ペーパー戦線異状なし。
社員のAさんにシーズンチケット(年間パス)のことを訊きたくて、久々に階段に並んで入場しちゃったよ。
セミ、メインの選手入場式。「俺はやらない」と言っていた篠塚。やはり影武者登場か。
皇治と宮田Pの幕間。榊原さんの皇治へのテレフォンショッキングに続いて、宮田PよりカルロスPへの生電話企画あり。皇治はカルPに「いいとも!」と言わせたかったようだが不発。ただらちょっと長いぞ…。皇治の「NARIAGARI」とK-1大阪大会はコラボになるのかな。
本日の興行は、21時35分終了。皇治劇場が長かったのもあるだろうし、最近唐突に始まった選手入場式も、やはりどうだろうという感想。逆にああいったことに時間をかけて、お客の観戦意欲が増せばいいが、21時を過ぎてしまい結局遅くなるからと帰られてしまったら逆効果では?
客入り
客入りは、9割くらいか。5割くらいだった9月興行より、いきなりの観客数増。ただし、全体的にはフワッと空席があり、やはり最後は人が減る。後、私が気になるのは、Krushファンは最近妙におとなしいんだよね。行儀良く見てるというか。まぁ、皇治劇場は乗れなかったのだろうが、恐ろしいくらいの静寂…。
当日券は、7500円席は売り切れ、20500円、15500円席は「△」、10500円席はあり。
メインの2選手は、南側席中段より入場。これはお久しぶりな光景。何年ぶりに見ただろう、これ。
興行中、南側席前方に向かって階段を降りて行く白いTシャツの心直選手を発見。「今日は前にいるんだ」と思ったのだが、その後に南側席後方より現れた黒いTシャツの心直選手に挨拶をされて驚いた。さっき見た人は誰? ドッペルゲンガー? たまたま似ていた人だったんだな。あー、驚いた。
なお、この日も各方面に火種を撒き散らせていた様子の心直選手。ただし、サーバルとは友好条約を締結しているので、いたって穏やか。今、どこのキック会場に行っても、かなりの高い確率で会えるアイドル、心直選手。君も生観戦をして心直選手と握手(?)。
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、悠斗。ここ2試合の倒し方は気持ちいいだろうなぁ。悠斗選手は、四方それぞれでロープに上がり雄叫びを挙げてくれるので、いい写真になりやすい。
次点は、篠塚辰樹。私はライズで好きな選手だったのだが、ローに苦しむなどして団体を去りフェードアウト。もう終わりなのかなと思っていたが、K-1グループのリングで復活。さらにはベルトまで獲るとは。K-1グループのリングでも順風満帆ではなかったが、やはり格闘技が好きでちゃんと努力してたんだね。
藤原敏男先生
近場には、Krush会場では珍しい藤原敏男先生の姿が。誰の応援かと思ったが、朝久道場の宗一郎選手。藤原先生が朝久館長に激励賞を渡そうとすると、館長は宗一郎選手を呼びに行き、直に受け取らせていた。その後、朝久兄弟も含め、皆で一緒に藤原先生と写真を撮っていた。
ダウン判定の難しさ
この日のKrushに限らない話だが、キックにおけるダウン判定の難しさが目立った興行だった。パンチが当たって倒れればダウンで間違いはないのだが、キックは片足立ちも多かったり、リングに足を滑らすことも多い。3Rマッチでダウンはほぼ負け宣告に等しいだけに、レフェリー判断は死活問題だ。
この日も、「あれがダウンでこれはダウンじゃないのか」と思わされるシーンもあり、レフェリーの胸三寸で試合が決まってしまう恐さを思った。同じく私は、現状では「ベストではないがキック試合も振り分け採点にすべきでは」と思っているのだが、「10ー10」と「10ー9」の狭間問題もあると思う。この振り分け方もジャッジの胸三寸なのだ。
もう1つ、最近のKrushではパンチからボディへのヒザにつなぐ選手が増えている。その際、いわゆる自らの上体を後ろに反らせたテンカオの形ではなく、前のめりに相手に引っついてお互いに腕を押さえ合ったり、相手をロープと自分の体でサンドイッチしながらヒザを連打したりする選手もいる。
このヒザ連打は、反則か否か。まぁ、目立ち出せば改めてお上より「反則の御触れ」を出すのだろうが、グレーゾーンでのヒザ連打が目立ち始めた気もしたなぁ。大夢が宗一郎より奪った反則とされたダウンも、相手を回す際は首に手を添えたが、ヒザを蹴る際には離していた。この辺りの判定も微妙。
まぁ、色々細々と書き連ねたが、結論としては「キックなんだからルールを組みありにせい」って話に落ち着くんだけどな、ダハハハ。これを言っちゃおしまいか。一応、組みを廃したいK-1グループという、大いなるキックルール実験場で何が起こるのかを、サーバルは高みより報告させていただくとするよ。
新美選手のダウン、改めて映像見ると、稲垣選手は左フックというより首の引っかけ&足を滑らせにしか見えないなぁ…。事後でもジムは異議申し立てをすればいいのでは。
「新美貴士vs稲垣澪。異議申し立てしてほしいけど、小森会長の性格からしてしなさそう『ダウンと思われるシーンを作ったのが悪い』とか言って。でも、百歩譲ってダウンだとしてもフラッシュタウン=1点減点が最低限の妥協点だと思います。ジャッジはもっと勉強した方がいい。(いつかの梅野選手)」(The Kicks On KICK GYM)
「今回の判定は流石に酷いと思いました! スリップかダウンかはしっかり見極めないと!」
「自分が打ったフックで転んだのをダウンにされたら流石に、、、仮にフラッシュダウンだとしてもおかしいです‼︎ ジャッジやレフェリーは勉強しよう」(新美貴士)
「最近色々あってキックから足が遠のいているので、キック動向は完全にサーバルさん頼みになっててキツイ….(泣」(tatsuyakay)
【席比率】2023年、運営チケット、ハジ席。153興行中、111ハジ席(73%)、37空き席(24%)、5中席(3%)。4656→4657(-01,+02)。