Krush.156 2023年12月17日(日) 後楽園ホール

目次

第10試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 岩尾力(POWER OF DREAM/元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者) 内田晶(チーム・タイガーホーク)

岩尾判定勝ち。

試合は、岩尾が強過ぎる状況にて、最早倒されないのが「偉業」のような雰囲気。岩尾の左右フックボディ、左右ミドルを受けながら、内田は最後までカウンターの右ストレート狙い。3Rには左ハイを空振ってからの右バックハンドブローにて岩尾の体を泳がす。予定調和のKO決着を邪魔立てした内田はしぶとい。

この試合にて、25歳の岩尾は、19戦15勝(8KO)3敗1分となり。26歳の内田は、14戦4勝(2KO)9敗1分となり。

第9試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 大沢文也(ザウルスプロモーション/元Krushライト級王者) 大谷翔司(スクランブル渋谷/元INNOVATIONライト級王者)

大谷延長R判定勝ち。

試合は、大谷がワンツー、ヒザを突き立て前進。これに対して、大沢は再三の蹴り足キャッチ。その中、2Rより大沢は左奥足ローを当て、大谷の動きを止める。大谷は2、3Rは、初回ほどの攻勢を握れなくなり。大沢も下がりながらのボクシングにてクリーンヒットは少ないが、本戦は三者三様のドロー。

本戦ドローは、私には明らかに大谷にラッキーな裁定に感じた。延長R、大谷はワンツーにて前進。初回以来の攻める形は出来ている。ただし、徐々にアウトボクシングの大沢が下がりながら左フック、右ハイを当てて試合終了。2ー1と割れた判定は大沢かと思ったが、またもや大谷に出る。大谷がホーム選手みたい。

この試合にて、32歳の大谷は、31戦19勝(10KO)9敗3分となり。32歳の大沢は、55戦30勝(3KO)21敗3分1NCとなり。

第8試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者 小浦翼(K-1 GYM横浜infinity/元ボクシングOPBF東洋太平洋ミニマム級王者・元日本同級1位)

白幡判定勝ち

試合は、サウスポーの白幡が、デンサヤーム以上の「蹴り漬け」。白幡はうまいので、小浦の左右フックをくぐってはクリンチへ。小浦も右ミドル、右ハイは出たが、パンチへつなぐコンボには乏しかったか。白幡が淡々と左ミドル、左テンカオにて小浦を迎え撃ち試合終了へ。小浦には53㎏は重かったのもあるかも。

この試合にて、21歳の白幡は、21戦15勝(1KO)5敗1分となり。29歳の小浦は、1戦1敗、ボクシング18戦15勝(10KO)2敗1分となり。

第7試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R) 町田光(飯伏プロレス研究所/元WPMF世界&日本・INNOVATION・MA日本スーパーフェザー級王者、元REBELS -60kg級王者) デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1 JAPANスーパー・ウェルター級王者)

デンサヤーム判定勝ち。

試合は、体の大きいサウスポーのデンサヤームが、左ミドルからの左ストレートにて町田を「蹴り漬け」。町田も変化をつけ飛び込もうとはしていたが、デンサヤームのバリア圏を突破出来ず。町田が居合いパンチの構えをしたところ、デンサヤームが無慈悲に左ミドルを蹴りつけたところに時の流れを感じた。

この試合にて、21歳のデンサヤームは、111戦81勝(8KO)27敗3分となり。36歳の町田は、60戦38勝(11KO)19敗3分となり。

第6試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R) 森田奈男樹(エイワスポーツジム/全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)2017軽重量級(85kg)優勝) アリヤン・モハマディ(イラン/K-1ジム目黒TEAM TIGER)

森田3RKO勝ち。

試合は、スタートはモハマディの細かいワンツーからの右バックキック多用に手を焼いた森田。しかし2Rよりは、森田が左フックを合わせ出し、モハマディへダメージを与える。3Rには、完全に森田の左フック、蹴り技にダメージありありのモハマディ。時間の戦いも、森田は3R、左フックにて大の字に倒した。

この試合にて、30歳の森田は、8戦6勝(4KO)2敗となり。26歳のモハマディは、8戦6勝(6KO)2敗となり。

第5試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R) 齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ) 愛瑠斗(えると)(健成會)

齊藤判定勝ち。

試合は、長身の齊藤が、活きの良いワンツー、テンカオ、右ハイなどにより、愛瑠斗を打ち込みへ。差は感じたが、2Rに愛瑠斗の右カーフを受け、効いたような反応の齊藤。そこからは右カーフで追う愛瑠斗は時間との戦いとなり。サウスポーチェンジした齊藤は逃げ切りへ。齊藤は強かったが愛瑠斗もいい素材だ。

この試合にて、18歳の齊藤は、7戦6勝(2KO)1敗となり。21歳の愛瑠斗は、11戦6勝(3KO)5敗となり。

第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R) 昇也(士魂村上塾/MA日本スーパーライト級王者、元Bigbang同級王者) 歩夢(あゆむ)(ゴリラジム/KPKBライト級王者)

昇也判定勝ち。

昇也は、前日計量にて1・2kgオーバー。昇也は、初回減点2スタート、ファイトマネー30%減額。グローブハンデあり。昇也10オンス、歩夢8オンス。

試合は、サウスポーの昇也が左右フック、左ハイにて攻め、2Rには歩夢はかなり疲弊。このダメージでは3Rは昇也に倒されそうも、3Rは急に歩夢が息を吹き返し。ガードがルーズな昇也の顔面を、歩夢の左右フックが次々ととらえ。判定勝ち目前も、最後の最後、昇也が右フックにてダウン奪取。歩夢を突き放した。

この試合にて、23歳の昇也は、32戦20勝(8KO)10敗2分となり。24歳の歩夢は、8戦4勝(1KO)4敗となり。

第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangフェザー級王者) 齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)

齋藤判定勝ち。

試合は、異様に長身の齋藤が、長い手足を使いワンツー、右テンカオ、前蹴り顔面にて先打ち。佐野も粘り強く左フックボディからワンツーにて打ち合ったが、ヒットより被弾が多い展開。3R、齋藤の右テンカオからのワンツー連打に佐野は腹が効いたか1スタンディングダウンあり。齋藤はやりにくい相手なのだろう。

この試合にて、23歳の齋藤は、8戦7勝(4KO)1敗となり。26歳の佐野は、32戦20勝(3KO)11敗1分となり。

第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R) 竹内将生(エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者) 佑典(月心会チーム侍)

竹内3RKO勝ち。

試合は、サウスポーの佑典に対して、竹内が右ミドル、右ハイにて試合をコントロール。これで蹴りの選手が判定で勝てば、Krushリングにいい道筋をつけると思ったが、まさか3Rに倒すとは。竹内は左フックにて佑典を前のめりに倒しKO。佑典もワンツー、左テンカオにて出ようはとしたが、良さを全く出せずに敗退。

この試合にて、28歳の竹内は、46戦27勝(7KO)17敗2分となり。31歳の佑典は、27戦17勝(7KO)10敗となり。

第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R) 倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 龍翔(りゅうしょう)(WARRIOR OSAKA/JAPAN CUPスーパーバンタム級王者)

倉田2RTKO勝ち。

初回、龍翔の左右フックが最初は勢いがあったが、倉田が左右フック連打にて一気に攻め返し1ダウン奪取。龍翔は立っていたが止めるべきダメージ。2R、倉田の左右フックにすぐ2ダウン目の龍翔も、立つとやらせるレフェリー。タオルが入り試合は止まったが、新生のレフェリー恐いわ…。

「やっぱりサーバルさんが言及してて安心した。画面越しに見ててヤバいと思ったのに一番近くで見てるレフェリーが止めないのはなんなんだ、選手の未来を潰す気か」(マーシャル)

この試合にて、22歳の倉田は、14戦8勝(5KO)5敗1分となり。17歳の龍翔は、5戦4勝(1KO)1敗となり。

プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R 井上咲也(K-1ジム大宮チームレオン) 上垣内(うえがいと)一成(月心会ラスカルジム)

上垣内判定勝ち。

試合は、サウスポーの井上が左ストレートボディを当てれば、上垣内がヒザ蹴りボディにて攻め返し。ラウンド中に攻守が変わるなど、ポイント振りが難しい内容。その中、意外に上垣内にポイントが集まる。ただし、上垣内は相手にのしかかりヒザを蹴っていたがレフェリーは注意せず。最近ヒザ蹴り裁定に甘い人がいないか。

この試合にて、27歳の上垣内は、2戦1勝1敗となり。24歳の井上は、8戦4勝(1KO)3敗1分となり。

プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R 嶋拓実(K-1 GYM横浜infinity) 龍生(ALONZA ABLAZE)

龍生2RKO勝ち。

龍生は、前日計量にて1・35kgオーバー。龍生は、初回減点2スタート、ファイトマネー30%減額。グローブハンデあり。龍生10オンス、嶋8オンス。

試合は、オーソドックスの嶋とサウスポーの龍生が、似た体型、金髪にて、同じく左右フックを入れ合う戦法。やや嶋が良いくらいかなで推移していたが、2Rに龍生が左ストレートをねじ込み、嶋を前のめりに失神させるダウン奪取。嶋は立ち上がれず担架送りへ。龍生は頭を下げていたが後味が悪い勝利。

この試合にて、23歳の龍生は、7戦3勝(1KO)4敗となり。29歳の嶋は、6戦2勝(1KO)4敗となり。

プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R 瀧山悠斗(ウィラサクレック・フェアテックス西川口) 遼/Ryo(JANJIRA GYM)

瀧山2RKO勝ち。

試合は、珍しいJANJIRA GYMより参戦のサウスポーの遼/Ryoだったが、手が中々出せず。その中、積極的に攻めて行ったのは瀧山。初回、並びに2R、瀧山は右ハイにてそれぞれ1ダウンずつ奪取。特に2Rの右ハイの当たりは、顔を正面からガッチリととらえた強烈なものだった。

この試合にて、18歳の瀧山は、3戦2勝(1KO)1敗となり。25歳の遼/Ryoは、5戦3勝(1KO)2敗となり。