NICE MIDDLE 70 9月15日(日)新宿FACE

PR
U-NEXT

今日のナイスミドルは、治政館時代のジムメイトが2人も出場。楽しみです。

本日の興行は、15時終了。終わって治政館時代のジムメイト並びに関係者と少し話。皆さんは打ち上げになだれ込む模様も、私は後楽園ホールになだれ込まねばならずお別れ。しきりに金曜日の練習に誘われたが、「軽く遊びでマスを」と皆口をそろえていたが、実際やると熱くなるのはあるあるやん。

客入りは、8割くらいか。客が入っていなかったわけではないが、開場時の場内の混み具合など、いつもに比べるとずいぶんと穏やかな様子。3連休の中日という影響はあったのか知らん。前半の部の出場選手に、強力なチケッターがいなかったりした理由などもあるのかも知らん。

PR

目次

エモリマンVS川上達弘について。

この試合、江森君の相手は大丈夫かいなと思って見ていたが、相当に打たれ強く判定へ。どうも名前に見覚えがあったが、川上選手は黎明期のSBでプロ選手だった人なんだね。江森君も1ヶ月前に出場を決めたそうで、スタミナ配分から初回は手を出さなかったりしたのかな。

それでも2Rに滅多打ちにあいながら、川上選手は根性があり倒れず。なお、もう10年くらい前になるが、ポゴナジムでの江森君とのマスで私はメタクソにやられたことがある。私がライトヘビー級で江森君は元フェザー級だからね。それで私が半殺しに…。それくらいテクニックに秀でている部分はある。

ちなみに、江森君のセコンドはFUMIYA選手。いつもはFUMIYA選手のセコンドに江森君だが、立場を入れ替え。治政館の新空手道衣を着て入場ゆえ、勝利者マイクで長江館長について話すかなと思ったら、頭真っ白で飛んだらしい。FUMIYA選手のビッグバン興行でのタイトルマッチ宣伝も飛んだらしい。

鎌田雅司VS上林恭一郎について。

これは武田幸三氏もサムライTVの番組で話していたことがあるが、1996年の治政館では、ある意味武田幸三よりも狂暴だったのは鎌田君なんだよね。マスと言えども、鎌田君のパンチが重いもので、結構命がけな感じはあった。武田君も入門当時は鎌田君に倒されたことがあったと。

私はそんなマスで、鎌田君の右ストレートを口元に受け、歯が内側に90°曲がったかと思った経験がある(実際は、歯が内側にずれてへこんでしまった)。その後すぐに、日本タイトル戦が組まれた武田幸三の狂暴さが開花。後、「マスが出来ない男」として頭のネジが外れているような鶴屋浩という男もいた。

移籍して来た私は1度しかマスが出来なかったのだが、それ以外にもミドル級には杉山傑選手などもいた。ウェルター~ミドル級近辺の選手には、中々大変なメンツが揃っていた時期だった。なお、ナイスミドル勝利の鎌田君も、なんと長江館長への言及が頭より飛ぶ。勝利者マイクってそんなもんだよね。

この日のナイスミドルには、台湾人や韓国人が来襲。興行開始時の前口上でも触れられ、団体に優遇したい雰囲気があったとまでは言わないが、結果的に疑問な措置、判定は見受けられた。第10試合でのダウンの取り方や、セミでの判定結果、またメインで28ー28をつけたジャッジ、それはないだろうよ…。

橋本崇史VSジュンデン田代について。

この一戦、橋本選手は入場曲をかけたくないということで無音の中、入場。すごい緊張感あり。こんなの初めて見た。また、選手はキャッチフレーズを自己申告するが、これも拒否した模様。だからついてなかったのか。40歳、無職。世の中には色んな人がいる。

うみぼうずのセコンドには、今日もナオキックあり。

PR
格闘技見るならU-NEXT
\ 初回登録で31日間無料! /

U-NEXT
ONE Friday Fights 81

RIZINもUFCもDEEP/DEEP JEWELSも、その他様々な格闘技を配信中!
格闘技見るならU-NEXTで決まり!

全国の12万人の一戸会長ファンの皆様、お待っとさんでした。今日の一戸会長です。

この日「ファインプレー」だなと思ったのは、一戸会長の所作。選手コール時と判定時、コーナーでしゃがみ選手を客席に見えるようにしていた。これ、まだまだレアケースなのだが、キック興行では何度か見たことはある。SNS時代たからこそ写真をアップしたい観客もいるわけで、私は是非とも推して行きたい。

なお、私の印象だが、セコンドが選手を見せるどころか下手したらコーナーに3人で並んじゃって壁を作り、リング内を全く見えなくしてしまう所作はボクシングトレーナーに多い。もちろん座った席により印象も変わるが、南側A席のハジに座った日には大問題でもある。観客のエゴだが書かせてもらった。

ナイスミドル興行は、コーナーポストにモンコン、プラ、モフモフマフラーなど、かけておいていい系興行。

席比率

【席比率】2024年、鎌田雅司チケット(自由席)、ハジ席。141興行中、114ハジ席(81%)、23空き席(16%)、4中席(3%)。5415→5415(-00,+00)。

「25年位前に、マススパーでボコボコにされていた大先輩、流石です! おめでとうございます!^_^」(武風庵キックボクシングジム)

「今日は久々のナイスミドル観戦。現役時代、新日本キックで同じ興行に出ていた方も出場されていて驚きました。相手の左ミドルを右足でヨックバンする50歳。僕の中でメチャクチャ格好良かったです。」(US)

「日曜日 35歳以上のおっさん達のキックボクシング『ナイスミドル70』で25年ぶりに試合に挑戦して来ました 大昔のあの日の試合でリング下で自分を見届けてくれた後輩も応援に来てくれた…今回は自分の中では色んな意味で本当の挑戦でした 結果よりもやりきる事が出来て良かった 前に進む事が出来そう」(おだやかに暮らしたい)

(一戸会長ムーブ)「これイイなと思うけど、RIZINだと配信やスカパーで観る人が圧倒的に多いのでスポンサー向けの垂れ幕の方が重要で会場のファン向けは重要視されないな!!!! 特にコーナーの選手をガッツリ見える距離はRIZINだとVIP席になっちゃうからな!!!!」(tatsuyakay)

「サーバルさんあの頃は小島さんや須藤さん斎藤さんなど出稽古に来る方も強い方ばかり 毎日今日は誰がいるのかな?とワクワクしながらジムのドアを開けてましたよ 懐かしい…楽しかったですねぇ」(おだやかに暮らしたい)

「鎌田さんには私もボコボコにされました笑 名前を見て30年以上前の記憶が一気にフラッシュバックしました。鎌田さんは覚えていないかもですが……。」(大木テングー)

「治政館ではない、鎌田さんがその前に在籍されてたジムですね。当時まだプロではなかったですが、めちゃめちゃ強かったです。」(大木テングー)

第18試合 NICE MIDDLE ミドル級タイトルマッチ 2分3R 〝所沢の流れ星〟 ペガサス木本(42才/誠真会館加藤道場/保険業) 〝台湾最強の中年男〟 劉宗欣(43才/SuperD GYM/食品機械産業)

木本判定勝ち。王座防衛。

初回、サウスポーの劉の突進はすごいも、木本がスピードある右ストレートを効かし、ワンツー連打にて1ダウン奪取。木本はこの吸い込まれるように放つ右ストレートと、右三日月が主武器か。その後も木本ペースも、3Rは劉のしつこい前進に手を焼き。それでも28ー28のスコアは何事? 木本2ー0に終わる。

第17試合 ヘビー級 2分2R 〝韓国・日本で王者になります〟 ナミ・イル(46才/S-KEEP/ジム経営) 〝死ぬまで少年〟 ザキオ(41才/青津道場/清掃業)

ナミ判定勝ち。

初回、サウスポーのナミの突進&右三日月が強い。ただし、ロープに押し込まれたザキオだが意外に大丈夫で、パンチでのカウンター狙い。ナミに疲弊もあり、2Rなどは徐々にザキオペースへ。最後の左右フックの打ち合いなどナミがもろにもらう中、試合終了。ザキオのドロー以上の内容に見えたが、ナミ2ー0とは。

第16試合 ウェルター級 2分2R “目指せ!最強の中間管理職” ナワワ特命課長(45才/キングジム/乳製品製造業) 〝Never say never〟 原哲夫(38才/ T-KIX GYM/相談員)

ドロー。

初回、サウスポーの原のワンツー、左ミドルの暴れぶりに手を焼いたナワワ。両者バタつきながらやり合うも、徐々に押し込まれていたナワワが右ミドル、右ストレートで飛び込み当て出す。2Rはロープのたるみをうまく使いディフェンスも良かったナワワ。ナワワの勝ちに見えたが、1ー0優勢のドロー止まり。

第15試合 ヘビー級 2分2R 〝闘う唎酒師〟 うみぼうず(52才/モンスターファクトリー/居酒屋経営) 〝浜の大魔獣〟 徳元秀樹(51才/徳元道場/製造業)

徳元判定勝ち。

試合は、徳元が体の強さを活かし、うみぼうずを押し切り。徳元はにじり寄ると、強烈な右インローよりワンツーへ。うみぼうずも押し込まれながら左右フックにて打ち合ったが、徳元のフルコン的頑丈さが圧倒的。最後はロープを背にうみぼうずがよれ出す中、試合終了へ。徳元は、はっきりと強くなっていたな。

第14試合 ミドル級 2分2R 〝おだやかに暮らしたい男〟 鎌田雅司(52才/治政館チームおっさん/サービス業) “アルコールファイター” 上林恭一郎(52才/Fight Club 428/販売業)

鎌田判定勝ち。

試合は、上背の変わぬ上林の細かいワンツーをもらうシーンはありも、根本的な体の頑丈さは違ったか。鎌田はプレスをかけ、ワンツー、左フックボディ、左右ローへ。適宜組みヒザにて上林を丸める。2Rには上林は腹も脚も顔も効き苦しい。鎌田はプロ時代を思い出させる攻め口にて上林を滅多打ちにし試合終了へ。

第13試合 ウェルター級 2分2R 〝ビールでできたシックスパック〟 河野友信(46才/丈夫会/IT系事務職) 〝百折不屈のサイコロジスト〟 小原将裕(36才/k26/公認心理師)

小原判定勝ち。

試合は、長身サウスポーの小原が、まだ36歳というヤングぶりも含めて速くて強い。小原は大胆な左ハイ、右フックを大きく当てに来て、左バックキックなども鋭く折り込み。河野も愚直なワンツーにて最後まで小原を追い回したが、左ミドルに止められること多し。ちょっと40代以上の選手にはきつい相手では。

第12試合 ミドル級 2分2R 〝スニーカーYouTuberしてます〟 ジョーダン村川(47才/ NAOKICKS/リサイクルショップ経営) “江戸川の呑んだくれローキッカー” 中條実(45才/D-BLAZE/運送業)

ドロー。

試合は、両者右ローからの左右フックのねじ込み合いへ。初回、左右フックの当たり具合は拮抗。ただし、最初は中條が良かったが、徐々に村川が良くなりつつあり。その中2R、ここは組みヒザを多めに攻めた中條。村川も左右フックを十分には当てられずに試合終了へ。1ー0村川優勢のドローに終わった。

第11試合 ライト級 2分2R 〝やるなら今しかねぇ〟 エモリマン(50才/治政館チームおっさんEXF/エンジニア) 〝詠春拳とキックボクシングの融合〟 川上達弘(57才/club-Tatsu/システムエンジニア)

エモリマン判定勝ち。

初回、スタートは下がるのみのエモリマンだったが、ラウンド最後のラッシュにてペースをつかみ。左フックを切りつけながら、ワンツーからの左右ローへ。2Rなど左右の脚をローにて潰された川上だったがよく倒れなかった。エモリマンはショートパンチも小気味良く、連打の百裂拳ぶりがすごい。

第10試合 ヘビー級 2分2R 〝This is Nice Middle… and this is アザミちゃーん!〟 Yossie Azaming Wankeaw(56才/PHOENIXファンキーガッツメン/アートディレクター、デザイナー) 〝台湾櫻木花道〟 許建邦(36才/ SuperD GYM/不動産業)

許2RKO勝ち。

初回、体格差、年齢差にめげず、許のローを外しながらYossieは対応。ただし、2Rに許に攻められる中、組みからの投げ捨てを受けたYossieは頭を打ったか倒れたまま動けず。これにダウンカウントが入る。Yossieは立ち上がるもダメージありあり。パンチを受け2ダウンへ。最後はやや不透明決着の印象。

第9試合 ライト級 2分2R 〝120歳まで楽しく生きるひと〟 ヒロ(46才/Amenbo/不動産業) “イザとなったらナゴラン” 難波正利(44才/ Team Dynamic /防災業)

ドロー。

試合は、両者共に体に力が入った左右フックねじ込み合いへ。やや難波の方が右ローよりの左右フックにてヒロを下がらす場面が多し。しかし、2R終了間際、ヒロの一気の左右フックが難波の顔面を釣瓶打ちへ。これが評価されたか、1ー0難波優勢のドローに終わった。

第8試合 ライト級 2分2R 〝剛拳〟 安木政弥(41才/GLOW UP茅ヶ崎/ハウスクリーニング業) 〝闘う動画クリエイター〟 神尾佳克(40才/ FIGHT CLUB 428/自営業)

神尾判定勝ち。

試合は、神尾は右ローからワンツーにて攻めたが、ガードはルーズ。安木の方がシャープな右ロー、左フックのカウンターを印象的にヒット。差を取るなら安木の方が優勢に見えたが、採点は2ー0にて神尾に出た。

第7試合 フェザー級 2分2R 〝リアルベストキッド〟 副田大地(45才/誠真会館所沢道場/IT業) 〝埼玉の喧嘩おやじ〟 茂木昌史(41才/チーム福島喧嘩師軍団/飲食業)

副田判定勝ち。

サウスポー同士。試合は、ローブローを受け2度ほど苦悶もしていた副田だが、長身からのワンツーにて打ち勝ち。茂木も最後まで飛び込み左右フックにて打ち合ったが、副田のワンツーの方が的確だったか。茂木は最後、疲弊も深し。採点は2ー1と割れ副田の判定勝ちへ。

第6試合 フェザー級 2分2R 〝目白のスナイパー〟 石松俊也(43才/クレイン/情報通信業) 〝サッカー歴25年 元ストライカー〟 ノブ(45才/FREEDOM@OZ/団体職員)

ノブ判定勝ち。

初回、石松が無酸素左右フックラッシュにて前に前にと出たのだが、ロープに詰まりながらのノブがうまい対処。シャープなワンツーを次々とカウンターし、石松の腰を落とさせる。2Rには、ノブはこのワンツーに組みヒザも折り込み、食らいついて来る石松を突き放した。

第5試合 ライト級 2分2R 〝喘息持ちの虚弱体質ファイター〟 西部力(50才/T.G.Y/不動産業) 〝強いオヤジになるために〟 無敵(53才/ Fight Club 428/メディア業)

無敵初回KO勝ち。

初回、西部もワンツーにて出たが、無敵は手は出さずにジワジワとにじり寄り。その中、無敵は強烈な右ストレートをねじ込み。これに効いてしまった西部。続く無敵の追撃のワンツーに体が固まり、2スタンディングダウンが入りストップされた。

第4試合 ウェルター級 2分2R 〝お口の掃除屋 所沢のダイソン〟 三上隆一郎(45才/誠真会館所沢支部加藤道場/歯科医師) 〝台詞をもらえなかったG Boys〟 川越のドンKING TAKUMI(42才/ビクトリージム川越/販促支援業)

TAKUMI判定勝ち。

試合は、三上も果敢に打ち合ったが、サウスポーのTAKUMIはフィジカルがあり差はあったか。三上は全体的にガードが低く、TAKUMIにワンツーを狙い打ちされ、そのもらい方が恐い。2Rには、TAKUMIは左ミドルも混ぜ、ワンツーにて三上の頭を派手に跳ね飛ばしまくり試合終了へ。

第3試合 ライト級 2分2R 橋本崇史(40才/BF Kickboxing Shinjuku/無職) 〝多趣味アドレナリン野郎〟 ジュンデン田代(47才/FREEDOM@OZ/電気工事業)

橋本判定勝ち。

試合は、長身の橋本がリーチを活かし、ワンツー、左テンカオにて田代を圧倒。田代も左右フックで出たが、橋本の動きが現役選手に近いシャープさにて中々当たらず。2Rは、田代も1発左フックを当てたがそこまで。橋本は淡々とパンチとヒザで攻め切り試合終了へ。

第2試合 バンタム級 2分2R 〝下がらない漢〟 藤巻リーダーミノル(46才/クレイン目白/内装業) 〝モモンガを愛する男〟 荷見信也(41才/Go-up/郵便配達員)

荷見判定勝ち。

初回、長身サウスポーの藤巻が、荷見に飛びつき強烈なムエカオぶりを披露。しかし、しばらくすると、荷見の右インロー、左右フック、アッパーが当たる。2Rも、ある程度は藤巻も組んだが、荷見の強烈なロー、パンチペース。初回は、もう少し藤巻の組みヒザ評価もあるかに思うも、ポイントには現れず。

第1試合 ウェルター級 2分2R 〝どつきあい上等!還暦前の狂い咲き〟 TERU(59才/Team雅キックボクシング協会/不動産業) 〝イルカ座の聖闘士〟 宮澤海獣(47才/ビクトリージム川越/物流業)

宮澤判定勝ち。

サウスポー同士。59歳のTERUが年齢差にめげず、打たれ強さを披露。ただし、試合は長身の宮澤が強い。左ミドル、左三日月の中、左テンカオからの組みヒザにてTERUを丸める。宮澤のテクニックは、いかにもビクトリージムという感じもしたな。瀧澤博人風と言うか。