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ペーパー戦線異状なし
大阪行かず 今日も今日とて キンカーオ。
ペーパー戦線異状なし。チケットが売れているだけに、入場を待つ列が階段下へ下へと長く続いていた様子。
本日の興行は、21時15分終了。東京ドームは、「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」ということで、やや向こうが早く終了した模様。それなりに外は混んでいたが、水道橋駅では1本満員なのをやり過ごして次の電車に乗れた。
客入りは、9割くらいか。おそらく「最初から最後までお客が席についた状態のまま率」という指数があれば、キック団体ではKNOCK OUTが今はナンバーワンなのだろう。当日券は、20500円、10500円、8500円、6500円席と売り切れ。立ち見4000円席はあり。
龍聖VSファク・スアレスについて
龍聖がKNOCK OUT愛にて団体に残ってくれて、本当に助かっていると思う。K-1グループ、RISEに対抗し得る団体イメージを、鈴木千裕との二枚看板にて持てているし。ブランク明けだが、試合内容もさすが。本人の試合後の喜びようはプレッシャーもあったのだろうな。
バズーカ巧樹VSマルコス・リオスについて。
リオスが鈴木千裕に秒殺KO負けをした際、「すげぇ雑魚を呼んで来たな」のような書き込みを多数見かけた。それを見て「戦績からもそんなわけないだろ」とは思ったが、証明するすべもないので黙っていた。
試合って相手により強く見えたり、弱く見えたりするものなのよね。そこを「深くは見ていない」格闘家を小馬鹿にすることにご熱心な層のファンは知らない。今回、リオスのムエタイテクニックには舌を巻いた。バズーカ相手ゆえに余計実力が際立った。また日本のリングに来て欲しい逸材だ。
ぱんちゃん璃奈 VS ケイスリィ・ヴァンスについて
よくTLにぱんちゃんのボクシングスパなのかマスなのか、かなりガツガツにやり合う動画が流れて来るのだが、実際の試合の方がスマートなボクシングのぱんちゃん。まぁ、色々あったにせよ、実力ある選手であることは間違いないよね。
来年のKNOCK OUT
興行中、来年のKNOCK OUTスケジュールが出たが、確認すると6月23日(日)の代々木第二体育館の裏番組は、Krush後楽園ホール。Krushは1月28日(日)もONEの裏で受難。新生分派とも言える武尊一派とかち合ったり、元盟友の山口元気氏とかち合ったり。仁義なき戦いやぁ。
ただし、この興行バッティングは、多団体化のキックでは避けられないこと。ここ2、3年はNJKF後楽園ホールが受難する印象だったが、2024年はたまたまKrushについて回っている巡り合わせになったのだろう。また、KNOCK OUTもアクロス福岡に進出。九州も本当にキック興行が多くなった。
来年6月23日(日)、代々木第二体育館にて、KNOCK OUTによる大箱出場決定の鈴木千裕マイクあり。中々買えないと話題のRIZINウエハースを持参。3つを客席に投げ入れ。二刀流、RIZINのベルトを獲ったことでスター感が増してるなぁ。
古木誠也VS壱・センチャイジムについて
古木誠也VS壱・センチャイジムについて。代打出場の壱が、BLACKルールにて古木を破るから勝負は分からない。古木の右ハイ、右ローは確かにいい蹴りだったし、「実は蹴りの方が得意」と言うだけはある。壱もパンチ技術が伸びていた。選手の成長もあるので、単純にどちらが勝つとは言えない。
三上ヘンリー大智VSパトリック・ケンソンについて
三上ヘンリー大智VSパトリック・ケンソンについて。UNLIMITEDルールとして行われた一戦だが、両者に実力差があり、ルールの面白さをアピールするまでの試合にはならずか。また、三上はクルーザー級(90kg)ということで、相手探しが大変そう。ただ「港太郎、最後の弟子」にはおおいに乗れる。MA魂は死なずか。
柿﨑瑠VS井ノ本航希について
柿﨑瑠VS井ノ本航希について。この試合、柿﨑の左ハイが当たった音がすごく、ゴギッという鈍い音が後楽園ホールに響き渡っていた。私は瞬間、モーリス・スミスVSケビン・ローズイヤー戦を思い出していた。あの試合のスミスの右ハイは、バチーンというビンタみたいな音だったけれど。
今回の座席
Krushは年間チケットで南側席固定だし、KNOCK OUTも選手に頼むと南側席が常だったのだが、今回は珍しく西側席。中通路にいるアルバイト君の検問を通過し、フロアの方まで回り込めた。(プロレス団体並びに、キック団体ではKrushとKNOCK OUTのみ、この東西北席に行くための検問がある)
席につくと、リングサイドにいたゴング打ち&タイムキーパーの細田さんが見えたので手を振り挨拶。すると細田さんはわざわざ席より立ち上がり、私の席まで来てくれて、しょーもない格闘技ネタ話で楽しい時間が過ごせました。この中通路チェック係、バイト時代死ぬほどやったな。
メインを締めた龍聖は試合後、「KNOCK OUTとK-1の合同大会」を提案。一夜明け会見にて、山口元気氏も「フェスのような形ですかね」と発言したとのこと。KNOCK OUTもK-1も頭に「K」のつく団体。はっ、イベント名は「K’FESTA」なんてどうだろう。
コーナーポストにモンコン
KNOCK OUTは、コーナーポストにモンコンをかけておいていい系団体。
【席比率】2023年、森岡悠樹チケット、ハジ席。178興行中、130ハジ席(73%)、42空き席(24%)、6中席(3%)。4764→4765(-01,+02)。