アンタッチャブルファイト37 2024年7月1日(月) 後楽園ホール

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ギャラリー戦線異状なし。昨日の名古屋観戦の疲れがなくはない。

本日の興行は、21時終了。興行18時スタートで私は18時45分着だったが、第1試合の途中より観戦。パンフレットによればトライアルマッチが2試合入った模様。遅れて行った時には助かった感もあるけど、そのおかげで終わりが22時近くなるのは勘弁だよなぁ。

客入りは、4割くらいか。全く人がいなかったわけではないが、メインに向けての減り方も激しい。当日券は、15000円、10000円、5000円席とあり。私は結局選手から買えずに当日券にて入る。5000円席が売られていて良かった。

何度か書いているが、コロナ禍後に客席半分で興行が再開した際、私は水道橋まで行きながら「全席ソールドアウト」にて、この川島興行から閉め出されたことがある。あの頃、川島興行は人が入っていた。移籍した川浦龍生がメインの頃の話。

それもあり、私はより当日券は避けるようになっているのだが、いくら全席解放しているとはいえ、この日の入りは厳しい。ボクシング興行全体の客入りが落ち込んでいるのは、体感としてある。わりにいいタイトルマッチでも6割くらいが多く、9割以上埋まった場内など久しく味わっていない気がする。

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本日のええ写真

本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、クンコウ・ワンチャロン。最初はリングネームかと思っていたが、どうやら本名。日本のボクシングジムで育っているのでタイ人ぽさがない。日本人がムエタイジムに入ってタイ人化するのの逆パターンか。

そういえば、6月24日(月)にFOOD STADIUM TOKYOなる、コジャレたフードホールがTDC内にオープン。野球ファンは知らないが、暇でモテない格闘技ファンは、そんなとこ行かねーって言うの。我々の山下書店、デニーズを返せ。ついでに、ひなびたUFOキャッチャー店を返せ。(嘘)

席比率

【席比率】2024年、当日券、ハジ席。100興行中、82ハジ席(82%)、16空き席(16%)、2中席(2%)。5250→5253(-00,+03)。

第8試合 S・フライ級8回戦 比連﨑爽晏楽(川島) 椎名善聴(FLARE山上) 

比連﨑判定勝ち。

試合は、スタートからワンツー、左右フックをブン回して襲いかかる椎名を、比連﨑は左ジャブ、ワンツーにて打ち合って対峙。2Rまでどう転ぶか分からなかったが、この辺りで比連﨑は椎名のパンチを見切った感じだったのではないか。2R最後には、比連﨑の右ストレートに椎名はトラブルに落ちかける。

3R以降、攻める椎名は鬼気迫るも比連﨑を上回れず。5Rもスパートした椎名だが、逆に比連﨑の右ストレートにぐらつかされる。7R、ここも椎名にいい右ストレートはありも、8R比連﨑の右アッパーがついに当たり椎名にダウンあり。椎名は取れて3つの印象も、実際はもっと厳しい評価となっていた。

この試合にて、27歳の比連﨑は、12戦10勝2敗となり。30歳の椎名は、11戦6勝(3KO)5敗となり。

第7試合 フライ級4回戦 飯田健詩(川島) トメ・マルチネス(KG大和) 

マルチネス判定勝ち。

試合は、マルチネスがまるでマイク・ザンビディスのボクシング。飯田の左ジャブをもぐり込み、強烈な左右フック。尻上がりにマルチネスはパワーが発揮されて、4Rにはかなり疲弊していた飯田。採点は2ー0となったが、振るならマルチネスの勝ちで間違いない試合となり。マルチネスは初白星。

この試合にて、32歳のマルチネスは、3戦1勝2敗となり。29歳の飯田は、3戦1勝2敗となり。

第6試合 ライト級4回戦 川村津(中野サイトウ) クンコウ・ワンチャロン(世田谷オークラ) 

ワンチャロン2RTKO勝ち。

タイ生まれのワンチャロンがいいボクシング。初回、サウスポー川村のワンツーをかいくぐり右ストレートボディを効かせたワンチャロン。詰めに行くも川村も踏ん張りインターバルへ。2R、ワンチャロンはボディへも打ち込みつつ、右ストレートでアゴを打ち抜き川村を棒状にダウンさせる。即ストップへ。

この試合にて、18歳のワンチャロンは、2戦   1勝(1KO)1敗となり。28歳の川村は、1戦1敗となり。

第5試合 ミドル級4回戦 菅原健史(川島)棄権 アヌジュ・サティヤ(ハッピーボックス) 

中止。菅原の棄権によるもの。

第4試合 ライト級4回戦 青田侑也(レイスポーツ) 室井優作(湘南山神) 

室井判定勝ち。

試合は、スタートは室井がセンスある動きも、徐々に青田のワンツーでの突進をもて甘し気味。2、3Rは、振るなら青田かなの印象。そして4R、ここで強く出た室井がワンツーにて襲いかかり青田を効かす。この試合も私にはドローに見えたが、2ー0にて室井に出る。青田もよく頑張りも残念。

この試合にて、27歳の室井は、1戦1勝となり。23歳の青田は、1戦1敗となり。

第3試合 フライ級4回戦 松浦諒太(川島) 宇野楓麻(花形) 

宇野判定勝ち。

試合は、両者左ジャブ、ワンツーにて激しく打ち合う。2Rまでは松浦のワンツー、左フックボディが良く、このまま行くかと思ったが、3Rに波乱。宇野の右ストレートに完全に効いた松浦。それでもよく持ち直し。4Rもやや宇野ながら私はドローと見たが、2ー1にて宇野に出る。優勢点勝負かと思ったが。

この試合にて、35歳の宇野は、6戦3勝(1KO)2敗1分となり。27歳の松浦は、5戦3勝(1KO)2敗となり。

第2試合 L・フライ級4回戦 関根健太(ワタナベ) 吉田勇(三迫) 

関根2RTKO勝ち。

初回、両者いきなり接近戦にてガツガツの打ち合い開始。サウスポーの吉田もいい左ストレートはあったが、その倍以上は関根の左右フックが当たる。連打でもらった吉田は我慢していたが、2Rに決壊。関根の右フックについに手をつく1ダウン。続いて関根の左右フック追い打ちに、レフェリーが吉田を救出した。

この試合にて、21歳の関根は、2戦2勝(2KO)となり。23歳の吉田は、1戦1敗となり。

第1試合 S・ライト級4回戦 望月綾人(伴流) 髙橋拓也(石田) 

望月判定勝ち。

3Rより観戦。すごい身長差の両者。長身の望月は、やや危なっかしいところはありながらも、左ジャブ、ワンツーにてボクシング。ガッチリ型のサウスポー、髙橋はアタックするが届かず。4R、最後に髙橋は左ストレートを当てて一瞬効かせたが、望月に足を使われタイムアップ。

この試合にて、25歳の望月は、4戦3勝(1KO)1敗となり。34歳の髙橋は、10戦3勝(3KO)6敗1分となり。