NTTドコモPresentsフェニックスバトル105 10月31日(火) 後楽園ホール

第7試合 日本S・バンタム級タイトルマッチ10回戦 下町(しもまち)俊貴(グリーンツダ) 石井渡士也(RE:BOOT)

ドロー。王座防衛。

試合は、長身サウスポーの下町に対して、果敢にアタックを続けた石井。ただし、石井の左右フック上下を集められコーナーに押し込まれる下町だが、要所で差し込まれる左ストレートが効果的。またこういったパンチのもらい方が石井は悪く、5Rを終えての公開採点にて、2ー1にて下町がリードする事態。

ただし、6Rより石井の腹打ち効果か、一気に打たれ出した下町。7Rまでは石井が勝つだろうと見ていたが、8Rに疲弊が。ここから下町の恐さが出る。的確な左ストレートリターンにて石井の頭を弾きまくり。9Rには石井をストップ寸前まで追い込み。判定はどう見ても下町だったが、1ー0下町優勢のドロー止まり。

この試合にて、26歳の下町は、21戦17勝(11KO)1敗3分となり。22歳の石井は、9戦6勝(4KO)1敗2分となり。

第6試合 WBOアジアパシフィックS・バンタム級タイトルマッチ12回戦 TJ・ドヘニー(アイルランド) ジェフ・ラミド(USA)

ドヘニー初回TKO勝ち。王座防衛。

サウスポー同士。初回、まだ試合が動く前と思われたが、ドヘニーが右ジャブをインから打ち、下がるラミドにアウトからの左フック一閃。棒状にダウンしたラミド。立つも危ない様子。再開させたが、ドヘニーの追撃パンチにバランスを崩したラミドはストップへ。止めてくれてホッとした。

この試合にて、36歳のドヘニーは、29戦25勝(19KO)4敗となり。23歳のラミドは、12戦11勝(4KO)1敗となり。

第5試合 日本S・ウェルター級最強挑戦者決定戦8回戦 小林柾貴(角海老宝石) 加藤寿(熊谷コサカ)

小林3RTKO勝ち。

初回、長身サウスポーの加藤が動きながらゲームを作る中、にじり寄る小林は左ジャブ1つ打たずにプレッシャーをかける。その中、時折放たれるワンツーはさすがの重さ。しかし2Rには、小林をマタドールのボクシングにはめ込んだ加藤もさすがだったか。右ジャブ、ワンツーにてポイントをピックアップ。

3R、ここも加藤のヒットに拍車がかかるようだったが、小林もじっとチャンスをうかがっていたようで、1発の左フック合わせにて1ダウン奪取。立つも加藤は厳しい感じ。動きながら小林のパンチを避けようとはしていたが、コーナーにて左右フックが集まったところ、レフェリーが割って入り試合は終了へ。

この試合にて、24歳の小林は、11戦9勝(4KO)2敗となり。38歳の加藤は、26戦12勝(8KO)12敗2分となり。

第4試合 S・ライト級6回戦 タク・ユン(韓国) 木戸口謙辰(三迫)

ユン6RTKO勝ち。

試合は、3戦全勝全KOながら全力振りの喧嘩パンチなユンを、アマチュア経験豊富な木戸口がいずれはつかまえるかと思い見ていた。しかし、ガードはお留守ながらも攻める迫力がすごいユン。腕力も相当なもので、木戸口は左ジャブからのコントロールを効かせられず。要所でユンに打ち込まれる。

木戸口がペースを取れない中だったが、5Rにはユンに明らかな疲弊あり。木戸口は6Rに希望をつないだ。ただし、ここまでのどこかで足を痛めていた様子の木戸口。6R開始も全く動けない木戸口に、ユンが左右フックで襲いかかる。パンチは集まり続け、レフェリーが割って入り木戸口を救出した。

この試合にて、29歳のユンは、4戦4勝(4KO)となり。24歳の木戸口は、2戦1敗1分となり。

第3試合 フライ級6回戦 川村栞汰(KG大和) 長谷川優太(熊谷コサカ)

川村3RTKO勝ち。

試合は、両者フェイントのかけ合いにて進行。その中3R、川村の左ジャブの返りに、長谷川はきれいに左フックをリターンして1ダウン奪取。しかし、その後の打ち合い中、川村の右ストレートに効いてしまった長谷川。ここを逃さず、ロープに詰めワンツー滅多打ちにてストップを呼び込んだ川村。一瞬の逆転劇…。

この試合にて、24歳の川村は、8戦5勝(4KO)2敗1分となり。23歳の長谷川は、8戦4勝(3KO)3敗1分となり。

第2試合 S・フライ級6回戦 五十嵐春輝(湘南龍拳) 入稲福敬(ドリーム)

五十嵐3R終了TKO勝ち。

初回、サウスポーの五十嵐がせわしなくフットワークを使い、長いワンツーを当てリード。しかし、2Rより入稲福もラフな左右フックで五十嵐を苦しめる。3R、まだまだ趨勢は定まっていなかったが、やや五十嵐ペースの中、入稲福は右目をヒットカット。この傷にて3R後のインターバル中にストップへ。

この試合にて、24歳の五十嵐は、11戦7勝(4KO)3敗1分となり。30歳の入稲福は、12戦5勝(4KO)7敗となり。

第1試合 フライ級4回戦 堀江尭斗(たかと)(FLARE山上) 水口滉太郎(大橋)

堀江初回TKO勝ち。

初回、大きくリングを足を使い動いていた堀江。その中、強烈な右アッパーの突き上げからの右ストレートにて、水口より1ダウン奪取。立つも、堀江は痛烈な右ストレートの差し込みにて、水口をすぐに2ダウン目へ。これにて即ストップ。堀江、面白いボクシングをする選手だ。

この試合にて、19歳の堀江は、3戦2勝(1KO)1敗となり。23歳の水口は、2戦1勝(1KO)1敗となり。