RISE 180 7月26日(金) 後楽園ホール

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おーい、お茶! 違う、おーい、緑! またなんやねん、モニターに藻でもはえたんかい、われ!(エセ関西弁)

ギャラリー戦線異状なし。猛暑の中、水まき。秋には芽が出ると思う。

本日の興行は、20時55分終了。ドームは都市対抗野球ゆえ、そこまで水道橋駅周辺は混んではいないだろうと思ったが、これがすごい賑わい。華金ということもあったか。一緒に観戦したスクランブル渋谷のご意見番・木村氏とご飯を食べつつ意見交換。メイン試合だけ観戦記が遅れてしまい請うスマン。

客入りは、7割くらいか。いつもに比べるとYAYA隙レックくらいだったのだが、メインに向けての人の減りが激しい。目玉の直樹VS麻火佑太郎が流れた影響もあるかもだし、メイン宮﨑小雪の求心力がまだまだという面もあったのだろう。東西の席がガラ空きとなってしまっていた。この辺りは課題か。

当日券は、15500円、10500円、6500円、4500円席とあり。SBの指定席最安値7000円に慣れた木村氏が、RISEは4000円だということに驚いていたが、安ければ売れるわけではないのが難しいところ。買う側からすれば安いに越したことはないのだけれど。

本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、麻火佑太郎。ONEでセクサン・オー・クワンムアンに勝って名を挙げたところとはいえ、得てしてこういう試合の次にうまく行かなかったりするのが世の常。フランクちゃんが意欲的でドロドロな試合になってもおかしくなかったが快勝。担架送りのフランクちゃんは大丈夫だったかな…。

次点は、久津輪将充。この日は印象的なKOが多かったが、久津輪の快勝もその1つ。試合前「山元剣心」が「山元ケンシ」にリングネームを変えたことで、今回負けたら「山元ケン」になるのではないかと書いていた人がいた。進退は本人が決めることだが「山」までやってもいいんやで。

次々点は、細越竜之介。ボクシングに比べたら小さな小さな世界だが、RISEにおいてTRY HARD GYMやTEAM TEPPENは、帝拳や大橋みたいなイメージだろう。そこに快勝したのがteam AKATSUKIというのがいい。トクホン真闘ジムが勝ったみたいだ。(意味不明)

特別賞は、武尊を始めとしたteam VASILEUSのセコンド陣。ほっこりもしつつ、何故RISEでデビューしたのだろうと考えさせられた。

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目次

宮﨑小雪VSサムサン・C2Mムエタイアンドフィットネスについて。

サムサンは年齢のことを言われがちも、ちゃんとした現役選手だったのだよね。今年6月10日、天海ツナミとWBC女子ミニマム級シルバー王座決定戦を争った選手。ただし、完全に国際式選手。そりゃ、宮﨑相手はきついって。

この日の西側席、噂の豪華黒チェアーが導入されたのかと思ったら、通常のパイプ椅子にクッションを乗せた即席豪華席だった。ちょっと座高が高くなります。

【席比率】2024年、YAYAウィラサクレックチケット、ハジ席。116興行中、95ハジ席(82%)、19空き席(16%)、2中席(2%)。5345→5349(-01,+05)。

「『刑務所でボクシング』と言えば、元WBC世界王者の菊地奈々子さんを思い出すけど、サムサン選手はその時の相手だった選手か…。名前が違うから分からなかった。直近は先月タイで天海ツナミと試合していますね(ボクシングで10R判定負け)。43-6。」(Hirofumi Sugi)

「山元ケンシ氏無念…。勝てないこの冬の時期を耐えるか、諦めるかは自由。どちらも厳しい選択だけど、どちらを選んでも誰も責めないです。俺は5年勝てなくて、毎日辞めたかったけどキックが好きだから続けたし、実際勝てるようになった。(負けた選手達を越す事はできなかったけどね)。でも体が一番大事なのでしっかり休んでから考えるのがベストです。勝った瞬間と負けた瞬間って判断力鈍って間違えた選択しやすいので。」(クボマサヤ)

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第11試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R) 宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者) サムサン・C2Mムエタイアンドフィットネス(シリポン・タヴィースック)(タイ/C2Mムエタイ/プロボクシング元WBC女子世界ライトフライ級(49kg)王者、元WIBA世界ミニマム級(47.63kg)王者) 

宮﨑2RKO勝ち。

初回、サウスポーの宮﨑に対して、サムサンはやや腰が引けながらも右ローを連発。しかし、すぐに宮﨑の左ローをイン、アウトにもらい効き出したことに加え、右フックにダウンあり。2R、サムサンは我慢していたが、最早ダメージ深し。宮崎の左ハイを混ぜたパンチラッシュの中、ストップがかかった。

この試合にて、21歳の宮﨑は、17戦15勝(3KO)1敗1分となり。41歳のサムサンは、キック戦績不明、ボクシング49戦43勝(25KO)6敗となり。

第10試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 麻火佑太郎(PHOENIX/4位) フランクちゃん(タイ/TRY HARD GYM/ラジャダムナン認定ボクシング・スーパーフェザー級&ライト級王者) 

麻火2RKO勝ち。

試合は、サウスポーの麻火に対して、意欲的に右ロー、ワンツーにて出たフランクちゃん。麻火はやられているほどではないも、フランクちゃんの頑丈さに手こずり判定勝ちの目も感じた。しかし2R、麻火はスピードを活かした切りつけるような右フック一閃。これに横倒しのフランクちゃんは担架送りとなった。

この試合にて、24歳の麻火は、24戦16勝(3KO)8敗となり。25歳のフランクちゃんは、121戦89勝(21KO)30敗2分となり。

第9試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R) 宮崎就斗(TARGET/8位、元DEEP☆KICK -57.5kg王者) 戸井田大輝(TOP LEAD GYM/9位、MA日本スーパーバンタム級王者) 

戸井田判定勝ち。

試合は、サウスポーの宮崎に対し、思い切った左右フックを振って行った戸井田ペース。2Rには、戸井田は右フックにて宮崎よりダウン奪取。宮崎の近年積み上げて来たものを崩す無慈悲な一撃。ダウン後、宮崎も取り返そうと攻撃的な左ミドル、ワンツーにて出たが、戸井田も左右フックにて暴れ試合終了へ。

この試合にて、29歳の戸井田は、20戦13勝(6KO)6敗1分となり。30歳の宮崎は、51戦27勝(9KO)22敗2分となり。

第8試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R) 末國龍汰(フリー/4位) 平山裕翔(TEAM TEPPEN/6位) 

末國判定勝ち。

サウスポー同士。初回、長身の平山のワンツー、ヒザのコンボが速く、組み合ったまま頭よりキャンバスに倒された末國。額から頭を打ちつけた末國は和田レフェリーにアピールしたが、ダウンを取られる。後頭部ではなくDDTに類した(?)ダメージとしてダウンカウントを取ったものだろうか。

そんな平山の強さに驚嘆も、しばらくすると末國が立て直して来たのもすごかった。2Rよりは末國の独壇場。素早いステップよりワンツーを中心に平山を打ち込み。2、3Rははっきりと末國。何とか立っている平山のダメージ具合に延長Rはやめとけばと思ったが、本戦で差をつけたジャッジ3者に拍手。

この試合にて、19歳の末國は、16戦10勝(3KO)4敗1分1NCとなり。22歳の平山は、4戦3勝(1KO)1敗となり。

第7試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 伊東龍也(HAYATO GYM/10位) 福井萌矢(ともや)(建武館/12位) 

伊東判定勝ち。

試合は、サウスポー伊東のワンマンショー。伊東って、こんなに強かったっけ? 相性もあったのかもだが、伊東の左ストレート、右フック、左ミドルをことごとくもらう福井。3Rは福井もワンツーにて暴れに出たが、伊東を脅かすまで行けず。HAYATO GYMから久々に本格的なランカーの誕生なのか。

この試合にて、28歳の伊東は、8戦7勝(3KO)1敗となり。22歳の福井は、11戦6勝(1KO)5敗となり。

第6試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R) YAYAウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス/4位) 瑠華(team未来) 

YAYA判定勝ち。

試合は、スタートからYAYAの右カーフ、ワンツーが瑠華にガンガン当たる。瑠華も左右フックにて打ち合ったが、ボディへの前蹴りや左フックをカウンターするうまさがYAYAにはあり。3R、ここでYAYAのスタミナはどうだろうと思ったが、瑠華を上回る旺盛さで左右フックにて押し切った。お見事。

この試合にて、37歳のYAYAは、21戦14勝(2KO)5敗2分となり。18歳の瑠華は、6戦4勝(2KO)2敗となり。

第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R) 山元ケンシ(PHOENIX/12位) 久津輪将充(RMC/9+ nine plus lab./CKC 2023 -57.5kgトーナメント優勝) 

久津輪2RKO勝ち。

試合は、久津輪の強さに舌を巻く。初回、サウスポーの山元に対して、久津輪は左右フックボディにて1ダウン奪取。2R、山元もワンツーにて暴れたがダメ。たまったダメージは隠せず、2Rに左フック、左アッパーに2ダウンにてストップ。久津輪は右ミドル、右テンカオも強くフェザー級で上がって来そうか。

この試合にて、26歳の久津輪は、16戦11勝(5KO)5敗となり。32歳の山元は、16戦8勝(4KO)8敗となり。

第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 指田烈(TEAM TEPPEN) 岩KING(心将塾) 

指田判定勝ち。

試合は、指田の左三日月、ワンツー、左フックボディなどのボクシングスキルが優勢なのだが、岩KINGも粘り強い選手。要所で思い切った右ストレートをカウンターして来たりして指田もヒヤリあり。最終的には指田が岩KINGの腹、顔面にパンチを相当に集めたのだが、効かせるまでは行けず判定止まり。

この試合にて、21歳の指田は、7戦5勝2敗となり。27歳の岩KINGは、14戦6勝(1KO)8敗となり。

第3試合 スーパーフェザー級(60kg)  3分3R 細越竜之介(team AKATSUKI) 勝野雅也(TRY HARD GYM) 

細越初回KO勝ち。

初回、サウスポーの細越が左三日月を効かせると、勝野はいきなりのダウン。立つもダメージはありありにて、細越はヒザを腹から頭に連打し、勝野を横倒しに2ダウンさせてストップへ。29秒の早業だった。

この試合にて、19歳の細越は、5戦4勝(2KO)1敗となり。29歳の勝野は、18戦12勝(7KO)4敗2分となり。

第2試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R) 小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷/3位) 風羽(ふう)(龍生塾ファントム道場) 

風羽延長R判定勝ち。

試合は、序盤はサウスポーの小林の右フック、左ストレートのゴリ押しパワーが上かなと思うも、端正なスタイルの風羽が細かいステップの中、右ミドルから右ストレートへ。本戦ドローになってくれたのは大きかったか。延長R、小林の力むボクシングを風羽のシャープなボクシングが上回り。風羽、強いじゃないか。

この試合にて、20歳の風羽は、10戦6勝4敗となり。23歳の小林は、7戦4勝2敗1分となり。

第1試合 女子アトム級(46kg) 3分3R 山﨑愛琉(あみる)(TEAM TEPPEN) 島田知佳(はるか)(team VASILEUS) 

島田判定勝ち。

サウスポー同士。スタートから島田の左カーフが当たっており山﨑を苦しめる。島田はこのカーフからの左ストレート、右フック。まるで平成の日本キック連盟テイストの戦い方。令和の女・大塚一也と呼びたい。山﨑も耐えてはいたが、3Rは島田の左カーフ、ワンツーにダメージをためて試合終了へ。

この試合にて、27歳の島田は、1戦1勝となり。15歳の山﨑は、2戦1勝1敗となり。