目次
- 第12試合 58.0kg契約4回戦 吉田ヒロト(東拳) 髙橋泰征(本多)
- 第11試合 S・バンタム級4回戦 本間京介(Reason押上) 紺野大(新日本木村)
- 第10試合 L・フライ級4回戦 ランボー・テツ(三谷大和スポーツ) 板井海都(パンチアウト)
- 第9試合 S・バンタム級4回戦 岡村龍也(東拳) 上原慶仁(新日本木村)
- 第8試合 62.0kg契約4回戦 藤森天太(ワタナベ) 中村駿介(輪島功一スポーツ)
- 第7試合 53.0kg契約4回戦 守屋龍也(横浜光) 柳修平(三迫)
- 第6試合 バンタム級4回戦 徳田寿希也(厚木ワタナベ) 佐藤光希(本多)
- 第5試合 ライト級4回戦 宮内義弘(三谷大和スポーツ) 関哲哉(松本ACE)
- 第4試合 58.0kg契約4回戦 伊藤玄斎(ワタナベ) 松木聖也(KG大和)
- 第3試合 54.7kg契約4回戦 田中一聖(横浜光) 玉井遼太(輪島功一スポーツ)
- 第2試合 ウェルター級4回戦 外村武(ワタナベ) 佐藤賢治(RE:BOOT)
- 第1試合 バンタム級4回戦 為我井廉(DANGAN越谷) 沖吉優太(湘南龍拳)
第12試合 58.0kg契約4回戦 吉田ヒロト(東拳) 髙橋泰征(本多)
髙橋2RTKO勝ち。
初回、サウスポーの髙橋に対して、大柄な吉田はリーチを活かした右ストレートを突き刺し。動きにスケールの大きさを感じさせた吉田のゲームかなと思った瞬間、吉田の右ストレートの返りに、髙橋は右フック、左ストレートをリターンして1ダウン奪取。これは吉田は効いてしまったダウンだった。
2R、ここもスタートすぐ、吉田の打ち終わりに、髙橋は狙い済ませた右フックにて2ダウン目奪取。吉田のグシャリとした倒れ方に、試合はノーカウントにてストップへ。髙橋、強いじゃないか。
第11試合 S・バンタム級4回戦 本間京介(Reason押上) 紺野大(新日本木村)
本間判定勝ち。
試合は、紺野もワンツーにて前に出てよく攻めてはいたのだが、本間がここぞでのワンツー連打を集中させるうまさがあり。2Rには、紺野が対応出来ないスピードにてワンツー連打をまとめると、その中の右ストレートにて本間は1ダウン奪取。その後も、ヒット数で上回った本間の判定勝ちとなり。
第10試合 L・フライ級4回戦 ランボー・テツ(三谷大和スポーツ) 板井海都(パンチアウト)
板井判定勝ち。
試合は、ノーガードよりトリッキーな動きで左右フックを振ったランボーだったが、長身の板井はよく見て合わせるボクシング。板井のワンツーからの左フックボディ、左右アッパーがよく当たる。特に3Rよりは腹が効いて来た様子のランボー。丸まりながらも手は出していたが、板井が打ち勝ち試合終了へ。
第9試合 S・バンタム級4回戦 岡村龍也(東拳) 上原慶仁(新日本木村)
岡村判定勝ち。
試合は、両者体は固そうもハードパンチャー同士の顔合わせ。初回、上原は左右フック、アッパーをラッシュするスクランブル発進にて、打ち込まれた岡村は大ピンチ。しかし、岡村は右フックのカウンター1発にて、上原よりダウン奪取。これは強烈な一撃だった。
ただし、立ち上がると再び上原はラッシュを敢行。すると初回終了のゴングの中、今度は岡村がダウンする。しかし、この岡村のダウンは上原のゴング後のパンチと認定され、上原には減点1あり。2R開始時に、追加でインターバルも取ってから試合再開となる荒れた展開。
2R、上原は左フックボディを効かせるシーンはあるも、また岡村は右フックをねじ込み上原の体を硬直させる。3R、ここから左フックボディに完全に丸まり苦しい岡村。4R、倒したい上原は左フックボディ、左右フックを当てたがタイムアップ。苦しいながらもダウン&減点分がある岡村の勝利となった。
第8試合 62.0kg契約4回戦 藤森天太(ワタナベ) 中村駿介(輪島功一スポーツ)
藤森2RTKO勝ち。
試合は、ガッチリ体型の中村もガードを固めてにじり寄ったが、トーマス・ハーンズ体型の藤森のボクシングが出色。ワンツー、左フックとシャープに出して行ったが、2R中村の一瞬のガードの開きをとらえ、チンに右ストレート一閃。これ1発にて鮮やかに中村を前のめりにダウン。斬って落として見せた。
第7試合 53.0kg契約4回戦 守屋龍也(横浜光) 柳修平(三迫)
中止。守屋の棄権によるもの。
第6試合 バンタム級4回戦 徳田寿希也(厚木ワタナベ) 佐藤光希(本多)
佐藤2RKO勝ち。
初回、サウスポーの徳田が足を使いながらスピードあるボクシング。左ストレート、右フックを佐藤にクリーンヒット。ただし、たまに振る佐藤の左右フックもまたキレがあり素晴らしい。そう見ていた2R、佐藤が左右フックを集めると、もらった徳田はグシャリとダウンあり。立つも10カウントとなった。
第5試合 ライト級4回戦 宮内義弘(三谷大和スポーツ) 関哲哉(松本ACE)
ドロー。
試合は、両者低く構えて、ワンツーからの左フックボディにてガンガンの打ち合いへ。初回は宮内が良かったが、2Rよりは関にペースが傾く。ガードの固い両者だが、関は右ストレートをガードの間を突きうまく当てて、強烈な左フックボディをねじ込む。
そのまま関ペースで推移も、4R最後の最後にどんでん返しあり。やや余裕を持ち足を使っていた関だったが、ラウンド最後の打ち合いにて、宮内の左フックに腰を落とす大ピンチあり。ダウンは免れたが、手数はやはり出しておくものか。採点は1ー0関優勢のドローとなり、宮内は何とか追いついた。
第4試合 58.0kg契約4回戦 伊藤玄斎(ワタナベ) 松木聖也(KG大和)
ドロー。
初回、接近戦となったが、伊藤の左フックボディが強い。これで相手を弱らすかと思ったが、2Rになると左右アッパーにて出て来た松木。逆に伊藤に疲弊を感じたが、3Rに再び左フックボディ、右アッパーにて松木を打ち込む。4Rも伊藤も、最後の最後に暴れた松木。これもあったか三者三様のドローへ。
第3試合 54.7kg契約4回戦 田中一聖(横浜光) 玉井遼太(輪島功一スポーツ)
ドロー。
試合は前半、サウスポーの玉井の左ストレート、右フックがクリーンヒットしていたのだが、後半になるにつれ大柄な田中が左右フックボディにて荒馬のように攻め返して来る。うまさは玉井だったが、被弾を押さえられず徐々に疲弊。最終的には田中がまくる形にてドローへ。両者打ちつ打たれつだった。
第2試合 ウェルター級4回戦 外村武(ワタナベ) 佐藤賢治(RE:BOOT)
外村判定勝ち。
試合は両者、力みまくり過ぎにて、スリップダウンでドッタンバッタン。その中、初回は佐藤が右フックにて攻勢を握るも、極端なチョップブロー。2Rより外村の右ストレートが当たり出したが、両者共にミスブローは多く、攻防はぶつ切りでなめらかさはなし。
4R最後、やっと外村が右ストレートを効かせてチャンスとなるも、詰め切れずにタイムアップへ。なお、採点は2ー1と割れたのはびっくり。佐藤の勝ちはなく見えたが…。
第1試合 バンタム級4回戦 為我井廉(DANGAN越谷) 沖吉優太(湘南龍拳)
為我井判定勝ち。
初回、かなり慎重過ぎたサウスポーの為我井だったが、2Rよりは独壇場。距離を取りながら左ストレートからの右フックを、沖吉にたびたび直撃。ただし、ややきれいに戦おうとするきらいはあり、相手にラフに出て来られると苦戦もありか。ともかくうまさはピカイチゆえ、力強さも身につけたい。