目次
- 第9試合 Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ(65kg) 3分3R(延長1R) 稲垣柊(しゅう)(K-1ジム大宮チームレオン/王者) 小嶋瑠久(るーく)(ARROWS GYM/挑戦者)
- 第8試合 第4代Krush女子アトム級(45kg)王座決定戦 3分3R(延長1R) 奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級(45.53kg)王者) 松谷綺(きら)(ALONZA ABLAZE)
- 第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 壬生狼一輝(力道場静岡/元Krush&大和バンタム級王者) 心直(REON Fighting sports GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
- 第5代Krush女子フライ級王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)引退記念セレモニー。
- 第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
- 第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 寺島輝(ひかる)(TANG TANG FIGHT CLUB)
- 第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝) 岩﨑悠斗(ARROWS GYM/元J-NETWORKスーパーライト級王者、元S-BATTLE KICKライト級王者)
- 第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 川﨑聖亮朗(しんいちろう)(HIGHSPEED GYM) 斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
- 第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者) 目黒翔大(優弥道場)
- 第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg優勝) “狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
- プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 渡邉陸(POWER OF DREAM) 神谷勇輝(SUNRISE GYM)
- プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R 紀空(きら)(K-1ジム五反田チームキングス) 今村流星(KINGS)
- プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R 哲志(K‐1ジム五反田チームキングス) 石川優斗(まさと)(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第9試合 Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ(65kg) 3分3R(延長1R) 稲垣柊(しゅう)(K-1ジム大宮チームレオン/王者) 小嶋瑠久(るーく)(ARROWS GYM/挑戦者)
稲垣判定勝ち。王座防衛。
試合は、サウスポーの稲垣がかなり慎重だったこともあるのだろうが、意外に小嶋を引き離せず。2Rまで小嶋も右ミドルよりワンツーを当てるシーンあり。3R、ここでプレスをかけ左フックを当てた小嶋。稲垣は危ういところだったが、最後に鼻血の流れる小嶋をワンツーにて打ち込み。何とか3Rを押さえる。
採点は、ジャッジ2者が30ー28、1者が30ー29にて稲垣支持。他の試合との整合性からも、30ー29が妥当に思えたが、2者は稲垣に2ポイントも与えていたか。つまりは、小嶋は相当にはっきりと打ち勝つ形を見せない限り、稲垣には勝ちにくかったということだよな。
この試合にて、23歳の稲垣は、12戦11勝(6KO)1敗となり。24歳の小嶋は、18戦10勝(4KO)8敗となり。
第8試合 第4代Krush女子アトム級(45kg)王座決定戦 3分3R(延長1R) 奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級(45.53kg)王者) 松谷綺(きら)(ALONZA ABLAZE)
松谷判定勝ち。新王者に。
初回、松谷の強烈な左顔面前蹴りにて、奥脇は体が浮き尻餅をつくダウン。リアルタイムで見た時は、両足が滑っていた奥脇はかわいそうにも思ったが、VTR判定が入り再度のダウン裁定。逆にスローモーションの方が、ダウンに見えるのが意外。まぁ、これはきれいに入っているし仕方ないか。
2R、ワンツーにて出る奥脇を、左右ミドル、ワンツーの長い距離にて支配していた松谷。ラウンド終盤には、奥脇の左フックに松谷は左ハイのカウンター。ダウンした奥脇は立っては来たが、これはやらせるべきではなかったのでは。3R、松谷は攻め奥脇は耐えたが、ちょっとやらせ過ぎな被弾ぶりに見えた。
この試合にて、20歳の松谷は、12戦9勝1敗2分となり。26歳の奥脇は、22戦7勝14敗1分となり。
第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 壬生狼一輝(力道場静岡/元Krush&大和バンタム級王者) 心直(REON Fighting sports GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
壬生狼2RKO勝ち。
初回、壬生狼のパワーあるワンツーにヒヤリとしながらも、右前蹴りや、相手を引き込みながらの右フックカウンター、左ストレートにて対抗していたサウスポーの心直。タイミング良く心直の左ミドルが当たるシーンもあり、悪くはない立ち上がり。
2R、ここで見せ場を作りたかった心直は、左ストレートをカウンターし、壬生狼に腰を落とさせる大チャンス。しかし、壬生狼も下がりながら打ち合いへ。その中、強烈な右ストレート1発にて心直を横倒しにしストップへ。心直はテクニックの分厚さは増しているが、やはり生来のタフネスの点で涙を飲む。
この試合にて、22歳の壬生狼は、21戦17勝(4KO)4敗となり。22歳の心直は、22戦8勝(1KO)12敗2分となり。
第5代Krush女子フライ級王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)引退記念セレモニー。
私は壽美選手の眉毛が八の字になる困ったような顔での笑顔が好きだったな。
引退の10カウントゴングは、関係者のみ立つ形にて実施。
27歳の壽美の生涯戦績は、16戦12勝(2KO)4敗。
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
松山2RTKO勝ち。
初回、サウスポーの松山に対して、右インカーフより左右フックにて前に出た西元。相性的に松山は良くないのかとも思ったが、2Rに一気にフィニッシュへ。松山は強烈な左テンカオ連打よりの左ストレートにて1ダウン奪取。西元は効いていて、松山の左ストレートねじ込みに2ダウン追加。やはり松山は強い。
この試合にて、20歳の松山は、8戦7勝(6KO)1敗となり。25歳の西元は、28戦15勝(12KO)11敗2分となり。
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 寺島輝(ひかる)(TANG TANG FIGHT CLUB)
FUMIYA(E x F) 寺島初回TKO勝ち。
初回、右ハイ、右カーフを当てつつ、右テンカオからの右ストレートにて1ダウン奪取のFUMIYA。ここまではFUMIYAのリボーン劇場を見る思いだったが、よく寺島は逆転した。寺島はワンツーで打ち合い、右ストレートにて一気にFUMIYAを効かせて3ダウン奪取。寺島はいいパンチを持っているな。
この試合にて、26歳の寺島は、12戦8勝(4KO)4敗となり。29歳のFUMIYAは、24戦11勝(11KO)13敗となり。
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝) 岩﨑悠斗(ARROWS GYM/元J-NETWORKスーパーライト級王者、元S-BATTLE KICKライト級王者)
龍華2RKO勝ち。
初回、サウスポーの龍華が、下がりながら当てる左ミドルが強し。ただし2R、岩﨑もワンツーにて攻め出し、バッティングも起こり苦しむ龍華に嫌な雰囲気も流れる。しかし、再開すると、龍華はすり上がる軌道の左ハイ一閃。これをまともにもらった岩﨑は大の字にダウン。立つもダメージ甚大にてストップへ。
この試合にて、21歳の龍華は、12戦9勝(6KO)3敗となり。29歳の岩﨑は、29戦21勝(9KO)6敗2分となり。
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 川﨑聖亮朗(しんいちろう)(HIGHSPEED GYM) 斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
川﨑3RKO勝ち。
試合は、破天荒な左右フック、ローのフォームながらも斉藤はよく攻め頑張ったのだろうが、いかんせん被弾が多し。川﨑の方がコンパクトなフォームにて、ワンツー、右カーフと当てて行く。3R、顔面への被弾は耐えていた斉藤だったが、右カーフは我慢が効かず。脚の効きに2ダウンにてストップとなった。
この試合にて、31歳の川﨑は、19戦10勝(7KO)9敗となり。37歳の斉藤は、17戦5勝(4KO)12敗となり。
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者) 目黒翔大(優弥道場)
目黒判定勝ち。
サウスポー同士。初回しばらくは、友尊のワンツー、右フックの暴風が効いていたが、しばらくすると目黒の左ロー、ワンツー、ボディへのヒザによる押し込みが始まる。押されながらも、友尊も左バックハンドブロー、ワンツーを当てるシーンはあったが、全体の攻勢としては目黒が上回っていたか。
この試合にて、23歳の目黒は、15戦7勝(2KO)6敗2分となり。34歳の友尊は、26戦17勝(10KO)9敗となり。
第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg優勝) “狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
迅2RKO勝ち。
試合は、サウスポーの豊田も弱い選手ではないのだが、迅の基本技の練られ具合の凄みが目立った。初回に、迅は右ストレートにて1ダウン目奪取。2Rにも、右ストレートにて2ダウンの追加。最後は、豊田は完全に大の字に倒されるKO敗だった。
この試合にて、19歳の迅は、6戦4勝(2KO)2敗となり。24歳の豊田は、13戦4勝(2KO)8敗1分となり。
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 渡邉陸(POWER OF DREAM) 神谷勇輝(SUNRISE GYM)
渡邉2RKO勝ち。
初回、下がりながら、左右ローにてさばくボクシングを見せた渡邉。神谷はワンツーにて追うも、有効打はなし。2R、ここで一気に打ち合いにも入った渡邉。ワンツー、右アッパーと釣瓶打ちにて、連打でもらった神谷は崩れ落ちる2ダウンあり。ダウンからは立ち上がったが、10カウントとなった。
この試合にて、23歳の渡邉は、3戦3勝(3KO)となり。23歳の神谷は、4戦1勝3敗となり。
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R 紀空(きら)(K-1ジム五反田チームキングス) 今村流星(KINGS)
今村判定勝ち。
試合は、ボクシングスキルに優れた今村が、左フックボディからのワンツーにて優勢。初回、今村は右クロス、左アッパーにて2ダウン奪取。2Rにも、右ストレートにて3ダウン目奪取。しかし、ここからの紀空の粘りがすごし。左右フックに、モモカン、パンチローにて今村の左脚を狙う。今村は押されて試合終了。
この試合にて、20歳の今村は、3戦3勝(2KO)となり。21歳の紀空は、7戦3勝(1KO)3敗1分となり。
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R 哲志(K‐1ジム五反田チームキングス) 石川優斗(まさと)(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
哲志判定勝ち。
試合は、両者パンチがある者同士にて、左右ローから左右フックによるガツガツの打ち合いへ。初回は石川が優勢だったのだが、2Rより左右ローを集めて哲志が盛り返す。3Rは完全に哲志ペース。左右フック、ワンツーにて、何度も石川を効かせ後一歩まで追い込んだ。
この試合にて、26歳の哲志は、5戦4勝(1KO)1敗となり。21歳の石川は、1戦1敗となり。