年の瀬に 今日も今日とて キンカーオ。おなかをたんとすかせて水道橋「ダオタイ」に来たが、まさかの休み。そこで久しぶりに台北料理屋さんへ。
ギャラリー戦線異状あり。岩田翔吉の写真が追加されました。全日本キック協会、客入りが意外によくてビビッた。ジャパンキック協会より余程いいよ、こりゃ。
本日の興行は、21時25分終了。今日は、東京ドームが何もない日。明日からドームは、「Hey! Say! JUMP Special Live 〜 JUMParty 2024-2025 〜」の3デイズ。今年は逃げ切ったどぉぉぉっ。それはいいのだが、13試合も詰め込むと、17時30分開始じゃ終わりは遅めだよね。
客入りは、8割くらいか。第1試合の出場選手2人がチケッターだったのが大なのだろうが、正直今日の瞬間的な入り具合は、NJKFを抜いて純キック団体でナンバーワンだった。ちょっとしたナンバーシリーズのKrush、RISEよりも入っていたくらい。実質、KNOCK OUTに次ぐ第2位の団体に踊り出たかも。
ただし、第3試合後、大応援団もはけて、メイン時には4割くらいの入りとなり。旗揚げ興行時は、色がついて8、9割の入りにせよ、その後は4、5割で安定。それがこんな年末に突如のV字回復。これを来年維持出来れば、あっという間に純キック団体のトップになる可能性あり。看板選手もほぼいないのにね。
当日券は、21000円は売り切れも、9000円、8000円、6000円、5000円席はあり。
目次
- 鬼久保海斗流(健成会)VS井上蓮治(パラングムエタイジム)について。
- 杉浦昴志(キックスターズジャパン)VS中村健甚(稲城ジム)について。
- 本日のええ写真
- 席比率
- 第13試合 60kg契約 3分3R 瀬川琉(稲城ジム/全日本キックボクシング協会スーパーフェザー王者) オーシャン・ウジハラ(フリー/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
- 第12試合 スーパーライト級 3分3R 勇生(ウルブズスクワッド) ユン・ジソン(韓国)
- 第11試合 バンタム級 3分3R 広翔(稲城ジム) ハリィ・永田(ASTRA WORKOUT)
- 第10試合 58kg契約 3分3R 杉浦昴志(キックスターズジャパン) 中村健甚(稲城ジム)
- 第9試合 52kg契約 3分3R 吉田鋭輝(team彩) HIROKI(AKIRA BUDO SCHOOL)
- 第8試合 バンタム級 3分3R 横尾空(稲城ジム) 風間祐哉(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
- 第7試合 68kg契約 3分3R 義斗(kickboxing fplus ジム) 石塚健太(武人魂 闘心塾)
- 第6試合 女子48kg契約 3分3R 牛山華子(HIDE’S KICK) あー子(フリー)
- 第5試合 63.95kg契約 3分3R 滝口遥輝(中島道場) NAOKI(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
- 第4試合 ヘビー級 3分3R オマル・ファーレス(稲城ジム) ピクシー犬飼(府中ムエタイクラブ)
- 第3試合 55kg契約 3分3R 二宮渉(アウルスポーツジム) 馬上一樹(G-1 TEAM TAKAGI)
- 第2試合 スーパーライト級 3分3R 野竹生太郎(ウルブズスクワッド) 小玉倭夢(フリー)
- 第1試合 スーパーフライ級 3分3R 鬼久保海斗流(健成会) 井上蓮治(パラングムエタイジム)
鬼久保海斗流(健成会)VS井上蓮治(パラングムエタイジム)について。
この試合、鬼久保はK-1アマチュア全日本、DEAD HEAT55㎏王者、井上はK-1アマチュア東日本予選Aクラス-55㎏優勝、東日本空手道選手権大会準優勝とのこと。K-1アマチュア出も必ずしもK-1グループでデビューしなくなったのが時代だなと。
なお、私の周りにいた某選手(井上蓮治)応援団は試合中、通路で立ち止まったおばあちゃんには鋭く「見えません」みたいな声がけをしつつ、自分達の行動はこう。私はそれほど被害は受けなかったが、もう少し考えて応援をして欲しいなと思ったのが正直なところ。
栗芝会長挨拶あり。いつもの紙を見ながらの栗芝会長挨拶だったが、マイクの声でかっ。マイクのうるささは、鈴木千裕を栗芝会長が越えた。
リングアナは、細田マサシさん。今日の音響は、入場曲はモコモコして小さ過ぎるし、細田さんマイクは風呂場の中みたいにエコーかかりまくりでウワンウワンしてるし、非常に調子が悪いようだった。
新しい加盟ジム会長を迎えての会長連リングインあり。パンフレットによれば加盟ジム数は現在23。かなりの大所帯ぶりではある。
その中で須藤信充追悼の10カウントゴングあり。ジーニアスジムは、「むらけん」こと須藤健太が継いで行く形らしい。後楽園ホールでデビューした父が後楽園ホールで終われたことを、むらけんはマイクで絶叫して感謝を述べていた。
杉浦昴志(キックスターズジャパン)VS中村健甚(稲城ジム)について。
キックスターズジャパンは笛吹丈太郎が会長だが、セコンドは笛吹と共に大月晴明。この2人の師弟の絆は強いなぁ。なお、笛吹は「ザ・ボディ・ボックス」という別の名のジムの会長にも名前がある。
この日は私が通路側におり、さらには客がいたこともあったのだろうが、人が通路を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も通る。本当、もう少しじっと出来ませんかね?
本日のええ写真
本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、広翔。前はそんなことを思わなかったのだが、この日は武尊に似ている感じ。右と左は違うけど。新しいキャッチフレーズは、全日本キック協会の武尊やぁ。
この日のチケットは、ハリィ・永田より購入。全日本キックの武尊にやられてしもた。
次点は、義斗。石塚健太を担架送りとする完全に失神させた倒し方だった。ちなみに、石塚は「武人魂 闘心塾」所属ということで、セコンド陣が全員、空手衣を着込んでいたのが珍しい。
お待っとさんでした。全国4万5千人のPテトレーナーファンの皆様、今日のPテトレーナーです。
全日本キック協会興行は、コーナーポストにモンコン、プラ、マーライをかけておいていい系興行。
席比率
【席比率】2024年、ハリィ・永田チケット、ハジ席。207興行中、173ハジ席(84%)、29空き席(14%)、5中席(2%)。5794→5803(-01,+10)。
(NAOKI)「やったぁぁぁおめでとう。努力は裏切らな」(misa)
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第13試合 60kg契約 3分3R 瀬川琉(稲城ジム/全日本キックボクシング協会スーパーフェザー王者) オーシャン・ウジハラ(フリー/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
瀬川判定勝ち。
初回、サウスポー瀬川が左ハイより左ストレートにて出るも、蹴った後に痛めたような素振りもありヒヤリ。2Rよりはいきなりの左ストレートを中心に瀬川は組み立ても、そこよりウジハラと組み合い投げ合いとなり。3Rも変わらず、取っ組み合って終了の印象。ウジハラに有効打はなく、差を取るなら瀬川だった。
この試合にて、瀬川は、21戦14勝(4KO)6敗1分となり。ウジハラは、27戦13勝(8KO)14敗、ボクシング16戦6勝(4KO)10敗となり。
第12試合 スーパーライト級 3分3R 勇生(ウルブズスクワッド) ユン・ジソン(韓国)
勇生2RTKO勝ち。
初回、長身の勇生が鋭い右ロー、ハイを飛ばしながら、ワンツー、組みヒザ、右ヒジと張りのある攻撃。もらったユンはひるまないも、かなりまともな被弾具合。2R、ここも勇生がイキイキと攻撃を続け、右ヒジにてユンの左まぶたを切り裂き。これに3分ちょうどでドクターチェックが入りストップへ。
この試合にて、勇生は、5戦4勝(1KO)1分となり。ユンは、4戦3勝1敗となり。
第11試合 バンタム級 3分3R 広翔(稲城ジム) ハリィ・永田(ASTRA WORKOUT)
広翔3RTKO勝ち。
試合は、サウスポーの広翔に対して、長身の永田も右ストレートから組みに行ったが、セッティング前にブレイクにあう。その中2R、永田は広翔に左ミドルを効かされ、ワンツーにて釣瓶打ちにされ。3R、ここも広翔の左ストレートを効かされた永田は2ダウンとなり。ダメージは深くストップされた。
この試合にて、広翔は、4戦3勝(1KO)1敗となり。永田は、32戦13勝17敗2分となり。
第10試合 58kg契約 3分3R 杉浦昴志(キックスターズジャパン) 中村健甚(稲城ジム)
ドロー。
試合は、中村が1発のパンチ力にて上回っていたが、杉浦が細かいイン、アウトのローにて対抗。2Rには、中村は右カーフが効いたか、ここから杉浦のねちっこい組みヒザに苦戦。中村のパンチは初回は良かったが、2、3Rは不発。差を取るなら杉浦かと思ったが、1ー0中村優勢のドローに終わった。
この試合にて、杉浦は、3戦2勝1分となり。中村は、3戦1敗2分となり。
第9試合 52kg契約 3分3R 吉田鋭輝(team彩) HIROKI(AKIRA BUDO SCHOOL)
HIROKI判定勝ち。
試合は、HIROKIがムエタイスタイルにて吉田を押さえ。ただし、振り分けるならHIROKIとせざるを得ないも、やや待ち過ぎな姿勢より試合はヒートせず。組みではHIROKIがうまいことは間違いないも、吉田も体の力が強く投げたりして対抗。もう少しHIROKIがコントロール出来れていれば見事な試合だった。
この試合にて、HIROKIは、4戦3勝1敗となり。吉田は、3戦2勝1敗となり。
第8試合 バンタム級 3分3R 横尾空(稲城ジム) 風間祐哉(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
ドロー。
初回、長身サウスポーの風間は、横尾の入りに左テンカオを深々と決め1ダウン奪取。しかし、その後に横尾は右ハイよりワンツーにてプレッシャーを強める。組みの攻防でも短躯の横尾の方が強く、組んでは右ヒジをガンガン。風間も頑張ったのだろうが、初回のダウン分を吐き出しドローに終わってしまった。
この試合にて、横尾は、3戦2勝1分となり。風間は、4戦1勝2敗1分となり。
第7試合 68kg契約 3分3R 義斗(kickboxing fplus ジム) 石塚健太(武人魂 闘心塾)
義斗2RTKO勝ち。
初回、両者スレンダーな体型同士にて、右ローよりのワンツーでの打ち合い。2R、義斗がグイグイと接近する中、ガードの低い石塚に対して、右ローからの左右ヒジでの切り込み。頭が跳ね飛ばされる中、義斗はワンツーにて石塚を失神大の字ダウンにさせてのストップへ。石塚は動けずに担架送りとなり。
この試合にて、義斗は、3戦2勝(1KO)1敗となり。石塚は、1戦1敗となり。
第6試合 女子48kg契約 3分3R 牛山華子(HIDE’S KICK) あー子(フリー)
あー子判定勝ち。
初回、日本拳法出身の牛山が、サウスポーのあー子に対して、さすがな右ストレート切り込み。しかし、2Rは手数が止まり、あー子のプレッシャーを受ける。3Rは、再び牛山の右ストレートも当たったが、最後はあー子が組みヒザにとらえて終了。私はやや牛山優勢の印象も、2ー1と割れてあー子に出る。
この試合にて、あー子は、2戦2勝となり。牛山は、1戦1敗となり。
第5試合 63.95kg契約 3分3R 滝口遥輝(中島道場) NAOKI(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
NAOKI2RTKO勝ち。
試合は、滝口が空手道場系ゆえにもっと蹴って来るかなと思ったが、NAOKIのフィジカルが強過ぎにて一気に疲弊。ロボットのように前進したNAOKIだが、ワンツーから右ロー、組みヒザ、ヒジにて滝口を消耗させる。2R、組まれると丸まり下がる頭にNAOKIはヒザを突き上げ3ダウン奪取。滝口はズタボロ化。
この試合にて、NAOKIは、3戦1勝(1KO)2敗となり。滝口は、3戦2敗1分となり。
第4試合 ヘビー級 3分3R オマル・ファーレス(稲城ジム) ピクシー犬飼(府中ムエタイクラブ)
犬飼判定勝ち。
試合は、断続的に犬飼の強い左右フックが集まり優勢も、ファーレスも細かいパンチからの右ローにて削りに来る。我慢比べの中、3Rついに犬飼の左右フック釣瓶打ちに、ファーレスには1スタンディングダウンあり。しかし、ダウン後、犬飼は右ローを集められ効いてしまうピンチへ。両者ドロドロの試合終了となった。
この試合にて、犬飼は、3戦1勝1敗1NCとなり。ファーレスは、1戦1敗となり。
第3試合 55kg契約 3分3R 二宮渉(アウルスポーツジム) 馬上一樹(G-1 TEAM TAKAGI)
二宮判定勝ち。
試合は、二宮がヒザ横へのいい右ローにて優勢の中、2Rには接近戦での左フックにて馬上より1ダウン奪取。ただし、ダウン後、馬上がヒジ、ヒザにて前進すると苦しくなったのは二宮。3R、ここも二宮が苦しみながら右フックにて2ダウン目奪取も、最後は馬上の反撃にストップ負け寸前まで追い上げられ終了へ。
この試合にて、二宮は、2戦1勝1敗となり。馬上は、4戦4敗となり。
第2試合 スーパーライト級 3分3R 野竹生太郎(ウルブズスクワッド) 小玉倭夢(フリー)
野竹判定勝ち。
試合は、長身の野竹が基本に忠実な左ジャブ、ワンツー、左前蹴りボディにて小玉を押さえ込み。野竹は適宜、組みヒザも見せたが、ヒジ、ヒザの選手というほどでもなく、中間距離にて蹴り、パンチで行く選手なのか。野竹は、このまま育つと強い選手になりそうな輝きを持っている。
この試合にて、野竹は、2戦2勝となり。小玉は、1戦1敗となり。
第1試合 スーパーフライ級 3分3R 鬼久保海斗流(健成会) 井上蓮治(パラングムエタイジム)
井上2RKO勝ち。
試合は、両者デビュー戦同士ながら、チケッターぶりがすごくメイン試合でもあまりない程の轟々の歓声の中での試合。サウスポーの井上がワンツーにて攻める中、鬼久保もワンツーにてやり返し。その中2R、井上がワンツー、右フックを効かせて1ダウン奪取後、再度のワンツーにて2ダウン目奪取。ストップへ。
この試合にて、井上は、1戦1勝(1KO)となり。鬼久保は、1戦1敗となり。