PURE BIOKEYZ presents KNOCK OUT 2024 vol.1 24年2月25日(日)後楽園ホール

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目次

ギャラリー戦線異状なし

拓真&中谷、ありました。本日のKNOCK OUT興行、東西にスクリーンを配置。北側にはなし。新しい!

KNOCK OUTの新しい試みは続く。選手入場式あり。選手は南側席上段より階段を降りて来て、そのまま東西席の脇より控え室方向へと消えて行く。ラスト3試合の選手のみがリング上に上がる形。

出た! これが噂の「キック山口君と武田君」か。

本日の興行

本日の興行は、21時15分終了。龍聖VS川上叶、新田宗一朗VS優翔という2試合が、龍聖&新田のインフルエンザにより中止。これにてずいぶんと早く終わるだろうと思われたが、そんなことはなし。第1試合でのローブロー騒動が大きかったが、5回戦試合は2試合分とカウントしておいた方が良さそうだ。

客入りは、9割くらいか。メイン消滅にて払い戻し措置もなされたようだが、客自体はいた。しかし、それ以上に客の帰り方が激しい。いくら繰り上がりメインが外国人選手同士とはいえ、それはないんじゃないという消え方。西側席などガラガラになってしまった。客入りと同時に途中帰路率も、興行評価には大きいなぁ。

当日券は、20500円、10500円、6500円席は売り切れ、8500円、立見4000円席はあり。払い戻しのチケットは、どのくらいあったのだろうなぁ。

羽黒慈夢VS小森玲哉について

この試合の小森が放ったローブロー、いくら故意ではないとはいえ、負傷判定で勝ちがついたことには違和感あり。ローブローで減点になるケースとの違いを知りたく思った。(後に減点1が入り、試合結果はドローに変更)

この日、クロスポイント大泉勢はローブローで負けがついたり、勝ったのにウエイトオーバーだったりと色々あり。余計なことながら、たとえ100グラムといえどもオーバーした側の柿﨑瑠が、勝ってコーナーポストに駆け上がったのは相手に対して失礼なのではと思った。

また、どなたかも書いていたが、この日のレフェリングでは、REDルールでのブレイクが早過ぎではないかと思った。あれではヒザの応酬にならないと思う。腕を差し合い、組み合いを制し、ヒザを入れるためのセッティングの時間は必要で、もう少し選手を泳がせて動きを見きわめてからブレイクでもいいはず。

マルコス・リオスVSデンサヤーム・ウィラサクレックについて

バズーカ巧樹戦にて巧みなムエタイ殺法を見せたリオスだが、相手がデンサヤームだと、こんな子ども扱いされるのかと唖然。組める安心感があるとデンサヤームはこうも自信に満ちあふれるとは。というよりK-1ルールをやらせる意味とは?

良太郎VS健太について

木村氏は、健太選手が「116戦目」ということに驚き。他にも私のツイートを見て驚いている人もいたが、うっかりすると健太選手が100戦をとうに越えていることを知らない人がいる。また、良太郎選手の戦績は「35戦15勝(5KO)15敗5分」となり「5の倍数の法則」やぁ。

KNOCK OUTは、コーナーポストにモンコンをかけておいていい系団体

そういえば、後楽園ホールのカップを再利用しているツイートがあったので、木村先輩にビール等2杯飲んでもらいカップをゲット。ただし、「格闘技の聖地」と自ら言っちゃうのは、笑点ファンと競技ダンスファンに怒られないかな?

今興行のチケットは、木村氏を通じて大谷選手より購入。しかし、しばらくしてから良太郎VS健太戦が決まり困った。パンラヤーも「行きたい」となり、こちらは健太選手より購入。最早我が家は、2選手からそれぞれ買い当日は別行動。大谷選手も健太選手も、それぞれハジ席を用意いただきあざっす。

席比率

【席比率】2024年、大谷翔司チケット、ハジ席。26興行中、21ハジ席(81%)、4空き席(15%)、1中席(4%)。4975→4983(-02,+10)。

「今日サーバルさんに会えたっっ。わぁーい。木村大先生のおかげだわっ」(ヒロポン!!)

第9試合 RED スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R) マルコス・リオス(アルゼンチン/ISKAムエタイ&WBCムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級王者、WKF・BOSCH TOUR・SUPER 8インターナショナル同級王者、WKF南米&アルゼンチン同級王者) デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1 JAPANスーパーウェルター級王者)

デンサヤーム2RTKO勝ち。

試合は、長身サウスポーのデンサヤームのテクニックに、バズーカ戦ではあれだけうまく見えたリオスがスーメダイ状態。デンサヤームは左ミドルからの組みヒザ、そこからの七色のこかしがうまいうまい。2Rには、垂直に振り下ろしたヒジ打ちにてリオスの額のカットに成功。この傷の悪化にてストップとなり。

この試合にて、21歳のデンサヤームは、113戦83勝(9KO)27敗3分となり。24歳のリオスは、74戦70勝(41KO)4敗となり。

第8試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級(70kg)暫定王座決定戦 3分5R(延長1R) 津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム) MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元M-1日本同級王者、元WPMF日本ウェルター級王者)

津崎判定勝ち。新暫定王者に。

初回、右ストレートにてMASATOをぐらつかせた津崎だったが、そこから停滞。MASATOもダメージまでは与えられていないも、右ハイ、右バックヒジなどで見映えは良し。しかし、4RよりはMASATOが停滞。疲弊なのか津崎のワンツー、組みヒザに絡め取られ出す。判定は2ー1と割れ津崎に出た。

この試合にて、39歳の津崎は、28戦13勝(4KO)13敗2分となり。31歳のMASATOは、20戦11勝(5KO)8敗1分となり。

第7試合 BLACK 59kg契約 3分3R(延長1R) 久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者・元REDスーパーフェザー級(60kg)王者) チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP/武林新一代フェザー級トーナメント2021優勝)

チュームーシーフー判定勝ち。

サウスポー同士。試合は、スタートからチュームーシーフーのプレッシャーに、久井のアウトボクシングが効いていない印象。久井がワンツーをもらい出す姿に「龍聖の時、こんなに強かったっけ?」という感じ。短期間に、強いモチベーションがチュームーシーフーを引き上げてしまったか。

その中2R、チュームーシーフーは、左ストレートからの右フックにて、久井を棒状にさせる痛烈なダウン奪取。久井は立ったが、やらせない方がよく見えたが…。3R、ここは久井がよく捨て身の左右フックにて打ち合い試合終了へ。結果的には判定まで行ったが、取り返しがつかないダウンなどなくて良かった。

この試合にて、22歳のチュームーシーフーは、31戦26勝(9KO)5敗となり。18歳の久井は、10戦8勝(3KO)2敗となり。

第6試合 RED スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R) 良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI/元KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者、元REBELS-REDライト級王者) 健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者、元NJKFウェルター級&スーパーウェルター級王者、元Krushスーパー・ウェルター級王者)

健太判定勝ち。

試合は、長身の良太郎に対して、健太のうまさが炸裂。2R、健太はローをさばきつつ、良太郎を引き込みながらの右ストレートカウンターにて1ダウン奪取。これはうまかった。3R、ここは久しぶりに健太が組みを見せる中、左ヒジを縦、横と折り込みつつコントロール。健太の組みヒザ・ヒジをもっと見たいぞ。

この試合にて、36歳の健太は、116戦66勝(21KO)43敗7分となり。35歳の良太郎は、35戦15勝(5KO)15敗5分となり。

第5試合 BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R) 渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者) 漁鬼(SHINE沖縄/TENKAICHI&BEASTウェルター級王者)

漁鬼判定勝ち。

試合は、サウスポーの渡部も、最後まで狂気の打ち合いは続けたが、漁鬼の左右フックのパワーが上回り。漁鬼は、2Rに左フックにて渡部の腰を落とさせた他、3Rの最後の最後に左フックにて渡部より1ダウン奪取。渡部も2Rより左奥足ローを集め、若手に負けずデッドヒートを続けたが、まくれず。

この試合にて、27歳の漁鬼は、12戦7勝(2KO)4敗1分となり。36歳の渡部は、56戦24勝(13KO)30敗2分となり。

第4試合 BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R) 中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者) 小田尋久(じんく)(TEAM3K)

小田延長R判定勝ち。

試合は、本戦3Rは、両者ドッタンバッタンを繰り返す内、中島が疲弊。特に3Rは、組みつくことしか出来ない中島に再三注意が入る。しかし、採点は何と三者三様のドローへ。29ー29のイーブンはまだしも、29ー28にて中島の勝ちにしたスコアはどうだろう。いくらなんでも勝ちはないでしょ。

延長R、ここはより小田が有利かと思うも、3Rほど前には出られず。逆に中島とのもみ合いにて、小田にスリップ多発。さらには、単発ながら中島の右アッパーなどが当たり、延長R単体ならば中島に出てもおかしくなったが小田の3ー0。海人VSペットモラコット的本戦振り返り採点が今流行りなのか。

この試合にて、21歳の小田は、7戦6勝(3KO)1敗となり。35歳の中島は、49戦31勝(19KO)18敗となり。

第3試合 BLACK 63kg契約 3分3R(延長1R) 大谷翔司(スクランブル渋谷/元INNOVATIONライト級王者) キム・ウスン(韓国/仁川ムビジム/2023年K-COMBATアジアトーナメント優勝)

大谷初回終了TKO勝ち。

初回、いつになく力みのない左ジャブ連射にてスタートした大谷。そこから右カーフ、ワンツー、強烈な右テンカオへ。キムは右カーフが効き出しており、腹も苦しかった様子。ただし、これからという時に、インターバル中、キム陣営よりタオル投入。残念だがニュー大谷の真価は次戦となるか。

この試合にて、33歳の大谷は、32戦20勝(11KO)9敗3分となり。23歳のキムは、23戦20勝(12KO)2敗1分となり。

第2試合 BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R) 柿﨑瑠(クロスポイント大泉) タネ♡ヨシキ(直心会)

柿﨑2RTKO勝ち。

柿﨑は、前日計量にて100グラムオーバー。柿﨑は1Rに減点1あり。グローブハンデあり、タネ6オンス、柿﨑8オンス使用。

試合は、サウスポーのタネも、時折左ハイ、右フックという1発のパワーを見せつけ。しかし2R、柿﨑の右ストレートにつかまり、タネは3ダウンあり。3ダウン目は、ダウン後に左フックを受けたタネは不満そうだったが、流れ的にダウン認定でも仕方なかったか。柿﨑がちゃんとウエイトを守れていればなとも思った。

この試合にて、18歳の柿﨑は、6戦6勝(3KO)となり。25歳のタネは、23戦10勝(6KO)13敗となり。

第1試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R) 羽黒慈夢(クロスポイント大泉) 小森玲哉(ONE’S GOAL)

小森2R負傷判定勝ち。

試合は、サウスポーの羽黒と、オーソドックスの小森の相性が、あまりにも悪過ぎたのか、小森の右前蹴りが再三のローブローとなり。その度に、苦悶で転げ回る羽黒。再開しては苦悶の繰り返し。

30分以上かかっても2R目が終わっていなかったが、もうさすがに最後の再開という感じでスタートしたが、すぐにまたローブローに苦しむ羽黒。これに試合はストップされ負傷判定へ。しかも苦悶していた羽黒が負けとなる踏んだり蹴ったりぶり。

【追記】羽黒慈夢 vs 小森玲哉 試合結果について

本来は警告からの再びのローブローのため減点1となるところがなされておりませんでした。その結果、判定1ー0のドローとなります。

この試合にて、27歳の小森は、7戦6勝(2KO)1分となり。21歳の羽黒は、4戦3勝(3KO)1分となり。

プレリミナリーファイト BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R) 川野龍輝(クロスポイント吉祥寺) 柚子貴(ゆずき)(京都野口GYM)

川野判定勝ち。

試合は、両者蹴りマスのような攻防。細かい左右ローよりミドルへ。ダメージ等、中々差は見えにくい状況だったが、徐々に川野の方がアグレッシブさを意識か。3Rには、川野はワンツー連打、右バックキックなども蹴りに混ぜつつ 試合終了へ。

この試合にて、17歳の川野は、2戦2勝(1KO)となり。17歳の柚子貴は、2戦1勝1敗となり。