木村彪吾VS野田賢史について。
この日、前にいたおじさんが(石田凌太応援団だった様子)、周りの若者に「これ、分からないよ」と話していた。どちらが勝っているのか分からないというのだ。確かに私もポイントが難しいと思いながら見ていた。ボクシングの場合、こういう「難解な試合」は、ままある。
このおじさんは、元々「もう1試合見てから帰ろう」と連れに話していたので、野田が手を挙げられるのを見て席を立ったのは予定通りだったのだろう。ただし、こういう難解な8回戦試合などが並ぶことのあるボクシング興行を、「全部見ろ」とは言いにくいやね。そんな気持ちは私でもある。
もっと言えば「本質的にボクシング試合は面白くない」とまで私は思う。その中から砂金を探すように、面白い試合をえりすぐるのだ。なお、私などはジムで初心者同士のマスを見ていても「面白い」と思うクチ。ここまでくれば何を見ても面白がれるが、それは競技経験者ゆえの特殊な面白がり方なんだよね。
メイン試合、金谷勇利はチェッカーズ「ギザギザハートの子守唄」にて入場。私も18歳の時に親友をバイク事故で亡くしているので、とっても胸に来る歌。しかし、音が小さいよ…。最近、ずいぶんとボクシング興行も入場曲を大きな音でかけてくれるようになったと思っていたが。キック興行を見習ってくれ。
なお、この日の金谷勇利は、ヘアスタイルがコーンロウ。井岡一翔チェックだったな。
席比率
【席比率】2024年、金谷勇利チケット、右側が空いていた空き席。105興行中、85ハジ席(81%)、18空き席(17%)、2中席(2%)。5293→5293(-03,+03)。
第7試合 日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦 高田勇仁(ライオンズ) 金谷勇利(金子)
高田判定勝ち。王座防衛。
試合は5Rまで、金谷は取り立てて悪くは見えなかったが、結果的に高田のパンチングパワーにポイントが振られた格好か。ジャッジ1者に48ー47がいるも2者は49ー46にて高田支持。金谷はワンツー、左フックボディを当てるシーンはありも、高田の左フック、右ストレートが単発ながら強い。
金谷としては、高田の上体の振りのうまさも想定以上だったか。パンチを外されミスブローを誘われる。6R以降、ピッチを上げた金谷だったが、高田は弱らず。それでも9R、金谷のワンツーの釣瓶打ちにあわやの雰囲気は起こる。10Rも金谷優勢も、まくるまでは行けずに終了。高田の壁は高かった。
この試合にて、26歳の高田は、26戦15勝(6KO)8敗3分となり。27歳の金谷は、8戦5勝(1KO)3敗となり。
第6試合 ミドル級8回戦 酒井幹生(角海老宝石) 細川チャーリー忍(金子)
チャーリー判定勝ち。
試合は、両者クリンチ状でもみ合うボクシングが8R。見ている方が疲れる展開。その中、コツコツとパンチを腹に顔に当てるうまさはチャーリーだったか。酒井も左フックボディを効かせるシーンはありも、5Rにはホールディングにて減点1がきつし。終盤になっても酒井はペースを奪い切れずに試合終了へ。
この試合にて、39歳のチャーリーは、21戦13勝(11KO)7敗1分となり。30歳の酒井は、9戦5勝3敗1分となり。
第5試合 49.5kg契約8回戦 木村彪吾(グリーンツダ) 野田賢史(金子)
野田判定勝ち。
試合は、2Rまでは木村の左右フック切り込みが良かったが、3Rよりは長身の野田の左右フックボディ、ワンツーが良くなり。差は見えにくいも、有効打となるとやはり野田が上回っていたか。7R、野田は右フックボディにて木村の腹を効かせてダメ押し。スコアは意外に差がついた形での野田3ー0だった。
この試合にて、29歳の野田は、8戦5勝(3KO)3敗となり。23歳の木村は、15戦9勝(3KO)5敗1分となり。
第4試合 58.0kg契約8回戦 石田凌太(角海老宝石) 小山涼介(金子)
小山7RTKO勝ち。
試合は、小山のディフェンスを中心に組み立てるボクシングがユニーク過ぎる。長身の石田のパンチを徹底的に外しまくることに主眼を置いたような小山。よけてよけて、たまに左フック、ワンツーを当てに行く。石田は空転を続け、イライラがすごい様子。しかし、当たらないものは当たらない。
パンチをくぐりサイドに出ると、まるで石田に背を向けて逃げるような格好だった小山。ボクシングとは違う別種の鬼ごっこを見ている雰囲気もあり。ただし、小山には毒針もあり。7R、疲弊した石田を打ち下ろしの右ストレート1発にて失神ダウン奪取。これは背筋の凍る一撃。石田を担架送りにした。
この試合にて、23歳の小山は、2戦2勝(2KO)となり。28歳の石田は、17戦12勝(7KO)5敗となり。
第3試合 ウェルター級4回戦 ムッチェ・ケニー(ワタナベ) 金子佳樹(金子)
中止。ケニーの棄権によるもの。
特別スパーリング 2分2R 足名優太(金子) 金子佳樹(金子) 勝敗なし。
金子は、相手の棄権ゆえにスパーリングにて登場。このスパーリングのレフェリーはロバート山本さん。うーん、このまま公式戦に早く上がってもらって、ジロリアン陸選手の試合をさばいてくれないかえ。
第2試合 L・フライ級4回戦 杉本愛弥(木更津グリーンベイ) 和田武士(渡嘉敷)
杉本2RTKO勝ち。
試合は、杉本が小気味良くフォロスルーの効いた素晴らしいパンチを披露。しばらくは和田も打ち合ったが、2Rに入ると杉本の独壇場。ワンツー、左右フックと、スカッと気持ち良い釣瓶打ちとなり、打たれる和田はなすすべなし。福地レフェリーがパッと和田をキャッチに行き試合終了へ。杉本は強いな。
この試合にて、22歳の杉本は、1戦1勝(1KO)となり。20歳の和田は、4戦2勝(1KO)2敗となり。
第1試合 55.0kg契約4回戦 紺野大(新日本木村) 谷口太朗(金子)
紺野4RTKO勝ち。
4Rのみ観戦。試合は、スピードは速くはないものの紺野のジョー・フレイジャーばりのロコモートロ左右フックが、長身の谷口に次々と打ち込まれる。その様子に染谷レフェリーはストップを要請した。
この試合にて、34歳の紺野は、2戦1勝(1KO)1敗となり。24歳の谷口は、2戦2敗となり。