To the Future vol.30 2024年2月4日(日) KBS京都ホールTo the Future vol.30[日本ユース][日本女子] 2024年2月4日(日)

2024-06-01
PR
U-NEXT

本日も穴口選手への追悼の黙祷より興行開始。

PR

本日の興行

本日の興行は、17時終了。KBS京都ホールより戸外に出ると、まだ明るい日差し。すべての(日)興行がこの時間には終われとは言わないが、京都近郊の人はこれからご飯を食べたり、一杯やったりして興行を語らってから帰れるのだろうなと思ったら、うらやましくなった。

客入り

客入りは、ほぼ満員。大きな箱ではなく、タイトル戦が2つもあればそれはそうか。チケット手配が遅くなり、山家選手の「7000円席は売り切れ。10000円席もあるかは分からない」といったツイートが流れて来て焦り。椙元選手が7000円席が大丈夫というので押さえてもらった。

本日のええ写真

本日の「ええ写真撮れたでぇ~」は、タイ人女子を連れて来たプームさん。試合前、檄を飛ばし選手を盛り立て、選手のストップ負けに天をあおぎため息。タイ人選手は全く勝てないボクシングだが、当たり前だが選手・陣営のやる気がないわけではないのだよね。Aサイドにいると見えなくなるけど。

席比率

【席比率】2024年、椙元慧チケット、右隣がパンラヤーの空き席。13興行中、10ハジ席(77%)、2空き席(15%)、1中席(8%)。4860→4866(-02,+08)。

第8試合 日本ユースS・ウェルター級王座決定戦8回戦 仲野玲(フュチュール) 佐々木る玖(KWORLD3)

佐々木判定勝ち。新王者に。

試合は、佐々木がワンツーにて飛び込み。ただし、佐々木は頭から飛び込むことも多く、サウスポーの仲野はバッティングに苦しむ。それも込みで仲野がひるんだところ、佐々木は強烈な左フックへ。これをもらった仲野。特に2Rの1発には仲野は腰を落とし、あわやのもらい方。派手な攻撃にて佐々木が先制。

その後、要所で大きなパンチを当てる佐々木だったが、ジワジワと仲野も細かいパンチで反撃。ワンツーがインから当たり、佐々木が下がるシーンも目立つ。後半は拮抗した打ち合いのまま試合終了。ドロー近辺の評価がいてもおかしくなく見えたが、やはり佐々木は2ー0の評価での判定勝ちだった。

この試合にて、21歳の佐々木は、9戦6勝(3KO)1敗2分となり。22歳の仲野は、5戦3勝(2KO)1敗1分となり。

第7試合 女子日本フライ級王座決定戦6回戦 山家七恵(EBISU K’s BOX) 前田宝樹(姫路木下)

山家判定勝ち。新王者に。

試合は、サウスポー山家の距離でスタート。踏み込みいいワンツーが持ち味の前田だが、山家相手にはそれを出せず。山家に左ストレートを合わせられては、前田は腕をつかんで組み止めに終始。山家ペースの中、さすがに前田のホールドが多いなと見ていたが、4Rに前田に減点1あり。何てクリーンなんでしょ。

4、5Rも前田はいいところはなく、山家のワンツーペースにて終了。明らかに不利を悟っていたと思われる前田は、6Rにワンツー、左右フックにて大暴れ。山家も苦しい時間帯となったが、適宜打ち合い試合終了へ。採点発表まで異様に長い時間がかかり嫌な空気はあったが、山家の3ー0に出た。

この試合にて、32歳の山家は、7戦6勝(2KO)1敗となり。20歳の前田は、7戦4勝1敗2分となり。

第6試合 アトム級8回戦 川口玲可(フュチュール) ヴィスター・シリッデット(タイ)

川口2RTKO勝ち。

試合は、初回スタートこそ、左右フックをブンブンと振り回し、それなりに当てたヴィスターだったが、徐々に川口ペースへ。川口は左フックボディを当てながら、ワンツー、左右フックとまとめ打ち。2R、ここも打ち合ったヴィスターだったが、ロープに詰められ川口に滅多打ちにされレフェリーが救出した。

この試合にて、24歳の川口は、9戦5勝(3KO)2敗2分となり。ヴィスターは、8戦6勝(4KO)2敗となり。

第5試合 バンタム級4回戦 渡部健(フュチュール) 達城光希(KWORLD3)

渡部4RTKO勝ち。

2Rまで、達城のボクシングがうまく、下がりながら渡部をさばく。達城はいい左フックボディを効かせたシーンもあり。しかし、3Rになると渡部の左右フックが明らかに当たり出し。特に4Rは、達城はかなりの直撃に継ぐ直撃。ドローも視野に入れたが、被弾具合にレフェリーはダウンなしでストップへ。

この試合にて、26歳の渡部は、8戦3勝(1KO)4敗1分となり。31歳の達城は、3戦1勝1敗1分となり。

第4試合 56.0kg契約4回戦 河合里衣(フュチュール) 椙元慧(一力)

河合4RTKO勝ち。

試合は、スタートから河合のスピードあるワンツー上下が、椙元を次々と襲う。椙元もジワジワと反撃しようとはしていたが、河合のワンツーは速い。その中4R、開始すぐに椙元がガチンと右ストレートを当てる。しかし河合の倍返しに合い、右アッパーに1ダウン。立つも詰められ、セコンドがタオルを持ち入った。

この試合にて、19歳の河合は、1戦1勝(1KO)となり。37歳の椙元は、8戦2勝(1KO)5敗1分となり。

第3試合 ミドル級4回戦 永田雅樹(井岡弘樹) 有田太一(BMB)

有田3RTKO勝ち。

試合は、短躯マッチョ型の永田の左右フックに対して、頭1つ大きい有田はワンツー中心。初回、有田がこのワンツーにて1ダウン奪取。しかし、2Rには永田が左右フックにて攻め返し出し、有田には嫌な雰囲気あり。3R、有田はこの流れを力ずくで断ち切り、再びワンツーを効かせてレフェリーストップを呼び込んだ。

この試合にて、34歳の有田は、1戦1勝(1KO)となり。24歳の永田は、2戦1勝(1KO)1敗となり。

第2試合 ミニマム級4回戦 ホワイティ宮浦(石田) 田井中宏斗(真正)

宮浦2RTKO勝ち。

試合は、長身の宮浦の長いワンツー、右アッパーと、田井中のキビキビした懐に入り込んでの左右フックの交錯。田井中もいい左フックボディはあったが、2Rに宮浦の右ストレートを直撃され1ダウンあり。立つも宮浦にワンツー連打に詰め切られストップへ。ホワイティ宮浦はただの面白系の選手ではなかった。

この試合にて、29歳の宮浦は、3戦1勝(1KO)2敗となり。18歳の田井中は、2戦2敗となり。

第1試合 56.0kg契約4回戦 田邉一颯(ウォズ) 岡﨑太陽(黒潮)

岡崎判定勝ち。

初回、田邉の上体の振り、ワンツーの攻め口が良かったが、2Rの乱打戦中、岡崎が強烈な右ストレートにて1ダウン奪取。ただし、3Rになると一気にネガティブになり手が出なくなった岡崎。3、4Rと尻上がりに田邉が攻め返して試合終了。2R以外は田邉に振れると見えたが、2ー1にて岡崎に判定は出た。

この試合にて、20歳の岡崎は、1戦1勝となり。21歳の田邉は、1戦1敗となり。