Krush.154 10月21日(土) 後楽園ホール

目次

第10試合 Krushフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R) 森坂陸(エスジム/王者) 篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND/挑戦者) 

篠塚判定勝ち。新王者に。

この試合、これまた「NJKF VSプロボクシング」の図式。引き続き、「NJKFとプロボクシングが最強!」ということでいいですか?

初回、篠塚のワンツーがキレキレ。さらには、いい右カーフも実装。これは森坂は厳しい雰囲気も、ラウンド終盤に右バックキックを当てると、腹が効いたか嫌な反応もあった篠塚。その後、篠塚はわざと森坂に顔面を差し出し、打たせるパフォーマンスへ。本当にこれ私は嫌い。人の体も消耗品なのに…。

2R、森坂も右バックキックに、バックハンドブローをクリーンヒットするシーンもあったが、攻撃の狂暴さでは篠塚が上。ワンツーを被弾する内に、鼻血に顔の腫れも目立った森坂。3R最後、強がって見せていたが篠塚も苦しかったろうが、ここで弱気にならなかったのは彼の成長か。森坂を押さえ切り試合終了へ。

この試合にて、25歳の篠塚は、14戦11勝(8KO)3敗、ボクシング4戦3勝(2KO)1敗となり。25歳の森坂は、33戦17勝(3KO)14敗2分となり。

第9試合 Krushフライ級(51kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R) 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス/王者、K-1甲子園2022 -55kg優勝) 悠斗(HUNGRY GYM/挑戦者、WMC日本ライトフライ級(49kg)王者、元ボクシング日本同級王者) 

悠斗初回KO勝ち。新王者に。

悠斗、強ぇぇぇっ…。これは「NJKFが最強!」、並びに「プロボクシングが最強!」、ということでいいですか?

初回、悠斗はいきなりの右フックにて、長身の大鹿より1ダウン奪取。立つも、悠斗は今度は左フックにて大鹿をヒザから崩れ落ちさせる失神ダウンに斬って落とす。何と47秒にてストップへ。ここに来て悠斗が有言実行のKrushベルト強奪とは。悠斗は復帰して確実に強くなっているな。

この試合にて、30歳の悠斗は、39戦22勝(11KO)13敗4分、ボクシング15戦11勝(5KO)4敗となり。18歳の大鹿は、9戦8勝(1KO)1敗となり。

第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R) 新美貴士(たかひと)(名古屋JKファクトリー/元Krushフェザー級王者) 稲垣澪(れい)(K-1ジム大宮チームレオン/元Bigbangフェザー級王者) 

稲垣判定勝ち。

うーん、この試合、稲垣の勝ちなの? 今日のレフェリング、パンチは当たっているにせよ、スリップ的なアクションをダウンに取り過ぎな気もするが…。

試合は、初回に稲垣の右跳びヒザをアゴに受け、サウスポーの新美に危ないシーンはありも、全体を通してのラッシュ力は新美が維持。2R、新美は凄まじい左ストレートのねじ込みにて、稲垣より1ダウン奪取。しかし3R、稲垣の左フックに足を滑らし気味に倒れた新美にも1ダウンが入ってしまう。

採点は、初回が3分全体を通して攻めた新美が評価されていれば、28ー28に落ち着くかと思ったが、ジャッジ3者は28ー27にて稲垣支持。この試合には、「初回あまり振り分けないの法則」は適応されず。「10ー10」か「10ー9」かはジャッジの胸三寸というやつか。後、ダウンの判断も。

この試合にて、25歳の稲垣は、10戦8勝(4KO)2敗となり。30歳の新美は、25戦16勝(6KO)9敗となり。

第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝) 黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 

大久保判定勝ち。

初回、サウスポーの黒川に対して、やや足が滑った風ではあったが、長身の大久保が右ストレートにて1ダウン奪取。どちらかと言うと、2Rの右ストレートの方が当たりは良かったか。黒川も左ハイ、ワンツーにて攻め返したが、大久保の距離は長い。右ストレート、右テンカオを中心に大久保が攻め切った。

この試合にて、19歳の大久保は、6戦5勝1敗となり。19歳の黒川は、6戦4勝1敗1分となり。

第6試合 第6代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R) 鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺) 麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード) 

麻央判定勝ち。

試合は、麻央が手数が出る非常に良い選手にて、まさかの鈴木を圧倒。麻央は、ワンツー連打の中、右ミドル、右テンカオという蹴り技も混ざり、それがまた強い。鈴木も打ち合おうとはしたのだろうが、ロープに詰まり守勢になることが多し。女子も新しい選手が出て来ているな。

この試合にて、26歳の麻央は、10戦8勝2敗となり。29歳の鈴木は、18戦11勝(3KO)7敗となり。

第5試合 第6代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R) 真優(まひろ)(月心会チーム侍) 池内紀子(POWER OF DREAM) 

池内判定勝ち。

試合は、大柄な池内に対して、真優は左前蹴り、左右フックにて、かなりの善戦。中々、池内のピッチは上がらず、2Rまでは真優が微差では優勢なのではという展開。しかし3R、最後は池内のパワーが上回り、左右フックボディからのヒザ蹴りにて、真優の動きを止め1ダウン奪取。これにて突き放した。

この試合にて、24歳の池内は、6戦6勝となり。23歳の真優は、18戦8勝(1KO)8敗2分となり。

第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス) 松本和樹(T-GYM) 

山本2RKO勝ち。

松本は前日計量1・75kgオーバー。初回、松本は減点2スタート。ファイトマネー30%の減額。松本10オンス、山本8オンスのグローブハンデあり。

初回、サウスポーの松本がスクランブル発進にて、左ストレートで山本より痛烈な1ダウン奪取。山本に暗雲も、その後は攻勢を握りながらも疲弊が激しくなった松本。2R、ここは山本が左右フックボディを集めて攻め返し。右ストレートを効かせてからの右跳びヒザをアゴに当て、松本を大の字に倒しストップへ。

この試合にて、33歳の山本は、28戦15勝(6KO)12敗1分となり。26歳の松本は、8戦5勝(4KO)3敗となり。

第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者) 野田蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝) 

鬼山2RKO勝ち。

試合は、2RのKOシーンまで、野田も右カーフ、左右フックにて鬼山とよく打ち合った。鬼山が真正面からの打ち合いにて手こずっている印象まであったが、最終的には自らの土俵にて決着。2R、鬼山は左フックを効かせ、左右フックにて3ダウン奪取。野田はダメージあるダウンだった。

この試合にて、24歳の鬼山は、12戦7勝(3KO)5敗となり。20歳の野田は、12戦6勝(1KO)5敗1分となり。

第2試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R) 大夢(だいな)(WIZARDキックボクシングジム) 宗一郎(朝久道場/KPKBバンタム級王者) 

大夢2RKO勝ち。

試合は、長身の大夢の独壇場。初回、サウスポーの宗一郎の首に右手を添えての左ヒザ顔面で奪ったダウンは、VTR検証にて反則となったが、すぐにいきなりの右ストレートにて1ダウン奪取。2R、伸びやかな左右の蹴りで追い込んだ大夢は、顔面への右跳びヒザにて2ダウン追加。大夢は強い選手だ。

この試合にて、21歳の大夢は、13戦10勝(5KO)3敗となり。24歳の宗一郎は、9戦5勝3敗1分となり。

第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 三宅祐弥(Hacker GYM) SOUL(IMPACT) 

三宅判定勝ち。

試合は、両者右カーフより右フックのねじ込みを狙い合う展開。徐々に、三宅の左フックボディ、左テンカオが集まり、腹が効いて来た様子のSOUL。3R、最後の最後に三宅は左ハイを当て、疲弊していたSOULを詰めるチャンス到来。しかし、ダウンまでは持って行けずに試合終了へ。

この試合にて、27歳の三宅は、10戦7勝(3KO)3敗となり。25歳のSOULは、18戦8勝(2KO)9敗1分となり。

プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 橋本雷汰(BFA-SEED/K-1甲子園2022 -60kg優勝) YU-KI(隆真ジム) 

橋本3RKO勝ち。

試合は、サウスポーの橋本が、左奥足ロー、左ストレートボディ、左テンカオという左からの攻撃でYU-KIを痛めつける。よく耐えていたYU-KIだったが、2Rには腹も顔面も完全に効いていた様子。3R、橋本の左ストレートを受け、力尽きたようにYU-KIに2ダウンあり。ストップとなった。

この試合にて、18歳の橋本は、7戦5勝(2KO)2分となり。25歳のYU-KIは、10戦3勝6敗1分となり。

プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R 寺島想(こころ)(AX GYM)/K-1カレッジ2020 -60kg優勝 ) サガエ・ルーカス(ブラジル/ブラジリアンタイ) 

寺島判定勝ち。

ルーカスは前日計量1・45kgオーバー。初回、ルーカスに減点2あり。ファイトマネー30%減額。寺島8オンス、ルーカス10オンスのグローブハンデあり。

試合は、2Rより左ハイ、右カーフを効かせた寺島ペース。両者くっついた状態でヒザをボディに送り合ったが、寺島はこのヒザの入れ方もうまい。3R、寺島の左ジャブに尻餅をついたルーカスに1ダウンあり。これはスリップダウンに見えたが…。減点2分もあり、ポイント的には充分に寺島だった。

この試合にて、24歳の寺島は、5戦3勝(1KO)1敗1分となり。19歳のルーカスは、5戦1勝(1KO)4敗となり。

プレリミナリーファイト第1試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R 田上“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ) 水上陽生(はるき)(ポゴナ・クラブジム) 

田上判定勝ち。

試合は、両者左右フックを中心としたゴリゴリの打ち合いに終始。1発のフックの重さは田上だったが、左右フックに加えて左右ミドルもきれいに当てていた水上が攻勢を握る。手数的に水上に判定が出るかと思ったが、2ー0田上判定勝ちと出た。

この試合にて、26歳の田上は、5戦3勝(1KO)2敗となり。24歳の水上は、8戦1勝(1KO)6敗1分となり。