TITANS NEOS 33 10月15日(日)後楽園ホール

2023-10-17
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目次

第12試合 新日本キック VS NJKF 交流戦 ライト級 3分3R 勝次(藤本ジム/WKBA世界スーパーライト級王者、元新日本ライト級王者) 岩橋伸太郎(エスジム/元NJKFライト級王者)

勝次判定勝ち。

初回、ここ最近にない絶好調さの勝次。左ジャブ、ワンツー、右ローを次々と岩橋に当て、早いKOがあるのではないかの釣瓶打ち状態。しかし、2Rより地味に左右のミドルを当て返し始めた岩橋。本当に岩橋の体の頑丈さは、どうなっているののレベル。やや押された勝次もラウンド最後にワンツーまとめ。

3R、ここは倒したかっただろう勝次。ワンツー、右ロー、右ヒジと当て続けはしたが、最後までぐらつかない岩橋。さすがに2Rほどの左右ミドルは出せなくなっていたが、最後まで勝次の攻撃を受けながらも抵抗。勝敗は明らかだったが、試合終了のゴングに勝次は渋い顔だった。

第11試合 新日本キック VS NJKF 交流戦 フェザー級 3分3R 瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム/新日本フェザー級王者) 前田浩喜(CORE/NJKFフェザー級王者)

瀬戸口初回KO勝ち。

初回、サウスポーの前田は、下がりながら左ハイ、左テンカオを連打するも、にじり寄り気にしない瀬戸口。重い左フックボディからの右フックが前田を襲う。前田にとっては一番嫌な相手か。しかし、前田の左ローがローブローとなり、これに苦悶の瀬戸口。しばらくして再開したが、流れが微妙に変わる。

再開後、前田の右ジャブ、左ハイも入り、瀬戸口に嫌な雰囲気も流れる。ただし、それを右フック1発で清算して見せた瀬戸口。まさに圧倒的な暴力。前田は目が飛んだ状態で尻餅をつくダウン。体は麻痺したように動けずに10カウントへ。瀬戸口の理不尽過ぎるパンチ力。もっと上で見てみたいものだ。

第10試合 新日本キック VS NJKF 交流戦 フェザー級 3分3R 木下竜輔(伊原道場本部) 坂本直樹(道場373/NJKFフェザー級8位)

坂本判定勝ち。

初回、サウスポーの坂本が良い出足も、木下が右スイングフックを効かせ左右フックまとめで1スタンディングダウン奪取。しかし2R、反撃に出た坂本が、きれいに左ストレートを打ち抜き1ダウン奪い返し。3R、両者死力を尽くした総力戦にて木下もよく頑張りも、最後にワンツーにて坂本が打ち勝った。

第9試合 78kg契約(ヒジなし) 3分3R マルコ(イタリア/伊原道場本部) ジェット・ペットマニーイーグル(タイ)

ジェット判定勝ち。

試合は、体の大きいマルコもワンツー、右ローにて出たシーンはあったが、ほぼジェットの組みヒザに絡め取られスーメダイ状態。ヒジ打ちなし試合だったが、ありだったらマルコはやられていたのではというくらいに両腕は下がっていた。

この試合内容は、90年代のキックリングでタイ人選手に向かって行った日本人選手に見た「いつか来た道」だったか。マルコはジェットの組みヒザ、こかしに青息吐息。ダメージと疲弊の中、試合終了となった。

第8試合 60kg契約 3分3R ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエルジム) 河崎鎧輝(真樹ジムオキナワ)

河崎判定勝ち。

リングコール時、トリケラトプス拳のポーズを見せた河崎。河崎の身のこなしのスピードに対応出来ないオリベイラ。河崎の右ローを受け、左脚が「吉成名高に蹴られた状態」的に赤紫になる。オリベイラは蹴りに入ろうとするが動かれて出せず。河崎の右ロー、左ミドル、組んでも投げられオリベイラは完敗。

第7試合 新日本キック VS NJKF 交流戦 57kg契約 3分3R アダン・フローレス(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/WKBAアルゼンチン王者) 一航(新興ムエタイジム/Bigbangスーパーバンタム級王者、元WBCムエタイ&NJKF日本統一バンタム級王者、元日本バンタム級王者)

一航3RTKO勝ち。

6試合 58.5kg契約 3分2R 呉嘉浩(ゴ ガコウ)(中国/伊原道場本部) Ryu(クローバージム)

Ryu2RTKO勝ち。

呉はウエイトオーバーにて減点2あり。グローブハンデもあり。初回、左右フックにてラッシュして出て来た呉だが、しばらく耐えたRyuはスイッチしながら反撃開始。特にサウスポーに構えての左奥足ローが有効。これに効いた様子があった呉。

2R、ここも呉は左右フックにて出たが、Ryuの左奥足ローが完全に効いており苦しい様子。その中、Ryuは左奥足ローを散々入れた後、狙い済ませた左ハイ一閃。完全に頭を刈り取られ失神した呉は硬直してダウン。即ストップとなったが、ダメージは深く担架送りとなった。

第5試合 アマチュア 女子37kg契約(首相撲あり、ヒジ・顔面ヒザなし) 2分2R 西田永愛(伊原道場越谷) 瀬川柚子心(TEAM BAD ASS)

瀬川判定勝ち。

試合は、スタートから首相撲にてもみ合いとなったが、徐々に体格的にやや大きい瀬川のワンツーからのヒザ蹴りボディペースとなり。2R、左右フックにて出ようとはした西田だったが、瀬川の組みヒザを破れず。見ると瀬川はアマチュアで52戦もやっているのか。そりゃ、強いはずだ…。

第4試合 ミネルヴァ 49kg契約(ヒジなし) 2分3R ナディア・ブロン・バルビス(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン) 佐藤“魔王”応紀(PCK連闘会/ミネルヴァ・ライトフライ級2位)

ドロー。

初回、思いの外バルビスのワンツー、右ローが良く、押し込まれた佐藤。2R、佐藤もワンツーにて反撃も、完全にはペースを握れず。3R、スタミナ的には苦しいバルビスだったが、佐藤のワンツーをもらいつつ、ラウンド最後にワンツーにて攻め返したのは根性あり。1ー0バルビス優勢のドローに終わる。

第3試合 アマチュア 女子49kg契約(首相撲あり、ヒジ・顔面ヒザなし) 2分2R 堀田優月(闘神塾) Queen Bee夏美(拳伸ジム)

堀田判定勝ち。

ヘッドギアなし、レガース、ヒザパットありのアマチュア戦。試合は、サウスポーの堀田がワンツーにて、2Rに休みなく夏美を打ち込み。夏美もワンツーにて打ち合ったが、被弾差が段違い。2R、堀田は右バックハンドブローに行き、二の腕が当たったと減点1があったが、判定に大勢はなし。

第2試合 アマチュア 45kg契約(首相撲あり、ヒジ・顔面ヒザなし) 2分2R 西田蓮斗(伊原道場越谷) 奈良遥真(VALLELY KICKBOXING TEAM) 

西田判定勝ち。

ヘッドギア、レガース、ヒザパットありのアマチュア戦。西田のワンツーがパワフルにて、奈良は開始より下がらされる。奈良はヒザの選手のようで必死に組みつきには行ったが被弾ダメージは隠せず。徐々に足元が怪しくなりスリップダウンを繰り返す奈良。ワンツー、テンカオで出続けた西田の判定勝ちへ。

第1試合 アマチュア 44kg契約(首相撲あり、ヒジ・顔面ヒザなし) 2分2R 原龍之介(伊原道場越谷) 佐伯蓮(MIYABIジム) 

原初回TKO勝ち。

ヘッドギア、レガース、ヒザパットありのアマチュア戦。初回、両者ワンツーでの打ち合いとなったが、原が上回り、右ミドルを効かせてからのワンツーにて佐伯よりクリーンヒットダウン奪取。再開も、原のワンツーに佐伯はすぐにしゃがみ込みストップとなった。