SUK WAN KINGTHONG(スック・ワンキントーン)2023 FINAL 2023年11月19日(日)新宿フェイス PM

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目次

第8試合 スック・ワンキントーン・ウェルター級タイトルマッチ 3分5R 吉田敢(すすむ)(BRING IT ONパラエストラAKK/元王者) クボ マサヤ(PHOENIX/1位、WMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王者)

クボ初回TKO勝ち。新王者に。

前日計量にて、吉田は2㎏のウエイトオーバーあり。吉田のベルトは剥奪。本日、71㎏以内のウエイト戻し制限を設けられ、減点1スタートの吉田。クボが勝った場合だけチャンピオンと認定される変則タイトルマッチとなり。

初回、サウスポーのクボは、ワンツーからの左ローにてスクランブル発進。そしてクボは、狙い済ました左ハイ一閃へ。頭を刈られた吉田は完全失神状態にて棒状にダウン。ノーカウントにて即ストップへ。この試合がキックボクシングのラストファイトと決めていたというクボは、涙のベルト奪取。

この試合にて、30歳のクボは、44戦23勝15敗6分となり。29歳の吉田は、32戦13勝18敗1分となり。

第7試合 64kg契約 3分3R コンデート・ギャットプラパット(タイ/市原ジム/元BBTVフェザー級王者) ホンダ・イゴール(ブラジル/HIDE GYM)

イゴール判定勝ち。

試合は、サウスポーのコンデートはディフェンスしてはいたのだが、体格的に1回り以上大きいイゴールのワンツー、右ミドルに手を焼く。さらには、イゴールはわりにムエタイがうまい。蹴り足をコンデートにキャッチされても、軸足刈りにそなえピョンと軸足にてジャンプする。

2R、左縦ヒジにてコンデートはイゴールの額をカット。これは組み際を狙ったクイックな技ありの一撃。ドクターチェックは長くストップまで後一歩も続行。3R、ここはイゴールがワンツーを当て突進。疲れたコンデートをパワーでロープに釘付けにし2ー0判定勝ちとなった。

この試合にて、26歳のイゴールは、30戦21勝7敗2分となり。37歳のコンデートは、戦績不明。

第6試合 62kg契約 3分3R 津橋雅祥(STELLA) ゴンウドン・TIGER REON(タイ/REON Fighting Sports Gym)

津橋初回KO勝ち。

初回、長身サウスポーの津橋は、右フックボディからの左ハイという散らしが冴え冴え。その中、ロープに下がらされて飲まれたような状態だったゴンウドン。積極的に出た津橋は、右フックボディからの左ロー1発にてゴンウドンをダウン。動けず。エスジムより移籍、3、4年勝てなかった津橋が93秒KOへ。

この試合にて、30歳の津橋は、33戦19勝13敗1分となり。27歳のゴンウドンは、51戦25勝24敗2分となり。

第5試合 59kg契約 3分3R 近藤拓(sports24/スック・ワンキントーン・スーパーフェザー級2位) 財辺恭輔(REON Fighting Sports Gym)

近藤初回TKO勝ち。

この試合は近藤が強かったか。初回、サウスポーの近藤はいきなりの左ストレートよりの右フックにて、財辺より1ダウン奪取。財辺は立つも、近藤の右ヒジを受けヨロヨロと後退。近藤は左ミドルからのワンツーにて財辺を前のめりに2ダウン目。62秒にてストップして見せた。

この試合にて、28歳の近藤は、8戦6勝1敗1分となり。21歳の財辺は、7戦4勝2敗1分となり。

第4試合 59kg契約 3分3R 須藤誇太朗(フジマキックムエタイジム) 聖那(アンカレッジ)

須藤判定勝ち。

試合は、2Rより聖那の左右フックが攻勢を握るかに思えたのだが、ここより同時に須藤の組みヒザが良くなる。首をロックされ、須藤に腹に顔面にとヒザを送られる聖那。これに消耗も加わり、精彩がなくなって行った聖那。そのまま須藤がワンツーからの組みヒザにて、聖那を押さえ込んだ。

この試合にて、22歳の須藤は、5戦3勝1敗1分となり。22歳の聖那は、6戦2勝3敗1分となり。

第3試合 フライ級 3分3R 阿部晴翔(チーム・タイガーホーク) 鈴木愛虎(あいと)(HIDE GYM)

鈴木判定勝ち。

試合は、阿部もやられ通しではなかったのだが、大声援に乗り鈴木の左右テンカオ、左ミドルの当てが優勢に見える。阿部も右ストレート、右ヒジを当てたが効かせるまでは行けず。鈴木に待ち受けられ、入りにタイミング良い攻撃を合わせられて試合終了。阿部は最後は疲れていたので鈴木がいい選手なのだろうが。

この試合にて、15歳の鈴木は、3戦3勝となり。24歳の阿部は、25戦8勝16敗となり。

第2試合 55kg契約 3分3R 達郎FLYSKYGYM(FLYSKYGYM) タパ夏次郎(PHOENIX)

タパ3RTKO勝ち。

試合は、サウスポーの達郎も左ミドル、組みヒザにて、相当にタパを苦しめる。しかし、口から出血し苦しい顔ながらもタパが慣行する左右フック、右バックハンドブローという理不尽な暴力がすごし。ダメージをためた達郎は、3Rに左右フックに1ダウン目、左右フックからの右ローに2ダウン目。ズタボロ化してストップへ。

この試合にて、27歳のタパは、3戦3勝となり。21歳の達郎は、3戦2勝1敗となり。

第1試合 61kg契約 3分3R 青木大好き(OZジム) 佐達光輝(D-BLAZE)

佐達判定勝ち。

試合は、青木大好きも要所でマシンガンパンチ連打を入れたのだが、全体的に本日デビュー戦の佐達のヒジ、ヒザの攻撃が良い。ロープに青木大好きを詰め、ヒザからヒジ、ヒジからヒザと淀みなく突き立てる。かなりもらった青木大好き、3R最後はユラリと後退しダメージがたまっていた様子。

この試合にて、18歳の佐達は、1戦1勝となり。27歳の青木大好きは、8戦4勝4敗となり。

オープニングファイト スック・ワンキントーン・サマックレン(アマチュア)30kgタイトルマッチ 1分30秒3R 渡邉慶(D-BLAZE) 加藤有音(T,sキックボクシングジム)

渡邉判定勝ち。新王者に。

試合は、クルクルと回り合いながらの組みヒザの攻防が中心となった両者。2Rは加藤が組みヒザで優勢に見えたが、初回と3Rはワンツー連打より組みヒザで出た渡邉が優勢ではあったか。